2011年04月24日

4/17なんでや劇場(3) プレート説では説明できない事象②

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※写真【マグマ溜まりから火口へ伸びる溶岩チューブ】はこちらからお借りしました。
 
 
4月17日の「なんでや劇場」のレポート(3)です。
「プレート説では説明できない事象②」
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【5】地震と火山活動はセットで起こっている。場所的にみると、プレートの境界線上は地震と火山活動の多発地帯であり、時間的にも、火山活動と地震は1~数年のスパンをおいて連動して発生している。プレート移動説では(地震はこじつけたとしても)火山活動は説明できない。例えば「マグマ溜りがどうして出来たのか?」は全く説明できていない。
【5】’マグマ溜りだけではなく、そもそも「プレートはどうしてできたのか?」プレート説は全く説明していない。
【6】プレート説は1960年代に登場して、今や地震学界はそれ一色である。当初は、マントルは流体であって対流によってプレートは動くと考えられていたが、1990年代以降、マントルトモグラフィの技術によって地球の断面が深度別に画像化できるようになった。それによってわかったことは、マントルは大部分が固まっている岩石であり、溶けているのは一割程度ということである。
固体の対流がありうるのか?(そんなことは証明されていない)。
プレート説の根幹を成すマントル対流説が崩れた以上、プレート説も全面的に破綻したと看做すべきであろう。
【7】プレート説の下敷きになった大陸移動説であるが、これは笑うべきことに、なんと現在の地図から見て主張されたものである。
たとえば15万年前にスンダランドの大陸が水没するなど、わずか数万年の期間でも大陸の形は大きく変わる。プレートができたのは5億年前だが、5億年前~1億年前の大陸の形は現在とは全く異なっている。
当時生息していた生物の残骸・化石を調べれば、どこが海でどこが陸であったのかがわかる。3~5億年前は現在の太平洋には東西に大陸が広がっており、陸地の方が広かったようである。現在の南北に連なる大陸とは形状が全く違う。だから又、プレート説が想定する「バンゲア」という大陸も単なる幻想である。
以上の【1】~【7】を以って、プレート説は根拠のない真っ赤なウソであると断定してよい。
なお、プレート説が主張する、「プレートがぶつかり、その圧縮力でプレートがひずみ、壊れることによって『エネルギーが開放される』」という認識も完全に誤りである(実際、本震の後にもかなり大きな余震が続いている)。これから提起するマグマ化説によれば、地盤が冷めるまではエネルギーが開放されるなんてことはありえないことがわかる。
敢えて付属的な調査課題を挙げると
①プレートの移動データは何年前からのデータが蓄積されているのか?
②地中にあるガスや水蒸気によって対流に近い現象が起きる可能性はないのか?
(4)に続く

List    投稿者 sinkawa | 2011-04-24 | Posted in 10.日本の時事問題No Comments » 

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