2017年12月21日

管理・独裁国家を目指す日本のお上、乖離を深める集団・民族意識

先回記事、 空洞化し、消滅していく国家 の続きです。
先回、近未来国家が消滅していくのは不可避であるということを示しました。

その潮流の中で、日本はどこに行くのか?
日本の現状(下記)を見ると、お上・日本政府はひたすら強制圧力・管理圧力を強める方向しか考えていないようです。

●強制圧力・管理圧力を強める日本のお上
このがんじがらめ感・・・国や制度への違和感、半端ない。
学校は軍隊をモデルに作られた。その強権体質が、今、子供を潰し始めた。
労基署は働き方を無視する様な取り締まりを行っている 
政府はなぜ休日ばかり増やそうとしているのか?
安倍政権「増税ラッシュ」

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一方で、
公務員給与は4年連続の増
以上の動きは、企業・国民管理を強めつつ、余計なことを考えないように休日を増やし、経済が縮小しても増税ラッシュ、管理に必要な公務員には給与増のアメを与えているということです。

●新勢力が進めている金融崩壊・ドル崩壊には何も考えていない、無策のお上
風雲急を告げる世界情勢で示したように、世界は急変する。近代世界を作ってきた金貸し勢が力を失い、ロシアを中心とする新勢力が新しい枠組みを作ろうとしている。経済の激変が迫っている。金貸し→政府・大企業という枠組みが崩壊しようとしている。
株式・ドル暴落から金本位制の導入へ

本来であれば、ドル資産を事前に売りさばき、ドル離脱を進めるのが筋。しかし異次元緩和・米国債購入、何故かドルを支えることしか考えていない。国内では銀行破たんの先延ばし→アベノミクスバブル。政府・日銀・官僚・経済学者・・・本当にそれしか考えていない。

何故なのか分かる気がする。現在の日本の支配層は大陸から逃げてきた朝鮮人、①身内の利益を最大限にすること、②そのために大国にへつらうこと。・・・・それしか考えていないからだ。その結果として、③それで国民がどうなっても良い。国民に対しては支配意識しかない。
そう考えると、第二時大戦時の天皇の行動を始め、戦後の預金封鎖、原発、アベノミクス、年金を使った株価維持・・・みな同じ思考パターンで繋がってくる。 参考: 天皇は戦争中に何をしていたのか?


●日本の集団・民族意識とお上の不整合感が高まっていく
市場・グローバリズムの行き詰まりが明確になり、社会が閉塞感を高めるにつれて、世界も日本も民族意識・集団意識が高まっている安倍政権や日本会議はその意識潮流を利用して、国家意識を高める方向へ誘導し、それによって強制圧力を正当化している。
しかし、他国の侵略という戦争圧力が封鎖され、強制圧力発の国家と集団意識発の民族意識は決定的にズレを孕むようになる。

集団意識・民族意識は、自分たちの集団を守ることが第一であり、自主管理が基本である。お上は強制圧力によって国家解体につながる集団主義を封鎖・解体し、その発現を拒もうとしているのだ。ここに決定的な断絶がある。日本のお上はますます強制圧力・管理圧力を強めるしか能がない。すると心底ではますます不整合感がたかまっていく。どこかで臨界点に達する。
恐らく、ドル崩壊・経済危機時に無能なお上と強制圧力、集団本能の発現・・・全てが繋がる。

by Hiroshi

 

List    投稿者 nihon | 2017-12-21 | Posted in 04.日本の政治構造No Comments » 

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