2020年11月19日

ロスチャが恐れているのは、「銀行システム自体」を失うことでは

金利の低下、投機市場の行き詰まり中で、ロスチャは収益源を失ってきたが、さらに国家紙幣が発行されることで、牙城の中央銀行自体を失うことになっていく。

その中で、ロスチャは抵抗することなく、むしろコロナをあおりベーシックインカム→国家紙幣の、奥の院の動きに積極的に加担しているように見える。

中銀を失うこと以上にロスチャが恐れているのは何か。もちろん、ロスチャは金主=奥の院に頭が上がらないという事情もある。加えて、銀行システム自体は死守したいという焦りから、奥の院の言いなりになっているのではないか。

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 金利の低下、投機市場のいきずまり中で、堅実な収入源となっているのが、「送金(振込)手数料収入」である。歴史的にも、貸出以前に、金の預かり手数料とか、為替手数料が先にあるのではないか。ところが、この間、中国を中心に政府通貨のテジタル化が強力に推進されていることで、ここも危うくなりつつある。

新国家銀行に誰もが、スマホアプリを通じて口座を開く(技術的には難しくないはず)ようになってしまえば、「送金手数料」は全て国家に直接流れることになる。さらに、新国家銀行に置いたデジタル口座をてこに、あらゆるお金の流れは、旧銀行を介さずに流れるのが効率的になっていく。

もちろん、融資などの相談窓口としての役割は旧銀行?に残るが、(今の銀行には大した審査能力ないのでAIに置き換わるかも)、お金は新国家銀行から融資ということになっていき、やはり銀行は「お金を貸す立場」にはない。

中国が強力に、政府デジタル通貨を推し進めているのは、脱税摘発、通貨覇権獲得に加え、欧米諸国を国家銀行システムの競合関係にまきこみ、中銀だけでなく、銀行システム自体を国家のもとに吸収させてしてしまうことが目的なのかもしれない。(欧米の金貸しは干からび、欧米優位はさらに崩れる。)

ロスチャは、このような事態を恐れ奥の院にすりよっているのかもしれない。(奥の院には依然として「金」持っているというの優位がある。)

List    投稿者 nihon | 2020-11-19 | Posted in 06.経済破局の行方No Comments » 

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