2018年12月27日

NY株式市場暴落の真犯人 ~既に力関係は完全に逆転~

【世界情勢】最終章開始か?
今回のドル急落は誰が何の目的で仕掛けたのか
の続きです。

25日まで急落が続いた株式市場、一転して昨日NYダウは1000ドル強も上昇。そして本日の日経平均も750円上がった。

中国のアメリカの経済制裁に対する脅しとして中国が仕掛けたとすれば、それに対してアメリカが、中国と何らかの裏約束・手打ちを行った(ex経済制裁を実質やめる)と考えると符合してくる・・・・

★改めて、これまでの出来事を整理すると
・12/3~石油下げ→18ぐらい~急落過程に入っている
・仏マクロン(=ロスチャの手先)のフランスでの暴動
・カルロス・ゴーンの逮捕
・中国のファーウェイ副社長の逮捕
・トランプによる中国への経済制裁発動

重要なのはトランプの対中経済制裁。これによって米国の孤立に拍車、しかし、それを読めなかったわけではないはず。それでも踏み切らずにはいられなかった切迫した理由は?

にほんブログ村 政治ブログへ

それは株・経済・軍事・不正選挙…全てをコンピューターが支配するITの時代=IT戦争で「このままではやられてしまう」という危機感
⇒だから今のうちに手を打て(ex.宇宙軍、ファーウェイ潰し)という意識。

●滅びゆく勢力の意識
しかし、このままでは負ける=現時点では勝ってるという状況認識とは裏腹に、現実は軍事技術でロシアが米を完全に上回っている。 ロシア「超兵器」米圧倒~米上回る軍事科学技術~
さらにITの世界においても、ファーウェイが最も重要な国家機密にアプローチできる技術を獲得したと思われる。
※「このままでは負ける⇒今のうちに手を打て」という意識で負けているということに気づけないのは、滅びゆく勢力の宿命。

●暴落の真犯人
この問題がこの暴落の真犯人を示している。
従来は、市場の世界では金を持っている奴=ロスチャが勝ってきたし、相場観がモノを言った
しかし、現在はIT技術=処理スピードで勝負が決まる
=勝つためにお金はいらなくなった。ロスチャに比べてお金が1/100しかなくても勝てる。
⇒裁定取引(現物買いで価格が少し上昇した瞬間に同じだけ空売りを仕込むということを繰り返し、価格が上昇しきったところで現物売りと空売りを一気に仕込んで価格を暴落させるという手法)

→この間の出来高を押し上げているのは中国の買い=中国による株価上昇と暴落のマッチポンプ
これにより、相手に大損を与えることは出来ないが株価だけが下がっていく
→経済政策で支持を集めるトランプが困る

今回の暴落を仕掛けたのは、中国(ほぼ習近平の単独判断)
ここで引き金を敷いた理由は、習近平が国民の支持を得るための基盤である【経済成長】が米の経済制裁で脅かされたから。

ここで重要なのは、株式市場の構造が「お金が全て」から「技術が全て」へと大転換したということ。
殆どの企業、公的機関が株式に手を出しているから、株式相場が1万円まで暴落すれば、企業の資金に大穴があく=文字通り大恐慌。
中国はいつでも大恐慌を作り出せる力を獲得した。

今回、中国が株式暴落を仕掛けた目的は、トランプに経済制裁をやめさせること。
それが成功したら、この暴落は終わる。(冒頭の手打ちか?)

●中国の市場支配 ~追求力→技術力が金の力を完全に上回った~
中国が先物、金融取引の業界の支配を強めてきている。リンク
>そして今回は株式市場も中国の仕掛けということが分かりました。となると、ロボット・トレーディングによる株式市場も中国が支配しているということになります。今回の大暴落は中国が仕掛けた!

今後、株式市場の主役交代が世界に知れわたるにつれて、石油・金等、全ての主導権がロスチャから奪われ中国に移っていく。=今後の社会・金融情勢は習近平次第
→習近平にとって望ましい方向へと社会を動いていく
=中国の株式価格が上昇し、中国が投機市場を牛耳って市場を支配すること→不況にはならない。

しかし、1年後くらいして、あらゆる金融市場が中国に支配されたら、市場はどうなるか?
→世界中が嫌気がさして、株式や国債など金融市場から足を洗う
=投機市場が消滅して、実体経済への回帰するのではないか?

既に、今、中国の独り相撲で株式暴落が引き起こされているということが、そのことを暗示している。(金融市場から足を洗うというのは、米国ファーストの孤立主義→自給自足との親近性もある)

実体(実力)経済となったら、中国・ロシアは強い。どちらにしても米国の国力は下がっていく。追求力も言語能力も衰弱しきった日本はもっと酷くなる・・・。

 

List    投稿者 nihon | 2018-12-27 | Posted in 09.国際政治情勢の分析No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/12/8409.html/trackback


Comment



Comment