2021年12月01日

【日本の活力を再生する】学びをつくりなおす企業2

みなさん、こんにちは!
前回記事で集団再生⇒学び再生の切り口から
企業(生産体)が起点となってつくる学校を紹介しました。
今回は、その続編になります。

新たな学びづくりの切り口が
①社会課題や仕事課題に力点を置いた学び、と、
②本能育成の土台づくりに力点を置いた学びの2つがあると前回記事でお伝えしましたね。

画像引用元:https://resemom.jp/article/2019/10/31/53149.html

今回は、②の学びを紹介していきます!

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軽井沢風越学園】※設立者:本城慎之介(楽天創業メンバー)

≪どんな子どもにも幸せな子ども時代を過ごしてほしい。遊びが学びへとつながっていく、この人間の自然な育ちを大切にした学校をつくりたい。そうした思いをベースに私たちは、3歳から15歳までが一つの校舎で学ぶ≫

≪本気で手間をかけて「つくる」ことに没頭し、ときには不安や不安定さを味わいながら「つくる」ことに挑戦していきます。≫

≪幼稚園と義務教育学校からなる12年間の幼小中混在校(注1)です。カリキュラム上は、幼稚園年少から小学2年生までを<前期>、小学3年生から中学3年生までを<後期>とします。これは、実体験から抽象的に学び始める時期、探索から探究へと移行する時期、あそびから学びが発展する時期などをイメージして決めました。<前期>は「自分をつくる時期」、<後期>は「自分でつくる時期」と考えています。≫

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学校法人茂来学園大日向小学校】※設立者:中正雄一(株式会社グローバルキッズCOMPANY代表取締役社長)

≪「年齢も 考え方も違う集団の中で協働しお互いに助け合いながら成長すること」「集団の中の誰もが自分らしく生活できるように責任をもって意思決定に参加すること」「自分自身の関心から生まれる問いに基づき自発的に学ぶこと」≫

≪1 自立する・2 共に生きる・3 世界に目を向ける≫

≪「対話・遊び・仕事(学習)・催し」といった、日々の暮らしの中で行われている営みを学校の中にも自然な形で取り入れて、理想の共同体を学校の中につくることを目指します。子どもたちは、現実にある本物に触れることを通して、私たちは社会の一員であるということを実感し、世界で起きていることに責任を持って関わるようになります。≫

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上記の学校に共通しているのは、
“幼少期からの毎日の遊び”
“常に現実の課題に向かう地に足の着いたカリキュラム”
“学年を超えた子どもどうしの生活”。

なぜ、これらが可能性なのか?

そもそも、学びとは常に関心・欠乏ありきのもの。
成功も失敗も、「~してみたい」「~したい」の関心・欠乏が生まれているかどうか?
どれだけ広げられるか?どれだけ深められるか?

「遊びをもっと楽しみたい?」「課題解決するにはどうする?」
毎日の遊び・現実課題、これらを通して本能からの関心・欠乏を解放させる。
本能育成の土台づくりは、あらゆる学びの根幹でもあり、活力ある子どもたちの育成にとって、決して欠かせないものではないでしょうか。

 

【企業が0(ゼロ)からつくりなおす学び】

「教育は学校がおこなう」「学びは学校がつくるもの」

いったい、誰がそう決めたのでしょうか?
やる気も元気もない今の子どもたちを見れば、
“(従来の)学校という枠組み”の中であれこれ考えても、
子どもたちの活力再生はいつまでたっても実現不可能
なことは明白。

常に対象と向き合っている、現実と向き合っている「企業」が学びを本気でつくりなおす
これこそが、彼らの活力再生の可能性となっていくでしょう。

List    投稿者 fuji-m | 2021-12-01 | Posted in 17.これからの教育No Comments » 

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