新型コロナ一色となり混乱と転換へ急速に動いた2020年
新型コロナを皮切りとする1年に及ぶ世界的な混乱は、QEを加速させた。このQEによる穴埋めは、もはや市場経済からほど遠い様相を呈している。経済のシステムが変質したと言っていい。
現経済を何とか生き永らえさせている無制限な国債は、いわば翌年に移行するであろう中央銀行廃止→国家紙幣の事前準備とも言える。
2020年は、市場経済に代わる来るべき世界に向けて、現実が動き出した1年だった。
◆混乱の序章であった2020年
新型コロナ、QEによる穴埋め経済、そしてアメリカ大統領選挙によって浮彫になった国家ぐるみの不正選挙。
これらをさらに混乱させていく皮切りは、アメリカ大統領が確定する1月6日になろう。バイデン当選との報道以降、現在もなお異様な高騰を示している株式市場は、数日後に迫る大統領および副大統領の正式決定の後、民主主義国家の代表であるアメリカの不正選挙の実態が明らかになると共に暴落に向かう。これまでのバブル崩壊を超える暴落となるだろう。これは、勝者がトランプでもバイデンであっても起こる。
株式の大暴落は早ければ2月頃に起こる。株価はその時まで高値を維持する。このドル暴落は、日本の金融危機と大企業の連鎖倒産を引き起こす。日本は財政破綻になる可能性が高いと思われる。つまりは、現社会の秩序が崩壊していくことになる。例えば、ドルが20%下落しただけで300兆円の損失と言われているが、対外資産をもつ、金融機関や政府や企業、個人が300兆円近い損失を抱えることになる。その状態で金融機関が国債売りに入れば、財政は破綻する。そうなると、給付金どころではなくなり、人々の暮らしは極めて苦しい状況になる。これは、海外の話ではなく、この日本における直近の未来だ。
◆人々は思考の解放なくしては生き延びられない
そしてもう一つ、2020年に浮き彫りになったことは、マスコミによる大衆支配が予想以上に酷いということだ。
奥の院→ロスチャによるマスコミ支配が発信する新型コロナの情報に、日本も世界も一気に染まった。大衆の思考力や追求力は、皆無と言っていいくらい、マスコミの情報をそのまま鵜呑みにしている、そんな状態が明らかになった。
年が明ければ、企業の大倒産と大失業が間違いなくやってくる。そして国家紙幣→BIへと経済は全く新しいシステムへと移行する。この過程で日本国内においても一時的ではあるが大きな混乱を迎えるだろう。ここでは政治など何の役にも立たない。これからの混乱とBI後の世界を生き抜いてく力は、我々一人ひとりが獲得していかかければならない。
BIは、お金に支配される社会からの大転換となる。お金第一、お金のためという生き方からの抜本的な転換が突き付けられることになる。簡単に言えば、相手を充足させられるかどうか、である。そのような働き方、生き方への転換なしにBI後の社会では生きては行けなくなるし、誰からも必要とされなくなる。相手を充足させるために考える、追求する、行動する、実現する、という力が必要となる。
いわば、本当の考える力が求められる。日本人が総勢でマスコミを鵜呑みにしているのでは、その獲得はほど遠いが、気付いた者達から思考を解放させ動き出す、そんな時代に入っていくだろう。
2020年も当ブログにアクセスいただき、ありがとうございました。2021年は激震の時代となりそうです。これからも皆さまのお役に立てるよう情勢を深く読み取った事実と、未来を発信していく所存です。よろしくお願いいたします。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2020/12/11017.html/trackback