2009年07月25日

7月20日なんでや劇場レポート 闇の支配勢力史3

1、2と闇の支配勢力史を見てきました。
ここでは、現代において彼らがどのように世界に関わってくるのかを見ていきます。
今も影響力を持っているのか、彼らの内どの勢力が力を握っているのか?
まずは、ヨーロッパ系闇の勢力を新旧二つに分けて考えて見ます。
近代以前の「王侯貴族たち」の系譜と近代以後に勢力を急激に伸ばした「金貸し」たち。
①ベネチア勢、②騎士団勢、③バイキング勢、の太古からの財宝を引き継ぐ王侯貴族、つまり中世的概念で言えば「領主」と、彼らの資金を運用する事で莫大な資本を蓄積した④ロスチャイルド系、⑤ロックフェラー系の「金貸し」。
彼ら二者のうち、どっちが強いのか、つまりどっちが金持ちか?
img9d42436fzik5zj.jpg
写真はこちらからお借りしましたhttp://plaza.rakuten.co.jp/nacky046/diary/200803230000/
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●まず、彼らの財産とはどこから生まれてきたか?を考えて見ましょう。
「王侯貴族」の原資は基本的に掠奪と交易(騙し)から生まれています。歴史を振り返れば、
ローマ帝国が蓄積した財産の全てを引き継ぎ、イスラムの財宝を十字軍が奪い、中南米の帝国の金銀財宝を根こそぎ掠奪し、 インド・中国の帝国が蓄積した財宝の殆どを奪い去った。
・・・すごいでしょ、改めて振り返れば。
どこに、そんな財宝が眠っているのかと思いますが、ヨーロッパの奥深くに蓄積されているのですね。
無くなったりしないのですから。(何だか、ヨーロッパって、真っ黒ですね。ヨーロッパは今でも貴族社会であり、財宝が継承されることが許されるのです。)→るいネットhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=211216
「金貸し」の原資は何か?これは王侯貴族の財産が原資ですね。近代、つまり産業革命以降の時代に
金貸しが登場し、王侯貴族の財産の運用を任されます。
それまで、商業資本の形でしかなかったものが工業資本となり、数倍に膨れ上がるのです。
(つまり、王侯貴族たちの財宝が在ったからこそ、産業革命が起こった!とも言えます)
現代はこれが金融資本となり、さらに何倍にもなっています。(これも騙し)
改めて見れば、世界の富とは掠奪と騙しでしか発生しないんですね。
さて、歴史の中でしこたま財産を蓄えてきた王侯貴族たちと、近代化以降倍々ゲームでその資本を増やした金貸しども、どっちが金持ちか?
彼らの原資には明らかに異なる性格があります。
大きく分けると、王侯貴族の財産はストック。金貸しのものはフロー。ストックはフロー上に出てきません。
彼らの所有する広大な土地や城や宝石は世界のGDPには表されません。
同一の貨幣価値で比較できるデータが無いのです。
(世界を把握するのに必要な莫大な量のストックは現在の経済学には表れない。全く経済学が役に立たない証左でもあります。)
しかし、ストックはずっとストックされ、金利・土地代を生み出しますが、フローは常に消費を伴います。
表に表れるフローの金額とウラでしか把握されないストックの金額では、裏の方が大きいのではないか?
歴史的に積み重なった領主たちの財産の方が、ここ200年の成金たちの財産より大きいのではないか?
(例えば、モナコなどの小国がヨーロッパで成立しうるのは、王侯の「領土」という意味ではないか?)
ベンジャミンフルフォード氏は3桁違うと仰っています。
3桁は大げさかもしれません。
それにここ数十年、特に戦後は金貸しが主導権を握っていたかもしれません。フローの資本の膨れ上がり方が尋常ではありませんでしたから。
しかし、このバブルとその崩壊の繰り返しに金貸したちは資産を投機に廻し、資産=力の源泉を失ってきました。アメリカの桁違いの企業破綻を見れば判ります。
そして、明らかに「領主」たちが反撃に出て、「金貸し」を押さえ込んだ流れが見て取れます。
金貸しの支配する銀行の原資は領主から出ています。すでに青息吐息の銀行で、領主たちが資金を引き上げると言ったら金貸したちは言う事を聞くしかありません。
金貸しの総本山FRBは2兆ドルの枠が嵌められました。→前回なんで屋劇場http://blog.trend-review.net/blog/2009/07/001229.html
世界の奥の院、ヨーロッパ王侯貴族たちが200年の眠りから覚め、主導権を握り始めた!
さあ、これからの世界はどうなる?アメリカのドル・国債暴落はあるのか?
まず、領主と金貸しの関係です。
13兆米国債事件で表に出てきた超高額ドル札ですが、これは戦後、世界の金をアメリカに集めた時に発行した領主向けの預り証であると推測されます。→前回なんでや劇場http://blog.trend-review.net/blog/2009/07/001230.html
そうして金を集めておいて、ニクソンが金とドルの交換を停止を宣言しました。
これは領主たちにしてみればアメリカ金貸しの裏切りです。おそらくいつか反撃に出るつもりだったと思います。
それが、今回なのです。彼ら誇り高きエリートが金貸したちを許す訳はありません。所詮、彼らからすれば成金でしょう。必ず叩き潰すことになるでしょう。
つまり、アメリカドル・国債は必ず暴落する!
ヨーロッパ系闇の勢力以外に世界には⑥イスラム王族系、⑦中国秘密結社系の勢力があると言われています。
で、今の動きですが、どうやら、⑦中国秘密結社系はすでに①②③王侯貴族たちと結んだ動きがあります。
残る⑥イスラム系王族たちですが、将来的にはやはり①②③と手を結ぶと思われます。現在は石油販売を支配する⑤ロックフェラーとの関係で様子を見ていますが、資源は売る立場より、持つ立場の方が圧倒的に強くなるはずです。
加えて王侯という親和性があります。間違いなく、領主たちと手を結ぶでしょう。
では、金貸しが没落し、アメリカの世界支配が崩壊した後、彼らはどのような見通しでいるのか?
おそらく、これまでの流れを見ると、
1、一旦は世界支配を引っ込める
2、先進国の市場拡大はもう無理→BRICSなど中進国に期待する→多極化するしかない
3、ドル基軸通貨体制崩壊→バスケット通貨体制の構築
となるのでは無いかと予測されます。
●彼らはもう世界支配を諦めるのでしょうか?
ここで彼らの志向性を振り返って見てみます。
ヨーロッパ系支配層はその出自が地中海だったり、バイキングだったり、ユダヤだったりと民族的には様々です。
しかし、その結社、フリーメイソン、イルミナティー、300人委員会、ローマクラブ、あるいはデビットと見たときに、そこに表れる匂いは不思議と共通しています。
我々から見れば鼻につくエリート志向
一握りのエリートが愚民たる大衆を支配し導く世界政府の樹立、共産社会。地球は有限であり、膨れ上がる人口を養うキャパシティーは無いのだから、無駄飯食いの愚民と有色人種を排除するしかない。と考えていることです。
ローマクラブの1972年石油枯渇説と昨今のCO2温暖化説は不思議とその構造が似通っています。
どちらも地球が有限であることが強調され、彼らのプロパガンダで世界は騙され、彼らに金を巻き上げられる事になっています。
彼らが世界支配を諦めることはありません。今までもそれなりに支配してきたのですから。
今は中国やイスラムと手を組んでも、成金金貸しを駆逐したら、絶対優位の立場を築く組み立てをしているはずです。
しかし、彼らの支配が未来も絶対かどうかは確実ではないと思います。
例えば、今後もBRICSなどが成長できるとは思えません。バブルを経験し、理解しているつもりでも、市場社会の終焉を本当に理解しているか怪しいと思われます。
結局私権パラダイムの中の思考でしょうから。
こんな世界で日本は何が出来るのか?これからもなんでや劇場で追求していきましょう。

List    投稿者 hihi | 2009-07-25 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造9 Comments » 

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コメント9件

 よく考えよう | 2009.11.27 21:02

国民の痛みを和らげるには

全ての業界で値崩れを起している日本に菅副総理は「デフレ」宣言をした。多くの企業で冬のボーナスは大幅減額となり、少々の値下げでは消費は帰って来ないようだ。楽…

 !うにまろ!日記 | 2009.11.27 23:00

追加1自民、起死回生のチャンスを生かすことが可能か?

まず無理だなw
民主がくれたチャンスをも活かせない自民w
でも、これができなきゃ自民は「やはり売国党だった!」と宣告するようなもんだよなぁ、辛いよな自民♪…

 タイキ | 2009.11.27 23:50

こんばんわ^^
2回目の投稿です。
もしかしての話なんですが、理解できなくてもいいです。「上から目線じゃないですよ」
人類を苦しめているのは、存在するけど、姿を見せない
外来生物宇宙人=墜落の神ではないのかと思います。
どこかのサイトで、信憑性高い内容でしかも
衝撃的すぎて怖く感じました。
良い宇宙人と悪い宇宙人というサイトです。
よかったら見てください。

 ようこそイサオプロダクトワールドへisao-pw | 2009.11.28 13:54

★緊急提言/普天間移設に妙案有り!

★緊急提言/普天間移設に妙案有り!画像はクリックで拡大します。普天間問題/三方一

 匿名 | 2009.11.28 21:26

リンク先の文章でこんなのありました。
「また、異なった政治団体が共通の敵に対処するために団結して一つになるような現象である。」
まさか中国と日本・・・下の記事読むとやめてくれという心境です。
いなんな検索 – 小沢訪中団 鳩山
http://inanna-search.net/index.php?sword=%8F%AC%91%F2%96K%92%86%92c%81%40%94%B5%8ER&cmd=search&cat=link&page=1&sbmt=%8C%9F%8D%F5

 ふしぶじゑ日記 | 2009.11.30 1:11

しかし誰が味方で誰が敵なのかよーわからん展開 w=ウイークリー日記-2009/11/17~11/23

11月17日
●──財務省主導しかも目先のゼニ勘定しか見ない市場原理主義に染まった事業仕分けに「NO!」の声を! 文科省“反論”募集HP http://…

 ななし | 2009.12.01 0:55

コメントを入力してください
う~ん、中国と日本が団結すれば強力なタッグになるでしょうけど、中国は今の状態が居心地が良いですからね~。
追い込まれてるのは日本だけですから。
敢えてリスクを冒すとは私には思えませんね。
今の日本の状態が自国の将来の姿だと理解はしてるんでしょうけど。
かつての日本の高度成長期と同じですからね、今の中国は。
と言うか、そのモデル自体が戦後の日本と西独の成長モデルをそっくり中国に当てはめたものですからね。

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