2020年05月14日

過剰な「清潔志向」「消毒思考」が、人間本来の免疫力や回復力を失わせる

コロナウィルスに対する過剰なまでの「清潔志向」が、逆に健康を害する事への危険性が注目されています。
行き過ぎた「清潔志向」「消毒思考」はかえって人間本来の免疫力や回復力をも失いかねない結果となる。
普段から人間を守ったり体調を整えたりする「常在菌」や、環境を支える微生物も死滅させる結果になります。

 以下、こうした問題に対する事象や警鐘について、いくつかのサイトから抜粋する形で紹介したいと思います。

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「FNN PRIME」さんリンク
【「肺に白い影」医師も驚愕…原因はまさかの“過剰コロナ対策”】

・中国河南省鄭州の病院に女性2人がめまいや脱力感などを訴え入院。CTスキャンによる検査を行ったところ、患者の肺からすりガラス状の白い影が見つかった。
それはまさに新型コロナ肺炎の特徴と一致するものだった。しかしCT写真の白い影は新型コロナ肺炎のそれとよく似ているものの、過去の接触歴、症状、血液検査いずれも新型コロナ肺炎のものとは合致せず、医師らを悩ませた。
医師がさらに詳しく事情を聞いたところ、実は患者は新型コロナウイルスを恐れ、毎日「84消毒液」という消毒剤を使って家じゅうを消毒していたことが判明した。

中国当局は「84消毒液」について「説明書では100倍に希釈するよう求めている。医師が患者に希釈の割合を聞いたところ、よく知らず、少し水を入れて高濃度のまま使用を続けていたことがわかった。「消毒の後、窓を開けて換気することも知らなかった」

2人の女性は長時間にわたり高濃度の「84消毒液」を吸い込んだことによる“アレルギー性肺胞炎”との診断を下された。

 

 「IN Deep」さんリンク
【航空機による空中からの大規模な消毒活動 スペイン軍事緊急ユニットがスペイン国土の隅々まで消毒する】

 軍事緊急ユニット(UME)の兵士たちは、スペインのさまざまな都市に展開、
3月15日に消毒活動を開始して以来、空港や駅、あるいは行政施設や養護施設まで、あらゆる種類のスペースを消毒するという使命を遂行。これからは「空中からの散布も始める」という。

「全身の常在菌がウイルスから私たちを守っている」ことは医学的にも真実であり、過剰な手の殺菌などは、ウイルスや病原体バクテリアに感染する危険を増加させる。
そもそも、スペインで行われているような屋外での殺菌作業が、「実際に屋外のウイルスを殺すのかどうか」は、実は科学の世界ではよくわかっていない。
それが物の表面でウイルスを殺すかどうか、あるいは、それが空中のウイルスを殺すかどうかは不明。科学的に有効性がわかっていないことを、なぜか大規模に行う。
ただし、これらの消毒剤は、ウイルスに有効かどうかわからなくても、「バクテリアは確実に殺す」。
ということは、スペインの完全な消毒活動は 1ヶ月以上続いているわけで、現在、
「スペインの自然環境体系と、スペイン人の健康は、信じられないほど毀損している」
と考えられる。

 


「NEWSポストセブン」さんリンク
【新型コロナ「過剰対策」が招く別のリスク アルコール消毒も】

 新型コロナウィルスの感染を防ごうと、どこもかしこもマスクを着けた人ばかり。

手洗いうがいに加え、アルコール消毒も徹底し、日本中がコロナ対策に躍起になっているが、これらの行為について、「一歩間違えると別の病気リスクが発生する」と警鐘を鳴らすのが、感染症に詳しい秋津医院院長・秋津壽男氏である。

 「たとえばうがい薬の使いすぎによる、免疫力の低下です。口腔内や喉にはウイルスや細菌と戦ってくれる善玉の常在菌がいますが、ヨード系のうがい薬は殺菌効果が高く、善玉の常在菌まで殺してしまう。これにより、かえって免疫力が下がり、風邪などにかかりやすくなる可能性があります。ウイルス対策のためのうがいは、口腔内の乾燥を防ぐことが目的なので、実際には水で十分なのです」(秋津医師。以下同)

 アルコール消毒のやりすぎも同様だ。
「殺菌効果は確かにありますが、手の脂分まで取れてしまうため、皮膚がカサカサになり、手肌が荒れたり、ひび割れを起こしやすくなる。その傷口から雑菌が入り、化膿してしまうことがあります。
 また、アルコール消毒だけでは、死んだウイルスが付着したままになる。流水で入念に手を洗うほうが、汚れと一緒にウイルスも洗い落とせるので、洗浄効果は高いといえます。まず流水で手を流し、ペーパータオルで拭いて、最後に少量のアルコールで手を揉むようにする。これが理想的です」(同前)

  ウイルス対策で病気になっては、元も子もない。

 

List    投稿者 nihon | 2020-05-14 | Posted in 05.染脳国家日本No Comments » 

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