2013年05月20日

福島に来ないで下さい! 福島のものを食べないで下さい!

『税金と保険の情報サイト』「マスコミが報じない恐るべき事態 福島の女児過半数に『のう胞(甲状腺異常)』」をはじめとして、福島原発事故による健康被害は顕在化しつつあります。
ところが、そのことを政府・マスコミは隠蔽し、福島の食品は安全であると喧伝し続けています。
それに対して、福島の人々はどのように感じているのでしょうか?
今回は、福島の人々の声を紹介します。
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まず、『Nuclear F.C :原発のウソ』から「福島に来ないで下さい! 福島のものを食べないで下さい!」という声を紹介します。

2013年3月29日、経産省 命の対話集会にて 
福島を忘れないで下さい、でも、福島に来ないで下さい、福島を忘れないで下さい、でも、福島のものを食べないで下さい。皆さんが福島に観光にいらっしゃると、子供が逃げられなくなります。皆さんが福島のものを食べると、福島の子供達が放射性物質を食べることになります。
「福島に来ないで下さい、福島のものを食べないで下さい」(8bitNews)
…という言葉が印象的だった。つまり、外部の人が福島に来ると、それだけ福島は、安全だということになり、避難ができなくなる。
福島のものを食べると、それだけ福島のものが安全だということになり、それで福島の子供達が給食で、福島産のものを食べさせられる。だから、来ても食べてもいけない。
あと、テレビなどの批判もあった。
TBSの朝ズバのみのもんた、迎合主義はやめてくれ、毎日新聞の依田、いい加減なことを言うな、頭に来て、どこに新聞社が報じたか記憶に無いんですが、福島県産の消費が落ちているというグラフを示し、「これは完全に風評被害が広がっているからですね」といいました。
それに対して「酷いことですね」福島県の県民農家を保護するような言い方をしていましたが、残念ながら消費者の方の感覚、判断の方が正しいんです。
23日の福島の反対集会にこのテント村の方々と、バスに乗せていただき、行って来ました。林業の方の抗議に…淡々と話される言葉に対して、私は胸を打たれ、非常に短いセンテンスですが、そのポイントだけお伝えします。

我々、林業の人間は我慢するしかないんだ。何故ならば山を除染しようとしても、腐葉土に絡まっている放射性物質は除染しようとしても取り除くことが出来ない。その腐葉土を取り除いてしまうと、山本来の保水能力が奪われ、自分たちの首を絞めることになるから、自分たちはただ単に時間を待って、放射性物質が弱まること、消え去ることを願うしかない。我々は我慢するしかないんだ。
そこだけなんです。つまり、福島県は山林が70パーセント、80パーセントと言われています。いくら、畑、農地を除染してOKですよと言われたって、テレビで映す目先のすぐそばに山林があるだけに誰が信用して買います?誰がそれを安心して消費することができます?
年間20ミリシーベルトまでの生活圏が安全ですよなんていい加減なことを言うような、それを教育しているような、福島県の農産物を誰が食べます。風評被害ではなく、本当に消費者判断なんですよ。みのもんたさん、そのくらい分かって下さい。
新聞の偉い責任者である依田さん、新聞で…新聞をとる、とらない判断をしている人がいますから、すべての人が毎日新聞を読むわけではありませんが、朝の情報番組でいい加減なことを言わないで下さい。
皆さんにここで問いかけたい、私は実名、すべてツイッターや何かで間違ったこと、誤ったことには、誤ります。訂正文を出します。まして、福島県から来て、福島の被災者として、こういうことを言っているという風に思われることで効果が大きいと思われるのも嫌なんです。
ですので、30年も東京に住んでいると言っています。その私と、みのもんた、毎日新聞の依田、どちらを信じていただけますか?
みのさん、お願いですから、正しいことを行って下さい、福島は風評被害ではなく、福島で物を作ってはいけません。どうせ売れないんですから、作らずに徹底的に除染して、もしくは徹底的に福島はダメなんだと、危険なんだと、そういうことによって誠実さを示し、それで初めて、世界に対して、福島の信頼性、日本の信頼性というのが勝ちうるんじゃないんですか、そのためのマスコミでしょ。TPPでも同じですよ、正しいことを伝えて下さい!よろしくお願いします。

…聞いていて、そのとおりだと思った。
確かに外部の人間が福島県に来たり、食べたりすると、それだけ安全という証明になってしまう。そして、その犠牲になるのが子供達なのだ。

次に、福島の農家の婿さんの言葉を紹介します。
食品の安全性について世間は非常にシビアであるという現実を直視し、誠実に行動し(放射線物質を取り除き)、人々の信用を取り戻す事がまず絶対に必要という言葉です。
『るいネット』「前に進もうとする農家とずれる方針『ふくしま新発売』」より転載します。

最近、僕がやっていることは本当に福島のためになるのか疑問に思ったりしてます。
(中略)
それでも僕はやっぱり福島県民で、もう一度あそこで農業をやりたいと願う農民で、そのために出来ることはすべてやろうと思いました。
また胸を張って作物を売れるように、僕は罵られようと蔑まれようと自分が正しいと思ったことを言おうと思います。
だから再度言わせてもらいます。
ふくしま新発売?
笑わせんな
順序が絶望的なまでに間違っている。
(中略)
だから行政は現実を見てほしい。
平時にはプールの水がこぼれただけで大騒ぎするようなものが、ちょちょっと漏れたら即裁判になるような、そんな施設が、
爆発した
そして放射性物質が大量に降った。これはどうやったって変えられない現実なんだ。これを何とかしないまま作物を作って、安全だ!安心だ!
誰が納得するんだ 誰が信用するんだ。

(中略)
我らが福島県知事様は、単なる馬鹿か犯罪者かどちらかだ。社会人だったら誰でも知っている。商売で一番大事なのは信用だ。今福島産が忌避されるのにはちゃんと理由がある。福島産だってセシウム「検出されず」な商品がちゃんとあることくらいみんな知ってる。
その数が少なくないことくらい僕だって知ってる。
農家が出来る範囲で少しでも土を綺麗にしようと努力して、汗水たらして一生懸命作って、その結果、胸を張って売れるものがいっぱいあることだって知ってる。ふくしま新発売。だってそういうものを売っていこうとしてることくらい頭のよくない僕にでもわかる。
でも問題はそういうことじゃないんだ。
危険だから買ってもらえないんじゃない。安全だったら買ってもらえるわけじゃない。
僕たちに信用がないんだ。
福島県民が不誠実だと思われているんだ。今さら危険厨だ安全厨だと対立したってしょうがない。現に買う側も作る側も不安なんだ。だったら不安を払しょくする努力をしなければならない。
じゃあその方法はなんだ。
少なくとも暫定基準値以下だから安全だと声高らかに宣言することではない。僕も含め世間はその「暫定基準」自体を疑っているんだ。

来てもらって食べてもらったらわかってもらえる?
根拠がわからない。
品質には自信を持っている? 
自信で放射性物質が消えるなら苦労しない。
農家にとって土が汚染されたということは、たとえば建物だったら基礎がやられてしまったということだ。基礎がやられた建物を再建し信用を取り戻すためには何をする?安全で安心だと人を入れて世間にアピールするのか?
絶対に違う。
まず基礎を直すことだ。そしてその後に再建を宣言するべきだ。それを汚染土壌に置き換えてみればいい。
除染することだ。
除染で全部を取り除くのは無理だろうけど、それでも必死こいて除染して、検査して公表して、これを繰り返せば、0は無理かもだけど、きっと平時の基準値以下のものが作れるようになる。それこそ危険厨クソワロタと胸を張って言えるようになる。
(中略)
もう一度言わせて欲しい。
やるべき順序が絶望的なまでに間違っている。
日本人はそんなに薄情じゃない。必死に除染してる間はきっと支援してくれる。苦しみを分かち合おうとしてくれる。それを大変だからとか、おかねがかかるからとかいう理由で、ろくに除染をしようともせずに、安心だ安全だ、買わないのは風評被害だ。
そんなふうに消費者のせいにするからどうしようもないことになる。
世間は冷たいわけじゃない。
僕たちを見捨てはじめたわけじゃない。彼らは不誠実な僕らに愛想を尽かしはじめただけだ。なぜそれがわからない。これは「信用」の話だ。「消費者心理」の話だ。極端な話をすると、科学的根拠とか、それに基づいた説明とか、そんなものはケツ拭く紙にもならない。
消費者にヒステリックだと注意したところで何の意味もない。震災後、今までの対応が消費者の目には不誠実に映ったんだ。

(中略)
だから必死に除染して、その姿を見せて、誠実な対応をして、無くした信用を再度少しずつ重ねることが何よりの近道だ。
というより、それしか道は無い。

(中略)
特に食品系なんて、一回のズルであの雪印が潰れる世界なんだぞ。後出しじゃんけんを繰り返して乗り切れるような甘い世界じゃないんだ。この前だって汚染ワラを食べていない牛から基準値越えのセシウムが出たじゃないか。牛の生活を知っていたらそんなことは容易に想像できる。
過小評価して何とか出荷しようという目先の利益優先の行き当たりばったりな対応が、消費者に見透かされているんだ。もうとっくに具体的に動く時期に来ている。
まずは徹底的な調査をするべきだ。
最低でも田畑一枚一か所。コスト的に無理とか、資源的に無理とかじゃない。やるしかないんだ。
そして要除染区域と除染不要区域に分ける。基準値とその根拠と、その各区域の数値は徹底的に公表すべきだ。
要除染区域は、とにかく除染を徹底的に、そして基準値を下回ったら除染不要地域に回す。除染不要区域には作物を植えて、出来たものをまた徹底的に検査する。
そして信頼できる区域は安全区域宣言。継続検査が必要な区域は、検査継続区域に、安全宣言が出された区域の作物だけ出荷できるようにすればいい。
まずは会津地方から、時間がたつにつれ安全区域は増えていく。その時には堂々と宣言したらいい。「安心、安全で美味しい福島産」と。
現実を見てると夢物語かもしれない。新聞を見る限り今年のうちの補償は去年の売り上げから経費を引いた額の5割だ。
被害者である個別の農家が、損害の一部を負担させられている。それも所得の5割分も。南に数km行けば補償はゼロだ。来年は作らせる気満々だ。
多くの農家はこれに逆らえない。作るしかない。きっと来年は補償なんてない。売れなきゃ負担は農家に、責任は消費者に。これが僕たちの現実だ。
行政やJAが、消費者や農家にこれだけの負担を強いて、守られるものというのは一体何なんだ?お偉いさんのポケットっていうのはそんなに大きくできてるのか?福島はあんたらの金儲けの道具じゃないんだ。

 

List    投稿者 staff | 2013-05-20 | Posted in 10.日本の時事問題No Comments » 

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