2008年11月30日
『EUって、どうなっているの?』4~EU経済基礎データ~
『EUって、どうなっているの?』3~EU設立からユーロ創設へ~
に引き続き、今回はEU加盟国の経済データをグラフ化してみました
その中から、今後の追及における切り口をいくつか発掘してみたいと思います。
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『国際金融機関どうなる?』3.国際金融機関設立の目的(世銀編) ~世界銀行はドルを世界にばら撒く為に作られた~
世界銀行は、1944年7月『ブレトンウッズ会議』において国際収支の危機に際しての短期資金供給を行う国際通貨基金(IMF)と共に設立されました。IMFがドル基軸通貨体制を築き、各国の為替や金利を調整したのに対し、世界銀行は第二次世界大戦後の先進国の復興と発展途上国の開発を目的に、主に社会インフラ建設 など開発プロジェクトごとに長期資金の供給を行いました。日本の新幹線 もこの世界銀行の支援により出来た物です。
本部はワシントンD.C、加盟国は184ヶ国。1946年6月から業務を開始します。世界銀行の最高意思決定機関は総務会。理事会は加盟国を代表する24名の理事で構成。うち5名は日本を含む5大融資国からの任命理事、19名は専任理事。世界銀行の意思決定となる投票権もIMFと同様に、出資金により決まっています。2006年度は米国16.84%、日本8.07%、ドイツ4.6%、フランス、英国はそれぞれ4.41%。
IMFのように拒否権はありませんが、アメリカが大きな決定権を握っており、世界銀行歴代総裁(president)はすべて米国出身者となります。IMFに加盟していない国では、世界銀行は加盟出来ません。
現在、世界銀行は貧困の撲滅に向けて精力的な活動をしていると取られる反面、緑の革命に見られる第3社会からの利益搾取が問題視されています。では、設立当初は一体、どのような目的で設立されたのでしょうか?
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『国際金融機関どうなる?』2.国際金融機関の設立目的は?(IMF編) ~IMFは、ドルを基軸通貨にする為に作られた~
みなさん、こんばんは あさおかGです 😉
『今後、金貸し規制共認が進むのか? それとも金貸しの新たな抜け道を作るのか?』
金融秩序の要 として、最近注目の高い国際金融機関。
今後どのように変化し、どのような役割を担ってゆくのか。
それを考えてゆく『国際金融機関どうなる?』シリーズ
今日は、「2.国際金融機関の設立目的は?(IMF編)」をお送りします
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新世界通貨への動き
去る11月15日にブレトンウッズ2ともいうべきG20サミットが開催されたが、44年のかつてブレトンウッズ会議に比べ、中身のない共同声明に終わった。
しかしながら、この動きは“>「08年ワシントンG20金融サミットは、共認闘争の開始を意味する!」にあるとおり、非常に重要な転換点であることは間違いない。
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社内ネット改革の極意~社内コミュニケーションが上手くいかないのは、何で?~
今日は、11月23日の記事:『指揮系統は集団(共認)破壊の副産物では?』
の社会的な背景や実態を基に考えてみたいと思います。
■社内コミュニケーションを良くするためにどんな工夫をしていますか?
図はビジネスSNSリポートからの引用です。
・社内報(紙媒体)を発行している 24(15.6%)
・社内SNSを使っている 20(13%)
・飲み会や懇親会を頻繁に開く 20(13%)
・何もしなくてもコミュニケーションは問題なし 19(12.3%)
・社内ブログを使っている 17(11%)
・コミュニケーション改善の余地はあるが特に何もしていない 16(10.3%)
・社内報(webまたはイントラネット)を発行している 15(9.7%)
・その他 23(15.1%)
(アンケート実施期間:2007年11月20日~29日 、回答数:154)
■アンケート結果より
・社内コミュニケーションを良くするために、
●社内報やSNSなど何らかのツールを使っている人は49.3%。
●紙媒体以外のツール(SNS、イントラネットなど)を使っている人は33.7%。
約1/3の人が社内ネットを利用しています。
しかし、その実態はどうなっているのでしょう?
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『EUって、どうなっているの?』3~EU設立からユーロ創設へ~
■色の付いている国はEU加盟国です。
そのうち
はユーロ参加国
はユーロ不参加国
はユーロ参加免除国
『EUって、どうなっているの?』1 プロローグ:金融危機で最も危ないのは欧州!
『EUって、どうなっているの?』2 D・ロックフェラーの狙いは「東欧」!?
『EUって、どうなっているの?』シリーズのプロローグを受けて、ここからは本格的に追求に入っていきたいと思います。
大きくはヨーロッパ諸国を以下5つ
①EU加盟国でユーロ参加国(西欧他)
②EU加盟国でユーロ不参加国(東欧)
③EU加盟国でユーロ不参加国(参加免除国:イギリス、デンマーク)
④EU加盟国でユーロ不参加国(東欧以外)
⑤欧州でEU未加盟国(金融に関係の深そうなスイスなど)
に分類した上で、それぞれについて追求していく中で、EUの現状と今後の動向(可能性など)を明らかにしていきたいと思います。
まず今回は、その基礎知識として、EU設立からユーロ創設までの大きな流れをおさえてみようと思います。
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指揮系統は集団(共認)破壊の副産物では?
『るいネット』で「指揮系統を廃止し、全てをネットへ」という提起がなされている。
注目すべき投稿は以下。
「不正・不祥事の続出は、指揮系統の末路の姿」
「みんなの当事者度を上げる仕組みを作ることが体制改革の真髄」
「トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ」
一方で、「指揮系統にはメリットもあるのでは?」という提起もなされている。メリットとして、指揮系統は意思決定のスピードが早い(効率的?)という点が挙げられている。
企業のトラブル・不祥事は日本の生産力低下に直結する問題であり、「日本を守る」という観点でも扱ってみたい。
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ドル覇権の崩壊を目前にして、メディア(マスコミ)に変調の兆し!?
昨日の本郷猛さんの記事『私権の衰弱→アメリカ覇権の終焉とともに、マスコミの共認支配も終わる』を興味深く拝見させて頂きました。
【米ドルによる覇権】【大衆民主主義】【マスメディア】がセットで機能しており、どれか1つでもほころび始めると、同時に他の2つもほころび始めるという認識(可能性)は説得力があり、今後の社会状況・意識潮流を予測する良い足がかりとなります。
先日開催されたG20ではアメリカが矢面に立たされ、サルジコ発言に代表されるように、基軸通貨としてのドルはその威信を失墜しました。(台頭する通貨が無いのでもう暫くは継続するようですが・・・)
図らずも、現在進行形の世界金融危機≒米ドルによる覇権の終焉に際して、マスコミにも変化が見られるようで、そのG20サミットに関する報道に対して、「世に倦む日日」さんがマスコミの変化について鋭い視点で記事を書かれていたので紹介させて下さい。
注目点は、朝日新聞やNHKはやや論調を変えつつも相変わらずの日本政府(とその後ろのアメリカ)のプロパガンダ的な姿勢を保っていることに対して、日経新聞やWBS(日経が制作しているテレビ東京のワールドビジネスサテライト)では、従来の大企業中心の経済政策に対する批判や政府や財務官僚にとって不都合な報道もいとわず取り上げられてきており、登板するエコノミストもより踏み込んだ論説が成されるようになってきた(そういうエコノミストを登板させるようになってきた)ということです。
三菱UFJ証券チーフアナリストの水野和夫氏
これらのことは、ドル(アメリカ)の覇権が終焉を迎えたことでマスコミ自体も変わりつつあることを示唆します。そしてそのマスコミは、大衆の意識(期待)をより強く反映したものに変わりつつあり、従来のマスコミが主導する『大衆民主主義』から大衆(意識)主導の本来の民主主義への移行を示唆するものです。
私権の衰弱→アメリカ覇権の終焉とともに、マスコミの共認支配も終わる
『元外交官・原田武夫の金融史探訪』に「メディアが変われば世界が変わる」という記事があった(11月4日)。
非常に興味深い記事なので引用させていただきます。
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二項対立は金貸し支配の常套手段
アメリカ=GHQの占領政策 ② 「教育編:日教組もGHQの置き土産」
この記事を読んでいて気になったのですが、教育委員会も日教組もどちらも、アメリカGHQにより創設されたということですが、このような対立する組織をアメリカはなんで作ったのか?ということです。
るいネットに教育委員会と日教組に関する記事があったので、紹介します。
『これからの教育に必要なことは、今の世の中がどうやって出来て行ったのかを伝えること。』
特に教育基本法、学校教育法などはGHQによる占領統治下の制定であり、先日改正されるまで「戦争回避」「民主化」の思想が底流にありました。GHQは、戦前戦中の軍国主義教育を一掃するため、「教育」を政治体制から切り離すために「教育委員会」制度を敷き、一方で世の中の民主化を進めるため、組合組織を支援して教職員の労働組合である「日教組」の活動も許可します。
GHQが引き上げた後、共産主義勢力による権利闘争が激化、日教組が左、教育委員会が右の傾向を強め、現在まで一貫して対立構造にあります(東京都の学校では、国旗・国歌問題が未だそうした背景の中繰り返されています)。
そして、そうした右、左のどっちつかずの歴史過程の中で教育現場は次第に生徒へ自主的判断を強いるようになり、自己決定のための自立意識に焦点をあて、次第に「人それぞれ」の個人主義教育を強めていきます。
とあるように、アメリカの思惑はこの個人主義教育にあったのだろうと思いますが、その背景には・・・
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