新勢力による金貸し駆逐 ~株式・ドル暴落から金本位制の導入へ~
前回記事 風雲急を告げる世界情勢 の続きです
先回現状の動きを見ましたが、今回は今後の動きを含めて分析したいと思います。
●現状の世界勢力の動き
①新勢力(ロシア・中国)の力の基盤は、民族自決の潮流、そのための科学・軍事力。
→ロシアの軍事力、中国の経済力で金貸しに挑んでいる。2年程前からロシアの軍事力優位が鮮明になり、各国がロシアになびき、この度、ドル覇権上極めて重要だったサウジがアメリカから中露に乗り換えた。
②旧勢力(金貸し(ロスチャイルド))の力の基盤は、資本力。
しかし、1970年以降の先進国における豊かさの実現、そして21世紀初頭の世界的供給過剰により、金(カネ)の力はその力を失った。
→①勢力の優勢 →基軸通貨ドル崩壊+中央銀行制度の廃止 →ネオコン+金貸しの追放へ着々と進んでいる
③欧州奥の院(フェニキア、十字軍以来世界を牛耳る金貸しの金主)の動き
→彼らの影響力の強い地域で、ベーシックインカムの実験と州独立運動の実験。次の時代への模索と思われる
ベーシックインカムの導入を行う8カ国 社会保障の新しい仕組みを模索
ベネチアとロンバルディアの自治権拡大の動き
●直近は、新勢力による金貸し駆逐、どうするのか?
a.株式大暴落→大不況→倒産・暴動
b.ドル大暴落→通貨不安→貿易停止
を同時に起こし、【金本位制の国家紙幣導入】に踏み切る。
株式暴落はいつ引き金を引いてもおかしくない状況。ほぼ準備は整っていると思われる。
※新勢力と欧州奥の院の接点は「金(キン)」、欧州奥の院は、古代~大航海時代以来世界中から集めた金を保有している。一方新勢力(ロシア・中国)は金をかき集めているが、それでは新通貨体制(金本位制)のための金には、十分ではない。そこで彼らの接点が生まれる。
新勢力は金を求め、欧州奥の院は主導権を求め、金本位導入に関して話はついていると思われる。(金本位制にいくら必要?)
・・・あとは時間の問題。ドルと金貸しの最後は近い。
●次の世界どうなる? ~戦争のなくなる世界と国家の消滅~
近未来の動きも、大きな流れを見ていないと直近の動きを見誤る。
戦争のなくなる世界へ
・1970年代:先進国で貧困が消滅 →そのご戦争はベトナム戦争などアメリカが仕掛ける戦争だけになる
・~1990年代、世界世論にだんだん封鎖されて →テロとの戦争(これもアメリカの自作自演)
現在すでにロシアの中東制圧で、戦争封鎖状態、テロも時間の問題。
もう戦争はなくなる世界は見えている。物的過剰の状況で、資源や領土を巡って命を掛けて争う必要はなくなったのだ。
そして戦争がなくなったらどうなる?→戦争を母体に巨大化してきた国家も消滅する。
特に巨大多民族国家(アメリカ、中国、ブラジル・・・)の分裂は必須。20年後中国はどうなっているか?
上記の欧州奥の院が仕掛けている独立運動の実験もそのような見通しからと思われる。
・・・このあたりについては、次回詳しく記事にしたいと思います。
(by Hiroshi)
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コメント2件
匿名 | 2018.01.10 6:35
中国はゴールド価格6倍アップをするでしょう。
欧州奥の院→ハプスブルグ家等と手を組むかは不明だ。
プーチンらがハプスブルグ家にゴールドがないと泣きを入れるとは思えない、やはり価格高騰だろう。
これ案外簡単で、世界各国の中央銀行が買いだせばそれで済むのでね。
またそうすれば貨幣価値も上がるので、反対する理由はあるまい。
phoenix gold | 2017.12.17 8:30
【金本位制の国家紙幣導入】
ここまで可能か?
ロスチャイルドが許すかな~
殺されかけたみたいだが(多分アメリカ軍特殊部隊)、どうなるか?
トランプを見ていると、現時点で有力者であるアメリカのユダヤ連中の指示をかき集めている感あり。
ひょっとすれば、金本位制を指示してもらうのが狙いかも。