2009年05月29日

脱「既存枠組み」の新しい流れを探る①

脱「枠組み」の新しい流れの顕在化
金貸し支配は、「右左」という対立構造の演出にしても、「個人主義」や「民主主義」等、欺瞞観念による洗脳にしても、全て市場拡大を正当化する「枠組みでづくり」という点で貫徹されていました。 
(るいネット参照http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=206190
しかし、近年のリーマンの破綻以降、金融資本主義・グローバリゼーション・新自由主義に完全にストップがかかりました
そして、欧米諸国によってひどい目に遭ってきた大衆は団結し、自分達で共認形成をし始めています
このブログ記事ではその動きの流れを整理し、続きの記事で事例を挙げ、具体的に脱「既存枠組み」動きの中身をご紹介していこうと思います
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金貸し支配~近代の動きまでの整理
【市場社会=金貸しが支配する社会】

◆金貸しにとって都合の良いシステムづくり
中央銀行システムと中央銀行紙幣システム(金貸しが大々的に国家に金を貸す=国際システム)の確立
・マスコミによる大衆洗脳
→「自由は素晴らしい」「市場に参加すれば君達も豊かになれる」といった洗脳。
・政治権力を裏で操り国家政策に関与
→金貸し支配を受けた(とりわけ現代日本の)政治家、マスコミ、官僚等の特権階級は、既存枠組みの延命・拡大に専念し、最終的には強制圧力つきの「制度」という枠組みを構築した。
・食料・エネルギー・貿易で自分達が儲かる仕組みづくり
→日本では、穀物メジャー仕組みによる低価格穀物の供給と外交圧力によって輸入ドライブがかかり、結果第一次産業人口激減、大半を輸入に頼らざるを得ない状況に。
・途上国支援という名の騙し
→先進国(その背後にいる国際金融資本家達)からみれば、途上国への最初の支援は、その後に発生する金利というウマミを吸い上げるための先行投資に過ぎない。

①世界中の市場がバブル化・バクチ経済化・借金経済化へ
☆儲かるか否かがモノサシになっていた。
②物的飽和(拡大停止)
③金融破綻
→物的経済を破壊し、物価が急騰し大衆の生活を直撃。
市場社会の矛盾にアンチ従米意識が高まる。
④実体経済への大転換
・あらゆる産業が「儲かるか否か」というモノサシではなく、「必要か否か」という土俵へ。
・近代を支配してきた金貸しに対する共認闘争、反金貸し共認が拡がる。
⇒自分達で仕組みを作り出そうという動きが出てくる。
では、新しい仕組みを作り出そうと、実際どんな動きが見られるのでしょうか
次回に続きます 😀
お楽しみに

List    投稿者 ikeyuki | 2009-05-29 | Posted in 04.日本の政治構造2 Comments » 

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コメント2件

 米流時評 | 2009.09.13 14:49

ハトヤマ・ショック!米国の見る日本の政権交代

    ||| 米国のハトヤマ・ショック |||
 日本初の政権交代で、前代未聞のハトヤマエッセイが米国政府に与えたショック
 
 光陰矢の如し…

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