2011年04月25日

4/17なんでや劇場(4) 地球内部は巨大な天然原子炉

●では、地震はどうして起きるのか?
 次のような段階を踏んで追求してゆく。
①まず、地球の内部にある核(内核・外核)はどうなっているのか?
②その回りのマントルがどうなっているのか?
マントルは3000kmの厚さがあるが、地表から100~200kmが一番溶けているのは何故か?そこが問題の焦点となる。
③マントルを下から上へ、さらには横へと通じる熱の道は、どのようにして出来てきたのか?
④その上で、プレートそのものや日本列島やヒマラヤはどのようにしてできたのか?
⑤最後に、地球の地表面~100kmはどうなっているのか?

      
        fig4.png
(この画像はこちらからお借りしました)
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●地球の内部にある核(内核・外核)はどうなっているのか?
○資料: 【図1】「マントルトモグラフィの技術で明らかになった地球内部」
地球の内部構造は、中心に半径3000kmの核(内核と外核)があり、その周りを厚さ3000kmのマントルが取り巻き、その外側に厚さ100kmの地殻がある(注)。外核は5000~6000度という高温でドロドロに溶けており、この熱は核分裂によって生じているというのが、現在の仮説である。
(注)地殻の厚さ100kmとは、地殻とマントルの最上部とが一体となった部分を示す。
 深刻な状況に陥っている福島原発問題を合わせて、核分裂を定義しておく。
 放射性物質は、重く(分子量が大きく)不安定であるため、自然に核分裂を起こし別の物質に変わってゆく(「分裂」という概念を使うと、核爆発をイメージさせ原発屋にとって都合が悪いので「崩壊」という概念を使っているが、これは誤魔化しに他ならない)。
 核分裂には、自然分裂と連続分裂の2つがある。
自然状態で起きる核分裂は単独の原子が分裂する(これを自然分裂と呼ぶ)。それだけでも大きなエネルギーを放出するが、福島原発のように、原発の底の方に放射性物質が山盛りになっている場合、それぞれの放射性物質が放っておいても自然分裂を始め、温度が上がってゆき、比較的短時間で超高温になって溶けだしてゆく。そうなると次々と中性子が隣接する原子に当たり連続分裂が始まる。福島原発は既に連続分裂に入っていると見た方がよい。
 但し、自然分裂と連続分裂は繋がっている。原発屋は「臨界」という概念を使うのは、それは自然分裂と連続分裂の境目を制御しながら熱エネルギーを取り出そうとするからである。
 地球の外核は数十億年に亙って5000~6000度もの温度で溶けているわけだから、外核は自然分裂ではなく、原爆や原子炉と同じく超高温下で核分裂が連続して起きる連続分裂をしていると考えられる。そういう意味で、地球全体が天然の巨大な原子炉と言える。
 なお、上記内容に関して、以下が【調査課題】となりました。
☆放射性物質は、マントルや地表部分にも存在しているはず(実際に核燃料として採掘している)。局所的に分布している放射性物質が自然崩壊することで温度が上がり、それがスイッチとなって隣接する放射性物質が連続分裂している所もあるはずで、それが地球全体の熱源の一つとなっていると考えられる。放射性物質は、深さによってどういう分布になっているのか?
☆天然原子炉である地球の中心にある内核が固体というのは本当か? 事実であるとしたら何故か? 地球の最中心部にあって高圧なので融点が高いというのが定説であるが、これも証明されたわけではない。

4/17なんでや劇場(5)に続きます。

List    投稿者 hoop200 | 2011-04-25 | Posted in 10.日本の時事問題8 Comments » 

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コメント8件

 緊急拡散! | 2012.02.05 23:22

日本人の主権を守るために拡散して下さい!今、原発問題で目線を逸らされてますが、もっと重要なことが秘密裏に行われようとしています!
【超拡散・抗議希望】
人権侵害救済法案 3月中旬ま迄閣議決定 今期通常国会の成立目指す! http://t.co/YMLL79h0

 # | 2012.02.06 5:27

昭和正論座:理想主義への情熱の危険な側面:林三郎:
林先生は立派な人だが、左翼を誤解している。指導者は理想主義者ではない。現実主義者だ。その指導者が馬鹿な理想主義者を使って権力を奪うのが左翼運動である。あとで理想主義者は用済みで殺された。
思想の嘘、運動の嘘、この二重性が、左翼を分かり難くしている。このカラクリは私の本を読めばすぐに分かる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神武天皇:
歴史は一つではない。物の歴史が考古学だ。精神の歴史が神話である。だから両立するのである。神武天皇は考古学的に資料が出てきたという。古代の天皇は人間の精神にはしっかり残っている。だから記紀に記録されているのである。
古代史の天皇の否定は現代日本を否定する下工作であるから無条件で拒否してよい。
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最高裁の不当判決:一止羊大先生:
国旗掲揚、国歌斉唱について最高裁は誤った判決を下した。これは国家を否定する道であるから、最高裁を否定する判決であり、自殺判決と言える。
何処の国の最高裁でも、国旗国歌の尊重を義務としている。日本の司法界の意識の歪みと遅れを良く示している。
http://pub.ne.jp/surugasankei/

 通りがけ | 2012.02.07 6:20

「極東米軍の動き」今日は短信です。
元岩国市長井原勝介氏のブログから
>>http://ihara-k.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-2927.html
>2012年2月 6日 (月)
沖縄の海兵隊を岩国へ?
 沖縄の海兵隊1500人を岩国に移転させる計画が急浮上。
 すでにアメリカから打診があり、国は地元と調整に入るとのこと。
 今のような市長の姿勢では、基地は際限なく拡大され沖縄のようになると心配していたが、こんなに早く現実のものになろうとは。
 岩国は、よほど甘く見られているのであろう。
 初めは地元も強く反発すると思われるが、最終的には、今回もわずかなお金と取引してしまうのであろうか。
(転載終わり)<
アジア地域での米軍の動きを全体的に俯瞰すれば日本に対してどう出てくるかは容易に察知できます。普天間固定の日米合意(スパイ密命)と岩国海兵隊移駐も想定内ですね。
アメリカは地位協定があるうちに目一杯日本をこき使い倒す予定です。
もしフィリピンに基地協定破棄されたように日本に地位協定破棄されたら、日本国内では行動制限され基地に閉じ込められたと同然になり、アジア海域での軍事リーダーシップ発揮に足かせとなるから、メディアに「地位協定破棄」という言葉が絶対に流れないよう米政翼賛会マスゴミNHK記者クラブへ一斉戒言令を下しているのです。
この拙速さがアメリカも追い詰められて焦っているという証明ですね。

 通りがけ | 2012.02.07 12:05

まあ極東米軍はさながら自分でせっせと油をまいて自分で火をつける戦争の放火魔として存在していることがよくわかる。
極東米軍の対日要求は放火魔の燃料要求と同じだからこの対中国包囲戦線にそって燃料投下して緊張を高めるために何でも来いの対日要求をしてくることが見え見えである。
普天間の固定化もそれであり岩国へ海兵隊移駐もおなじ。
岩国へは先の市長選で防衛局が暗躍して二井知事福田現職を選挙応援して当選させた上で海兵隊1500人移駐を押し付けるという、見え透いた違憲行政犯罪を恥ずかしげもなく繰り返している。
日本人に関しては治外法権がないから全員憲法違反で刑事告発有罪にできるから、せいぜい下手な演技でボロボロボロを出しながら嘘つき行政を続けるんですな>野田三百代言詐欺テロリスト総理モドキ政府w

 tokyosilver999 | 2012.02.09 9:56

こんにちわ。
僕もこの記事書かれているような方向に確実に向かっていると思います。
特に米大統領選でRon Paulさんが勝てないとすると米国が恐ろしい状況になると思います。
その前にユーロ崩壊、それをトリガーにドル暴落。世界の通貨システムが大混乱するでしょう。人間でいうと血液のがんみたいなものなのですべての経済活動が一時停止になると思います。
ただ日本を含め、リセット後世界の人々はまた再生に向けて立ち上がる。
いま個人ができることは、とりあえず大混乱(3カ月から12カ月)を生き延びるために食糧備蓄、助け合いネットワークの構築、財産を現在の金融システム外で保全しておくことだと思いますがどうでしょう?

 通りがけ | 2012.02.09 19:42

「米軍防衛省が日本国国民をただいま攻撃掠奪中」
この事実を報じている長周新聞2012年2月8日付け一面トップ記事全文タイプ速報します。(誤変換あれば各自修正ください)
愛宕山米軍住宅含め白紙に戻せ—–市民欺き在沖海兵隊も移転
  市長選では隠し、終ったとたん発表:民意問い直せの世論沸騰
[岩国]
 在日米軍再編計画を巡る動きが新たな展開を見せている。6日、米政府は、沖縄からグアムへ移転させる米海兵隊の規模を当初の8000人から4700人へ縮小し、残りの3300人の打ち1500人を岩国基地閉店、常駐させることを日本政府に打診。「アジア重視」で中国との戦争準備をすすめるアメリカの新防衛戦略にそって沖縄の基地を日本全土に分散させる動きだが、「有力候補地」となった岩国基地は、厚木から移転してくる空母艦載機部隊などとあわせると2万人近い米軍関係者が押し寄せて国内最大の軍事拠点となる。市長選から一週間後に突如としてわいて出た岩国基地の大増強計画に、しみんのなかでは「どこまで岩国市民をバカにするのか。このままでは岩国に日本人は住めなくなる」「事実を隠したままでやった市長選は無効でやり直すべき。約束違反もいいところで、市長も知事も愛宕山の売却も含めて白紙撤回するのが当然だ」と激しい思いが渦巻いている。
「米軍一挙に2万人へ迫る規模」
 現在、米軍岩国基地には、海兵隊員とその家族、軍属を含めて約6000人が駐留している。2005年に公表された「米軍再編中間報告」で、厚木基地から米海軍空母艦載機(59機)とともに将兵約1600人)に軍属、家族を含めて4000人を2014年までに移駐させる計画が発表され、市民の強い反発を受けてきた。今回の米側の要求は、そこに1500人もの海兵隊を加えるものだが、軍属や家族を含めればその数は4000~5000人にも膨れあがるといわれる。つまり、岩国基地には一挙に2万人近い規模の米軍関係者が乗り込んでくることになり、人員だけでも現在の3倍というとてつもない増員となる。市民からは「沖縄でも犯罪を繰り返す海兵隊のたちの悪さを市民はよく知っている。岩国をアメリカ村の無法地帯にして、市民は岩国から出て行けということか」「愛宕山に270戸の米軍住宅を作って済む話ではない。市内全域が米軍住宅にされる」と語られている。
 特に市民が怒っているのは、一週間前の市長選までは、福田市長もそれをバックで支えた民主党政府も米軍問題には一切触れず、「夢をかたちに!」など脳天気なフレーズの合唱で市民を煙に巻いておきながら、終ったとたんにマスコミを使って「民意は米軍再編に”現実的対応”(容認)を選んだ」と大騒ぎし、さらなる負担を押し付けてくるやり方だ。
 これまでも「騒音軽減のため」といって2500億円をつぎ込んで米軍基地の沖合埋め立てを進めてきたが、ふたを開ければ、基地は二倍に拡張され、滑走路は「移設」ではなく二本体制、空母も接岸できる巨大岸壁までつくられた。また、埋め立て用の土砂を掘り崩し、学校や新興住宅など「新しいまちづくり」をするはずだった愛宕山開発事業は、はじめからわかりきっていた赤字を理由に廃止し、米軍住宅用地として売り払う。米軍問題に関しては、ウソを並べて市民をだますのが常套手段であった。
 自民・公明に加えて、民主党、連合や自治労、「地元の意向を尊重する」と素知らぬ顔でうそぶいてきた二井知事も、米軍のために「ひとつ」になって「圧勝」を目指した先月末の市長選では、民間空港や国立病院移転、駅前開発などの鼻先ニンジンをぶら下げて業者などを締め付け、防衛省は「全小中学校にエアコンを設置する」という約束までして福田市長の「実績」を演出したものの、棄権者が続出して投票率は過去最低。福田市長の得票は、前回より5000票近く落とし有権者の三分の一にとどまる実質の不信任となった。まして、岩国基地への艦載機移転に関しては、「普天間基地の移転問題が解決するまでは、先行させることは認めない」としており、「容認」を公約に掲げたわけではない。市民をバカにした「後出しジャンケン」も甚だしいやり方に「民意を問い直せ」の声は高まっている。
「基地中心に道路網整備:県や市への怒り強く」
 運送業に携わる男性は、「数十年前からの計画済みのものを時を見計らって表沙汰にしたまでの話ではないか。沖合移設も愛宕山も同じように市も県もすべて承知しているはずだ。基地を中心にした道路網整備を見ても岩国を一大軍事拠点にすることは素人でも予測できる」と語る。
 岩国市内では、米軍住宅となる愛宕山と基地を結ぶ市道牛野谷29号線、県道牛野谷-尾津線など、国道188号線と山陽本線をまたぐ高架橋を造れば基地に直結する巨大道路が次々と造られている。また、基地から大竹ICまでの長距離を結ぶ地域高規格道路「岩国大竹道路」、平田バイパスや国道2号線を延長し、新幹線が停まる新岩国駅や岩国ICにつなげる計画などもある。
 さらに、米軍住宅建設にともなって愛宕山にある市第一工場(ゴミ焼却場・築19年)を「老朽化」を理由に帝人岩国工場の海側埋め立て地である日の出町へ移転させ、そこまでのアクセス道路として新港から臨港道路の建設を進めている。これは、米軍が弾薬輸送に使っている新港埠頭から日本製紙岩国工場内を通り、突き当たる今津川にトンネルを掘るか橋を渡せば基地へつながる。
 「米軍は基地内で弾薬を載せた艦船を直接接岸して作業することは嫌がる。東広島や江田島の弾薬庫からは陸路を使って運ぶので必ず道路が必要になってくる。愛宕山から基地内の米軍住宅につなぐ道路が増えているが、いずれ尾津に広がる蓮田も米軍住宅として買収するつもりではないか。30年ほど前に愛宕山にNHKが放送用アンテナを建てようとしたとき、米軍がクレームを付けて中止になったことがある。表に出る都市計画は、すでに米軍と数十年かけて決められたことが実行されているだけだ」と指摘する。
 また、最近愛宕山へ移転する国立病院(黒磯町)付近にいつの間にか基地内と同じキリスト教会が建てられていることも指摘されており、「国有地である国立病院跡地に愛宕山だけでは収容しきれない米軍の住宅を造るのではないか」といううわさもある。
 別の男性は、「すでに米兵は1000人以上が基地外に住んでいて、市内のあらゆる団地に入り込んでいる。光熱費もタダなので、クリスマスにでもなればど派手なイルミネーションで家を飾り立てるからすぐにわかる。軍事道路が整備されるということは、戦争が間近に迫っているということ。米軍は岩国市民を盾にして戦争をやるつもりだ」と語気を強めた。
 商工業者の男性は、「市内では、旅館やホテルなど地場企業が相次いで倒産して、商工会議所の会員数もこの10年で500社近くも減ったという。帝人や日本製紙などが岩国から出て行く理由もこの米軍再編と関係しているとすれば、”夢をかたちに”どころかこれからもっと岩国は寂れていく。安心してこどもも育てられないが、現役世代も生きていけず岩国から出て行かなければいけない」と吐き捨てるように語った。
 車長に住む男性は「市や県はすでに知っていたはずで、二井知事などははじめだけ”心外だ”と怒ってみせるいつものパフォーマンスをやっている。市長選で福田市長が再選されたことで市民をナメて発表したのだろう。グアム移転費だけでなく、普天間基地の改修費用までアメリカは日本負担を要求しているが、政府がしきりに消費税増税と叫んでいることとつながる。福田市長がこれで”はい”といえば、卑怯極まりない。これまでも市民をだましてきたが今回の手口もまったく同じ。岩国は米軍のものではないし、日本の土地だし、市民のものだ」と強調した。
 旭町に住む婦人は、昨年末に二人組の米兵が年配婦人の家のガラスを割って侵入したことに触れ、「米兵は泥酔していたわけでもなく興味半分で事件を起こした。厚木の部隊に加えて沖縄の海兵隊も受け入れることになれば、凶悪事件が多発することは疑いない。アメリカから打診されていたことに対して、現地の市長や知事が知らなかったということはないはず。いつも市民にはほぼ計画が決まった段階で知らされるが、あまりにも岩国市民をバカにしている。容認云々ではない。愛宕山の売却も拒否して全貌を明らかにすべきだ」と話した。
 車町在住の男性は「沖縄の負担を分かち合うなどと言っているが、アメリカの都合ですすめるための詭弁だ。アメリカ基地の負担をわざわざ日本国内で分かち合う必要は無く、当然にも岩国も66年間、同じ屈辱を受けてきた。日本国民の要求は”国外への撤去”だ。中国と戦争するなら確かに岩国は好位置だが、また岩国をアメリカの盾にするわけにはいかない」と話した。
 この問題は下関でも、人工島が岩国基地と結んだ軍港になるという世論が広がっている。(了)

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