2006年12月29日

今年最後も腹が立ちますが、日本人は負けるわけにはいきません

06年ももうすぐ終わります。みなさんはどんな1年でした?
ボーナスいっぱい出ましたか?
ものすごーく出た方々がいらっしゃるのですね、そう、もう有名ですよね
ゴールドマンサックスのみなさんです。
暗いニュースリンクさんよりhttp://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/

<今年も米証券業界は札束に埋もれて嬉しい悲鳴をあげているらしい。
米投資銀行大手ゴールドマン・サックスの2006年度売り上げ総額は370億6,700万ドル(約4兆3,802億円)、純利益は93億4,000万ドル(約1兆1,037億780万円)で、ウォールストリート史上最高額を記録している。
好成績のおかげで、ゴールドマン・サックスのCEOを務めるロイド・C・ブランクファインの今年のボーナス額は5,000万ドル(約59億850万円)を超えるそうだ。この金額に驚くのはまだ早い。なにしろ、彼は証券業界の稼ぎ頭というわけでもないらしく、例えばモーガン・スタンレーCEOのジョン・J・マック、ベア・スターンズ証券CEOのジェームズ・ケイン、メリル・リンチ証券CEOのE・スタンレー・オニールも今年は4,000万ドルから5,000万ドル超のボーナスを受け取るそうである。

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ウォールストリートの好景気はどれくらい続いているのか?そのボーナス額推移(90年-2005年)を以下にグラフで示してみた。例えば、2005年度にニューヨーク証券業界全体では215億ドル(約2兆5,406億円)がボーナスとして支払われていて、1人あたりの平均ボーナス額は12万5,500ドル(約1,483万円)に達している。

wallstreetbonuschart.png

ウォールストリート全体がそのような超好景気状態にも関わらず、同業者達はゴールドマン・サックスを羨望と妬みの目でみているらしい。ゴールドマン・サックスのアドバンテージは何か?それを教えてくれるのが、AFP通信8月20日付の以下の記事である。同記事の分析によれば、ゴールドマン・サックスと米国政府の間では回転ドアが回りっぱなしということだ。
実際、同社はそうした政府とのコネをクライアント向けにおおいに宣伝している。以下のリストはゴールドマン・サックスの会社案内から引用したものである。

合衆国政府とゴールドマン・サックス(GS)人脈
レーガン政権      国務副長官 ジョン・ホワイトヘッド(GS元共同会長)
クリントン政権     財務長官 ロバート・ルービン(GS元共同会長)
ブッシュ・ジュニア政権
            大統領補佐官(2002年-2005年) スティーブン・フリードマン(GS元共同会長)
            首席補佐官(2006年-) ジョシュア・ボルテン(GS元エグゼクティブ・ディレクター)
            財務長官(2006年-) ヘンリー・ポールソン(GS元会長兼CEO)
ニューヨーク証券取引所   最高経営責任者(2004年-) ジョン・セイン(GS元社長)

大企業と政府の「回転ドア」問題はなんら新しいものではないが、ホワイトハウスや他の政府上層部ポストへの浸透度でいえば、ゴールドマン・サックスは今のところ主導的な立場にある。~中略~
「ゴールドマンのような企業の重役に上り詰めた人材に関するバイアスはあります。そういう役職の人には財務省のような多くのポジションへの引き合いがあるんです。」独立系企業統治コンサルタント企業、コーポレート・ライブラリー社のアナリスト、ベス・ヤング氏は言う。
ヤング氏によれば、重役が政府から会社に戻ってくる際に、有力な事業契約を溢れるほど抱えてくる可能性が高いので、こうした事態はゴールドマン社の利益となるという。

るいネット 南風小僧さんよりhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=140781

●闇の支配勢力とは:国際金融資本が国家に寄生し、作り上げた勢力。広い意味では金融資本が、国家に寄生後そこから派生した諜報機関や軍産複合体も含む。
※金融資本の最終目的はお金儲け、投資効果。冷徹なお金儲けで、容赦もくそもない。最も儲かるのは、金融(金貸し)、戦争、資源、麻薬と言われており、このコントロールが必要。そのためには、国家を牛耳る必要がある。
★闇の支配勢力の基本構造(存在基盤)
国家に寄生しコントロールするにはどうする?
②国内・国際戦略を立案し実行する組織を作る
→回転ドアシステム:シンクタンクなどに人材を集めそこから、政府にに派遣。政府中枢を握り外交政策をコントロールする

相変わらず頭にきますね。サックスさんたちのボーナスのうち、いったいどれだけが日本人の蓄えから吸い上げられたものなのでしょう。
でもね、彼らは「お金」です。結局、ただ、それだけ。
僕らの感覚からして、いったいボーナスに60億もらってどうするというのでしょう?思いません?松阪の獲得権ならいざ知らず。何に使うというの?
私が仕事でお付き合いをしている企業で、尊敬する経営者の方がおられます。
アメリカの巨大企業と世界シェアを分け合い、凌ぎを削っておられる企業の方です。
その方が言いました。「私の給料はアメリカさんのCEOと比べれば2桁低い。でもそれが我々の強みだと思っている。その分コスト競争力で有利だ。」と仰いました。
つまり、「我々は金だけで仕事してるんじゃねぇ!絶対勝ったる!」と言っておられるのです。
その企業の社是は「仕事を通して社会に貢献」です。
そう、金だけの奴らに負けるわけにはいかないのです。
がんばろうぜ、来年も!

List    投稿者 hihi | 2006-12-29 | Posted in 10.日本の時事問題6 Comments » 

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コメント6件

 みねこ | 2007.02.06 22:17

ほんとだ!
こんなに同じ世代が重なるって事は、
なにか共通する背景があるってこと??

 papada | 2007.02.06 22:20

「切れる17歳」の親の世代は、1950年台後半生まれ。丁度私の3~5歳上で、この世代の特徴は、強力な序列圧力の下、自分だけの考えや趣味に逃避する傾向が強いように思います。そして、自在さがないようです。
そのような親世代の志向性が「切れる17歳」とつながっているような気がします。

 y.suzuki | 2007.02.06 22:21

nandeyanensanこんばんわ。
  日本語には、身体言語がかなり豊かですが、昔から、怒りを表すものに、「腹が立つ」→「はらわたが煮え繰り返る」といわれていたものが「むかつく」、そして、「頭に来る、怒髪天を突く」、ついに「切れる」事態に至りましたね。どんどん上に上がってしまい、刹那的に脳回路が切り替わってしまっているようですね。

 さち | 2007.02.08 21:12

>「普通の子の殺人」「切れる17歳」などと呼ばれた彼らがいよいよ社会人になる!?
しかし、既に社会人である人たちが、今まで考えられなかったような犯罪を現在おこしています。
彼らの世代以前から、その傾向があった(または潜んでいた)ように思えます。

 匿名 | 2007.02.15 20:13

>2000年前後の少年犯罪ラッシュ
テレビの見過ぎです

 2014 hermes | 2014.02.01 11:57

hermes handbags replica usa 日本を守るのに右も左もない | 「切れる17歳」は何処へ?

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