2008年02月22日

知ってるようで知らない、アメリカ大統領選挙の仕組み

「ヒラリーVSオバマ」で盛り上がっている?アメリカ大統領選ですが、
この選挙の仕組み自体、どうなってるのかは意外に知られてないようです。
とゆうわけで、今日は「アメリカ大統領選の仕組み」について調べてみることにしました。
実は知りたかったんだよな~
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ありがとうございます。では行ってみましょう。
(画像はオールアバウトジャパンさんからお借りしました。2004年のフローです。)
1.予備選挙・党員集会(1~6月)⇒代議員を選出
アメリカは二大政党制なので、共和党・民主党それぞれが各州で行う予備選挙・党員集会を通じて、まず党の代表を選出します。
が、直接選挙ではなく、間接選挙なのが注目すべき点です。
この段階では有権者の投票によって、ある候補を推す「代議員」を選出します。今行なわれているのがこれですね。
  ポイント
・有権者選挙による予備選挙と地域党員の合議による党員集会に分かれる。
・各州ごとに、それぞれの候補を推す代議員が選び出される。
2.全国党大会(7~8月)⇒代議員が各党の候補者を選出
代議員を選出した時点で、すでに結果は見えているので、この段階は儀式に過ぎないようです。
  ポイント
・予備選挙と党員集会によって選出された代議員の投票によって両党それぞれの大統領候補が決定される。
・予備選挙・党員集会で結論は見えているため、共和・民主両党がそれぞれの結束を図る意味での「セレモニー」
3.本選挙(11月)⇒「大統領選挙人」を選ぶ間接選挙
ある意味本番
またも間接選挙です。
毎回、疑惑が巻き起こるのもここですね。
  ポイント
各州ごとに共和・民主がそれぞれ掲げる候補者に対して有権者が投票
(州に割り当てられる選挙人の数は3人~55人と差がある。)
・その州で1票でも多く票を獲得した党(の候補者)がその州すべての選挙人を独占
・つまり55人の州なら55人すべてゲットできる「勝者総取り」方式
(2000年の選挙で総得票数の低いブッシュが、ゴアを破ることができた原因)
・2004年の選挙では不正が横行していたという説もあり。
4.選挙人投票(12月)⇒形式的なもの
  ポイント
・とくにありません
5.大統領宣誓式(1月)⇒新政権スタート
  ポイント
・前政権の閣僚はもちろん、大使や官僚まですべてが入れ替わり、全く新しい政府が誕生 😈
特に「3.本選挙」あたりには、恣意的操作ができる仕組みになっているようです。
またも、何かが起きるのか?
今回のフローを頭にいれ、各フェイズの動きを見ていきたいと思います。

List    投稿者 ohmori | 2008-02-22 | Posted in 03.アメリカの支配勢力と支配構造2 Comments » 

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コメント2件

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