2017年12月02日

共同体こそが新勢力や金主を超えて行く

サウジの動乱や欧州でのベーシックインカムの実験導入、カタルーニャの独立など、世界情勢が大きく動いている。プーチンら新勢力に加え、奥の院と呼ばれる金主も、慌しく動いているようだ。

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◆プーチンら新勢力の動き

先のエントリーでも触れているように、プーチンら新勢力は金貸しの駆逐に当面は全力を注いでいる。株式は異常な高値を更新していたが、ここにきて下降線を辿っており、サウジのクーデターはオイルの脱ドル決裁の引き金となり、これらが相俟ってドルの大暴落がいよいよ目前となっている。(参考

このドルの大暴落は、これまでの過去のバブル崩壊とは比べ物にならない規模の経済混乱となるだろう。この経済崩壊を契機に、新勢力は中央銀行を廃止し、国家紙幣発行に切り替え、金貸しの息の根を止めようとしている。

 

◆金主の動き

欧州の金主であるサヴォイ、デルバンコ、タクシスらは、これら新勢力とは別の動きを見せている。欧州各地で実験的に行われているベーシックインカムや、スペイン・カタルーニャ州の独立などは、彼ら金主の地元で起こっており、プーチンら外様が仕掛けられるような出来事ではない。明らかに、金主ら自らが脱市場主義とも言える新しい動きに軸足を切ってる。

金主らはこのようにして脱市場に立ち、近代を一貫していた世界のシステム自体の組み換えに向かっていると考えられる。一方、プーチンらの民族自決主義は、自国の軍事力や経済力(のための金貸し駆逐)に寄って立っており、現存のシステムの中で動いているような印象を持つ。(ある意味で新勢力は、この枠を脱することが出来ない点が限界とも言える)

 

◆金主は自らの力の基盤を創り上げて永続させてきた

サヴォイらは、中央銀行を設立させるなどして、これまで様々な方法を作り出しては組み替えをして世を支配してきた。自ら創り上げたシステムであれば、その可能性と同時に弱点も分かるもの。であるからこそ、市場経済のシステムを、彼らが出来事を起しては組み替えてきた。彼らは、自分達の力の基盤を、自分達で創り上げてきたからこそ、支配を永続させることが出来たと言える。

金儲けのためとは言え、力の基盤を自分達で創り上げ、誰にも気付かれることなく騙しのカラクリを作り上げてきた彼らの徹底した策略、その時代毎の現実を直視し、次々と仕組みを打ち出してきたその追求力は、ある意味で凄まじいし、現代人が学ぶべき点もある。

しかし、彼らは共同体が徹底解体された以降の、騙し合いの古代私権時代を出自としている。それは、人類500万年の歴史のうち、ほんの0.1%に過ぎない。これが彼らの限界と言える。

 

◆共同体という力が、旧い力を超えて行く

国家という枠を超えられないロシアや中国ら新勢力、古代私権観念を起点とする騙しの枠を超えられない金主の思考。いずれも私権時代の枠であり、それを出自としている。今の時代を動かしているとは言え、彼らの力は人類が500万年に亘って脈々と受い継できた本源性(期待・応合)に根ざした力ではない。

逆に言えば、事実認識に基く本源由来の新しい力を創り上げることが出来れば、彼らを超えていける。それによって社会を運営していくことこそが今、求められている。共同体という力を獲得し駆使していくことが突破口になる。

 

(by  ken)

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