2015年01月06日

日本の政治家に足りないこと1位は?~当事者が国家統合を担う参勤交代の可能性~

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画像はコチラからお借りしました。

先日、2年ぶりに衆議院議員選挙が行われました。結果としては自民党が政権を握ったワケですが、廻りの声を聞くと「投票したい政治家がいない」というのが良く聞こえてきます。では、みんなはどんな政治家を求めているのでしょうか?
 今回は、「日本の政治家に足りないと思うこと」を、20~30代の働く男性200人にアンケート調査結果と今後の日本の政治について可能性追求をしてみたいと思います。

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以下、R25より
〈日本の政治家に「足りない」と思うことTOP10〉
(1~3位を選択してもらい、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。協力/アイリサーチ)
1位 庶民感覚 180pt
2位 お金(家計)で苦労した経験 170 pt
3位 私利私欲に走らない清廉さ 146pt
4位 実行力/行動力 115pt
5位 会社勤めで苦労した経験 101pt
6位 謙虚さ 84pt
6位 カリスマ性 84pt
8位 (他人への)思いやり 73pt
9位 将来のビジョンを描き出す力 57pt
10位 戦争の経験 38pt

お金にまつわる感覚のズレがTOP3を占めています。
なぜ政治家と大衆ではこんなにも感覚が異なるのでしょうか?

以下、超国家・超市場論19 もう、傍観者=インテリ統合階級は、要らないより
しかし、学者や文化人やマスコミは、教育や研究や発信を業とする特権階級であり、社会の単なる傍観者に過ぎない。決して現実社会を生きる当事者なのではない。
まして、傍観者に過ぎない特権(知識)階級が供給する情報をひたすら消費してきた読者・観客は、当然のことながらもっとひどい傍観者に成り下がってゆく。事実、昔からインテリとは、何事に対しても傍観者を決め込む、最も腰の重い連中の代名詞である。
だが、何事も批判するしか能がなく、従って何一つ実現できたことがない只の傍観者に、現実社会の真の姿が見える訳が無い。
案の定、彼ら学者や文化人やマスコミは認識を誤り(もともと彼らは現実離れした誤った認識しか持っていなかったが)、その誤った認識を人々に植え続けて、遂に人類滅亡の危険さえ考えられるほどの全面的な閉塞状態に人々を追い込んで終った。当然のことながら、かかる危機状況に至っても、彼らから答え(=新しい認識)が出てくる気配は全くない。

問題は、このように政治家を裏で操る官僚組織に代表される特権階級たちが【傍観者】でいることです。原因が分かってしまえば答えは簡単で、当事者が国家を統合すれば良いのです!既存の枠組みの中では難しいかもしれませんが、決して不可能ではありません。

以下、半専任・半事業の仕組みと本源集団の再生より
万人参加の社会統合機構の一つの形が、この「週1回が社会統合の日」という方法だ。これは、物的生産やサービス業などの必要な生業と平行して、日常的に草の根的な認識形成を中心とした社会統合活動に参加するというもので、インターネットが強力なツールとなる。

一方、社会統合課題の中には、外交や経済の個別の政策推進など、一定の専任期間が必要な課題が残る。これは生業と平行して取り組むことは実態として困難だが、この部分こそ、政治家や官僚の手から万人が担う形にすることが不可欠だ。そのもう一つの万人参加の形態は、一定期間生業から手を離れて統合拠点に活動の場を移す「参勤交代」に近い仕組みになる。

これは、現在の企業や家庭などの生産・生活集団から見れば、人材を一定のサイクルで供出するということだ。生産と生殖・消費を一体化した本源集団の再生は、この仕組みを実現するためにも必要な過程なのだと思う。

いかがでしたか?
これまで見てきたように、「投票したい政治家がいない」というのは傍観者に国家統合を任せられないという気持ちの現われなのでしょう。
もはや他人事と見て見ぬふりをしている場合ではありません。
誰にも任せられなければ、自分たちの生きて行く場を自分たちでつくっていく!そんな世の中にしていきましょう!

List    投稿者 nihon | 2015-01-06 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments » 

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