2008年07月17日

チェイニーが対イラン秘密工作を仕掛ける理由とは??

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米国によるイラン侵略の機運が高まっている中で、世界的に有名なセイモア・ハーシュの論文が話題を呼んでいる。その中身を見ていきましょう!

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①話題を呼ぶセイモア・ハーシュの論文
練達の調査ジャーナリスト、セイモア・ハーシュが7月7日付「ニューヨーカー」誌に発表した論文が話題を呼んでいる。6月末に同誌ウェブサイトに公開された「Preparing the Battlefield」というタイトルのその論文は、「ブッシュ政権がイランに対する秘密工作を拡大させた」ことをセンセーショナルに伝えており、米・イラン関係に新たな緊張を生んでいる。
(中略)
②チェイニーの秘密工作
ハーシュ論文のより興味深いところは、ロバート・ゲーツ国防長官率いる軍部とチェイニー副大統領グループによる対イラン政策をめぐる熾烈な路線対立がより鮮明に描写されている点と、対イラン秘密工作に関するチェイニー副大統領の影響力の強さが指摘されている点であろう。
 同論文によれば、昨年ゲーツ国防長官は上院で民主党の幹部と会った際に、ブッシュ政権がイランに対する先制攻撃を実施した場合の結果について警告し、「われわれは何世代にもわたるジハーディスト(イスラム過激主義者)を生み出すことになるだろう。そうなればわれわれの孫たちはここアメリカの地で敵と戦うはめになるだろう」と語り、民主党の幹部たちを震え上がらせたという。
(中略)
③チェイニーが対イラン秘密工作を仕掛ける理由
この論文によれば、ファロン提督の中央軍司令官からの「解任」の真の理由は、同氏のイランに関する発言ではなく、むしろイランに対する秘密工作の管轄をめぐるチェイニー副大統領との確執だったという。中央軍の司令官としての立場から、ファロン氏は当然自分の管轄する地域内で行われているすべての軍事作戦について把握し、コントロールする必要があったが、特殊作戦部隊だけは不透明な動きをし、司令官の管理外の活動を続けていたという。そこでファロン氏は特殊部隊との関係を築き、彼らをコントロール下に収めることに成功しかけた矢先に突如「解任」されたというのである。ハーシュ氏は特殊部隊が通常の指揮系統から外れてホワイトハウスのチェイニー副大統領室の強い影響力の下で秘密作戦を行っており、そこに首を突っ込むことでファロン氏はチェイニー副大統領の「虎の尾」を踏んでしまったのではないか、という興味深い仮説を披露している。
 ブッシュ政権内で対イラン政策をめぐりゲーツ派とチェイニー派が対立していることは、5月29日付の本連載「米・イラン関係はレッドゾーンに接近」で詳述した。要するにゲーツ派は一時的にイランに圧力をかけて影響力を回復したうえでイランとの直接交渉に持っていこうと考えているのに対し、チェイニー派はイランとの交渉の席に着くことなど全く考えておらず、あくまでイランが圧力に屈して引き下がるまで圧力をかけ続け、最終的には軍事攻撃も辞さないと考えている、という違いである。
 仮に「チェイニー派が特殊部隊の秘密工作に影響力を持っている」というこのハーシュの主張が正しいとすると、これはブッシュ政権内の対イラン政策をめぐる路線対立という文脈の中でどのような意味を持つのだろうか?
(Nbonlineより)   

どんな意味をもつのでしょうか?構造を見ていきましょう
☆一見対立構造に見える『ゲーツ派』V.S.『チェイニー派』の構図ではあるが、大元の部分ではあえて対立構造を作り出し役割を分担しながら米国の覇権維持という目的の元にある意味では役割を分担した結託関係にあると言えるのではないか??
『ゲーツ派』:イランとの直接交渉に持っていこうと考えている
『チェイ二―派』: イランとの交渉の席に着くことなど全く考えておらず、あくまでイランが圧力に屈して引き下がるまで圧力をかけ続け、最終的には軍事攻撃も辞さない
つまり、
一見「ゲーツ派がハト路線」「チェイニー派がタカ路線のように思えますが、2つの選択肢は同等の実現可能性を持っているわけではありません。
というのは、アメリカはもはやアフガン侵略や膨大な軍事力を投入していることと、イラク戦争の捏造による失態からイランに軍事侵攻を行うのは厳しい状況です。だから、極力直接交渉でなんとかしたいという意図がこの背後には隠れているんです。
「『ゲーツ派』の主張する交渉に応じなければ、すぐにでも『チェイニー派』が軍事力を行使して戦争を仕掛けにくるぞ!」
という連携を暗に意味しているわけなんです。
だからこそ、世界的に注目を集めるジャーナリストである『セイモア・ハーシュ』の影響力を利用して、軍事力行使をちらつかせ緊張関係を高め、交渉に持ち込み、かつ有利に進めようとしていると考えられます。
これはアメリカが追い詰められている状況にほかならないのではないでしょうか?
この状況で日本はどうして行くのか?が、課題ですね!

List    投稿者 yoshi23 | 2008-07-17 | Posted in 09.国際政治情勢の分析4 Comments » 

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コメント4件

 kaz | 2008.10.28 20:58

今や小泉チルドレンは選挙対策にやっきになっているようですね。ただでさえ自民の旗色が悪いなかで、小泉悪政が徐々に白日のもとに晒されつつあります。
本当に日本のことを憂える、考える政治家に、頑張ってほしいと願うばかりです。
前回、郵政民営化に反対した人達には特に注目です。

 匿名 | 2008.10.28 21:16

> 新聞は,アメリカに都合の悪いことを書くと,アメリカのホワイトハウスと国務省の記者クラブから追放されるからアメリカの言うとおりに書くしかない
自見さんは、こう仰ってるようですが、ホワイトハウスと国務省にも記者クラブってあるのでしょうか?日本独自のシステムだったような気が・・・
ご存じですか?

 norio | 2008.10.30 20:30

小泉の郵政民営化に反対した政治家は日本のためという視点で選挙に負けてでも意思を貫いたことはいつか評価されるべきでしょう。
片や、郵政民営化に賛成して当選した小泉チルドレンたちは、郵政民営化は日本のためにはなっていないと知らずに、ただ勝ち馬に乗っただけの馬鹿な政治家なのか、または、日本を売ることを理解しながらも、自分が選挙に勝つために郵政民営化を推したのか、知りたいところです。

 hermes chocolate | 2014.02.03 9:01

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