2009年05月13日

小沢一郎、元気はつらつ辞任会見 その1

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写真はこちらからお借りしました 🙂
辞任を5月11日に突然表明した小沢一郎氏
その辞任会見には新たな決意表明が込められていた
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YOMIURI ONLINEにて全文紹介されていたので紹介したいと思います。
少々長くなりますが、最後までお付き合い下さい。

「政権交代実現へ挙党一致」・・・小沢氏辞任会見<1>
民主党の小沢代表が11日夕、党本部で行なった記者会見の全文は以下の通り。
 【小沢氏】それでは私から申し上げます。メモにしてきましたので、後で諸君にも配りますけれども、メモを読み上げさせてもらいます。挙党一致をより強固にするために、ということで、来る衆議院総選挙での必勝と、政権交代の実現に向け、挙党一致の態勢をより強固にするために、あえてこの身を投げうち、民主党代表の職を辞する事を決意しました。
 国民の皆様、支持者の皆様にご心配をおかけしてまいりましたことをおわび申し上げますとともに、特にこの3年間、至らぬ私を支えてくださいました同僚議員の方々、党員・サポーターの皆様に、心より御礼を申し上げます。
 もとより今度の総選挙は、国民自身が政権を選択して、自らこの国と国民生活を救う、またとない機会であります。民主党にとっては悲願の政権交代を実現する、最大のチャンスであります。
 民主党を中心とする新しい政権を作り、国民の生活が第一の政治を実現して、日本の経済社会を根本から立て直すこと、そして政権交代によって、日本に議会制民主主義を定着させること、この二つが民主党に課せられた歴史的使命であり、私自身の政治家としての最終目標にほかなりません。
 日本のために、また国民にとって、民主党にとって、そして私自身にとっても、何が何でもここで勝たなければならないのであります。それを達成するためには、党内の結束、団結が絶対不可欠の条件であります。党内が乱れていたのでは、総選挙に勝利することはできません。逆に挙党一致で、臨みさえすれば、必ず勝利することができると確信しております。
 私が代表の職にとどまることにより、挙党一致の態勢を強固にする上で、少しでも差し障りがあるとするならば、それは決して私の本意ではありません。政権交代という大目標を達成するために、自ら身を引くことで民主党の団結を強め、挙党一致をより強固なものにしたいと判断した次第であります。まさに身を捨て必ず勝利する。私の覚悟、私の決断はその一点にあります。
 連休中、熟慮を重ねまして、その結論に達し、決断した以上、党内の混乱を回避するためにも、ただちに連休明けの本日、辞意を表明することにいたしました。ただし、国民生活への影響を最小限に抑えるために、平成21年度補正予算案の衆議院での審議が終わるのを待った上で、速やかに代表選挙を実施していただきたいと考えております。
 重ねて申し上げます。新代表のもとで挙党態勢を確立して、総選挙に臨むことが、何よりも重要であります。もちろん、私もその挙党態勢の一員として、新代表を支え、総選挙必勝のために最前線で戦い続けたいと思います。
 国民の皆様、引き続き民主党をご支持くださいますよう、心よりお願いを申し上げます。ありがとうございました。

この後、記者達からいくつかの質問を受ける。

 <質問1>挙党体制に不安を考える面があったのか。なぜこの時期に辞めるという決断をしたのか。離党、議員辞職の心配も党内にあるが、今後の政治活動は。
 【小沢氏】一点はみなさん自身がよくおわかりだと思います。連日、みなさんの報道にありますから、それによって結果として党内が不安定になったり、みんなが不安になったりしてはいけないと、私が、批判の矛先の相手である私自身が去ることによって、それがかわされ、そしてみんなが安心して、安定して、総選挙へ向けて挙党一致で戦うそういう態勢を是非作り上げてもらいたいし、私も一員として協力していきたいと、そう思っております。それから、今日辞意表明をしたからといって別に、政治家を辞めるわけではありません。もうあと、わずかの総選挙までの期間でございます。代表を退いても全力で政権交代のために頑張りたいと思います。

 <質問2>辞意決断に至った経緯、特に決断したのはいつか。今後、総選挙対策として具体的にどのような活動をしていくのか。
 【小沢氏】私が民主党の代表を辞するという決断を致しましたのは、最終的に連休で、ゆっくり考える時間ができた時点でございます。それから選挙のやり方については質問者ももう長年見ておられるはずであります。選挙必勝の私自身のやり方で、今後も全力で頑張ります。

 <質問3>後継を選ぶ代表選挙はどのような結果が望ましいのか。意中の方はいるのか。次期衆院選には立候補するのか。
 【小沢氏】辞めていく者が、次の人について論ずべきではないだろうと思っております。ましてや、まだ誰が立候補するかもわからない段階ですから、質問にはお答え致しかねます。それから、さっき言ったように、別に私これで辞めるわけではありません。次の総選挙で勝つことが私の最大の願いであり、それが日本の国にとって、国民にとって、必要な政治の転換だという風に思っておりますので、どこの選挙区であれ、全力で戦い、必ず勝ち抜いて参りたいと思ってます。

 <質問4>代表辞任後の新執行部から、新たに執行部に入って党幹部として職を続けてほしいというような要請があれば受けるのか。
 【小沢氏】まだ私が今日辞意表明して、選挙の日取りをはじめとする選挙の手続きもまだ決めておりません。それは明日からです。そして、顔ぶれもどのような方が立つかさえもわかりません。ですから、新しい代表になってから、なったら、どうこうするかという仮定の質問に今答えるべきではないと思います。ただ、一般論として、党員である以上、みんなで決めたことは守らなければなりません。それが民主主義です。自分は意見が反対だったから、守らないでは、国会もすべて成り立ちません。反対した法律でも、多数で成立すれば、それは法律です。みんなで話し合いのうえ、まとまれば一番いいことですが、話し合いがつかなかった場合は、多数決、選挙ということで決するというのが先人の知恵であり、民主主義の基本であります。ですから、それによって、選ばれたリーダーの命については、私ばかりでなくして、全員が守っていかなければならないと思っております。

 <質問5>(公設秘書が逮捕された)事件から2か月がたつ。進退について、国民の理解を得られるという判断も示されたが、今日の内容は乖離がある。どう判断が変ったのか。
 【小沢氏】私の話を聞いていただき、配ったメモを読んでいただけば、何の乖離も、何の矛盾もありません。民主党にとって、挙党一致、団結して、力を合わせて、国民に訴えるという態勢さえできておれば、必ず国民の信頼を得られると思っております。その意味において、私は今日でも、民主党は国民の理解を得られると思っておりますけれども、そのことをさらに万全なものにするために、少しでもマイナスの部分はこの際、自分自身が身を引くことによって取り除いていきたい。そして、なんとしても政権交代を実現したい。それが国民のためであり、我々民主党の使命であると、そう考えているということであります。

 <質問6>党内と有権者自身からも辞任が遅すぎ、党にダメージを与えたという声もある。政権交代に貢献するために、離党や議員辞職も考えるのか?
 【小沢氏】なぜ離党、議員辞職をしなきゃいけないんですか。
 <質問者>献金事件のイメージを民主党から離すために離党するべきではないか。
 【小沢氏】私は政治資金の問題についても、一点のやましいとこもありません。法律に従って、きちんと処理し、報告しております。また、今回は政治的な責任で身を引くわけでもありません。皆さんのお力添えのおかげで、私が3年前に代表職を引き継いだ時には、本当に1けたの支持の、1けた台だったと思いますが、今、皆さんの懇切丁寧な報道ぶりにもかかわらず、20%以上の支持を持って、自民党とほぼ拮抗しております。私はそういう意味において、本当に国民皆さんの理解が、我が党に対する理解、そしてやはり政治は変えなくてはいけないという理解が進んでおる証左だと思っておりまして、私も微力ながら、そのことに多少なりとも貢献してきたのではないかと思っております。あんたどこだっけ、会社?
 <質問者>日本テレビです。
 【小沢氏】日本テレビでもよく国民の皆さんの調査をしてみてください。

 <質問7>バッシングと同時に、小沢首相を求める声も多数あった。無念はあるか。
 【小沢氏】個人的に私を強く支持してくださる方は、私が民主党代表として総選挙に勝ち、総理大臣になることを願っていてくれたことと思います。しかし、私は、私自身が何になる、ならないということは、まったく自分にとっては問題ではありません。民主党中心にして、とにかくこの長期政権、腐りきった政権を変えなくちゃいけないと。政権交代、それが果たされれば、私自身にとりましては、まったく本懐でありまして、それ以上の期待をしてくれた支持者の方がおりましたとしたら、それは申し訳ないことではありますが、私の政治家としては、全くこの政権交代、国民生活第一の政治、国民サイドに立った政治、そして日本における議会制民主主義の確立、これが樹立されれば、少なくともそのスタートを切れるということを自分の目で確かめることができるとしたならば、それがまさに政治家の本懐、男子の本懐、そう考えております。

記者達とのやり取りは、攻められているというよりも、むしろマスコミを皮肉るほど、余裕で受け答えをしていた。
本文を読んでいて感じたのは「活力が出る」というところ。爽快かつ的確で発言に「可能性へ向かっているのだ!!」という意思が感じる事ができたからかもしれない。
何か「先を見据える事が出来た」ことにより生まれた余裕が小沢氏をそうさせたのか、それとも辞任から「失うものは何も無い状態」となったことからくるものなのかは、この辞任表明の裏に隠された真意にあるのではないでしょうか。
次はその真意に迫りたいと思います 8)

List    投稿者 takesyo | 2009-05-13 | Posted in 10.日本の時事問題4 Comments » 

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コメント4件

 tama | 2009.08.18 19:42

>意外であったのは、イスラム諸国だが、覇権国家の対極にあり、日常規範を律することが主旨の経典を持ち(共認原理に近い?)、土着的集団性や婚姻性からも、本源性が比較的残存している点は、今後とも本ブログ内でも追求していくべき課題となりそうです。
  イスラムは、日本ではあまりなじみがないですが、確かに規範意識が高そうなので、世界恐慌が有っても、秩序は維持されそうですね。
 上手く日本と協力できれば心強いので、要注目ですね。

 古代ローマ | 2009.08.19 0:21

終末の始まり
A・I・ロックフェラー
                                   
「終末のときが近づいていている。好むと好まざるとに関わらず、それは我われすべてが直面せざるをえない運命である。
2001年9月11日、世界は終末の目撃者であった。我われが見たもの、われわれが経験したことは、まもなく明るみに出るはずの大災害に比べるべくもないだろう。これまで非常に多くの生命が失われてきたが、それ以上に多くの生命が失われるであろう。いま存在している、あるいは古代からある人間の政府は、ひとつも完全な支配はできなかった。いかなる政府も失敗してきたし、失敗するだう。
 政府はあなたを保護出来ない。政府は人々が真実に自由な場所、あなたの近隣の人があなたの家族であり、 見知らぬ人たちがあなたの友だちであると言う場所、を与えることができない。いかなる人間の今日の政府も 、これを達成することができないし、しないだろう。これが、アジェンダが設定された理由である。
 それは、ずっと昔から、アルマゲドンとして言及されてきた。しかし、怖れないようにしなさい。それは核に よるホロコースト、あるいは我々の文化を平坦にするだろう天からの迷った小惑星ではないだろう。実際、 それは災厄を起こし、一掃する惑星ではないだろう。
 それは、仲間の人類に対して尊敬や、やさしい思いやりなどまったくない、この偉大な惑星の人間の住民で あるだろう。
次の年にかけてあなた方に各々は、幾つかのことを非常に深く真剣に考えなければならない。 あなたは自分自身にこれらの質問をする必要がある。私は私の仲間に対する憎しみに打ち勝つだろうか、 あるいは私は私の違いを忘れるだろうか、そして隣人たちと結び付き世話を焼けるだろうか?私は彼らを親切 に遇することができるだろうか?それとも、私は彼らにつけ込み続けるだろうか?あなたがある人を通りから 連れてきて、何か食べ物を与え、一夜の休むところを探してあげた最後の時は何時だったか? あるいはバスの中で、ショッピングセンターで、電車の中で、となりに座った誰かに、「こんにちは 」と最後に言ったのは何時だったか?
  愛する誰かを失った、見知らぬ人を最後に慰めたのは、何時だったか?その人の持っているものや、 富のためではなく、ただ単純に誰かの世話をしようと、誰かと親しくした最後の時は、何時だったか? あなたの人間としての精神と心を、あなたの仲間に本当に見せた最後の時は、何時だったか?
 以上のことはどれも、容易ではない。それは難しい。我々の誰も完全ではない。我々の誰も、 いい人生を過ごしてきていない。それがその過程に於いて、他人を傷つけることを意味するとしても、 我々が得ることができることにふさわしい、ある程度のことを煩ってきたから、とある者は考えている。 しかし、我々のネガティブなやりかたに反対しようとする、また反乱を起こす人たちは生き延びるだろう、 そして今はただ夢でしかない、地球での人生の報酬を与えられるだろう。従順なる者のみが地球を所有するだろう。 これは確かなことだ。
  新しいシステムが来つつある。ただ一つの質問は、あなたがそこにいることを選ぶか?それとも、 自己破壊への道を降りて行き続けるか?、と言うことだ。
 以下のアジェンダは避けることができない、そして、生き延びるため、それを得るために、 ずっと我慢する必要があるだろう。それ故、よくよく考えなさい。
  それは、あなたの未来である。そして、あなたたちすべては、それをうまくやれるだろう。
「新世界のためのアジェンダ」
・中東和平の完璧な、手の施しようのない瓦解。
・バチカンとエルサレムは、宗教テロリストたちによって破壊されるだろう。
・すべての宗教の世界的規模での崩壊。すべての宗教は禁止される。
・世界中の平和と安全の宣言に続いて、国連は臨時単一世界政府を樹立する。
・新しい単一世界国家の市民が出現する。アメリカ、イギリス、中国の政府は瓦解し、そのほかの世界も無政府、無秩序状態に陥る。
・新政府機構は14万4000人のエリート官僚と、600万人プラスアルファの役人が支配する。
・新世界が創出されるにつれて、大量掃討作戦が開始される。経済システムは復活し、インフラは再建される。疾病は消滅し、加齢現象自体がなくなる。ひとつの新しい復元された人間の家族によって、地球は徐々にパラダイスと化すであろう。
             
ロックフェラー・グローバル・コミュニケーションズから国連総会へ 2002年3月22日
この中で、注目するのが、これです。
・新しい単一世界国家の市民が出現する。アメリカ、イギリス、中国の政府は瓦解し、そのほかの世界も無政府、無秩序状態に陥る。
ロックフェラーが国連へ充てた手紙ですが、〈信憑性は...?〉予言〈ろっくふぇらー〉と予測〈ここの管理人さま〉に差異はないようですよ。

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