2010年05月16日

小沢騒動に見る近代社会の大ペテン!~②特権階級の暴走~

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以下,大手マスコミは検察審査会に「不起訴」不服申立てた謎の市民団体の実態をなぜ報道しないのでしょうか(もりのくま)より以下転載。

『検察とマスコミのリ-ク報道ばかりに目を向けていましたが、最初に検察に告発した市民団体の存在を全く気にしていませんでした。その正体が解れば、国民の見る目もかなり変わったと思います。
そのことを隠して報道し続ける我が国は、かなり危険な状態に有ると感じ、明日には、公権力や政府に不利に成る自由な主張が、直ぐに罪に問われる時代が来ている様な感じに思えて来ました。』

上記内容は,「世論を正す会」と「真実を求める会」という市民団体が東京地検特捜部に提出した刑事告発が今回の小沢騒動の発端であり,いずれも「記載忘れ」「記載ミス」で「訂正」すれば済む内容を「政治資金規正法虚偽記載」の重大犯罪であるかのように刑事告発した。
これらの市民団体はホームページもなく正体不明の「謎の市民団体」として存在しつつ,司法・検察・マスコミとの連携を介して【圧力団体化】している。
つまりは、この公にならない(架空の)市民団体と検察審査会によって、恣意的にいつでも誰でも起訴することも可能なのだ。これはまさに検察と国家権力の暴走ではないか。「司法に市民感覚を」というのは、その目的を達成するためのお題目に過ぎなかったのだ。
上記は、前回取上げた内容の復習であるが、本題に入る前に応援クリックお願いします。 😉

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このような圧力団体が,市民団体という名ばかりの隠れ蓑を纏っている事自体信じられないのだが,
世論・真実の為という大衆受けの良い大義名分を盾にして,その内実は,自作自演の騒動を様々な局面でデッチ上げ、本来なすべき社会統合の仕事を邪魔する為の行動に過ぎないのだから許しがたい。 
社会を統合する役割を担うはずの特権階級(司法・検察・マスコミなど)が,自分達に有利な制度(権益)を狙って暴走しているとしかいいようがない。
小泉騒動(日本国の資産を米国に売る為の郵政民営化が狙い)や、小沢・鳩山騒動(民主党の支持率▼が狙い)などの権益絡みの暴走が至るところに蔓延っている。
リーマンショック以降,この暴走する社会構造(=特権階級の暴走)は,益々酷くなりつつある。
私権時代に特有の権威・地位・身分・金がもはや輝きを失った現代において,自らの権益を第一課題とする特権階級の暴走は、もはや迷惑以外の何者でもない。
このような暴走する特権階級の暴走に関する社会的問題は,るいネットの以下内容が参考になる。

『経済危機が生み出す危機感は、現体制の上位の者≒特権階級ほど切実であり、強い。従って、目先の制度収束は、上位≒特権階級主導で形成されたと見るべきだろう。
(中略)とりわけ、団塊世代以降の特権階級は、貧困を知らず、本当の私権圧力を知らない。
従って、彼らは、肉体的欠乏に発する本当の目的意識を持ち合わせていない。
(中略)かくして、団塊世代が幹部に就いた’00年以降、彼ら特権階級はひたすら与えられた特権を行使し、次第に「社会を動かし」「世論を動かし」ているという支配の快感に溺れてゆくようになって終った。
それだけではない。危機に脅えた特権階級は、アメリカの力に拠り縋り(その結果、アメリカの言い成りになって)中立公正も何もない露骨な偏向・煽動報道によって小泉フィーバー、郵政選挙を演出し、更には検察とマスコミが一体となって、鈴木宗男、佐藤優、植草一秀、小沢秘書etcの政敵を失脚させてきた。
これは、麻薬中毒よりももっと恐ろしい、権力の自家中毒
である。』

社会を統合する筈の統合階級が旧い私権原理にしがみつくしか無いのであれば,私権原理からいち早く解き離れてている我々素人がこの暴走する特権階級に歯止めをかけ,新しい国家体制を構築していく時代に入ったのではないか?
◆まとめ
私権原理が崩壊し,社会が統合軸を失うと,歯止めを失って社会は暴走してゆく。
最も恐ろしいのは,社会を統合する役割を担っている特権階級の暴走である。
彼らから発せられる『市民に開かれた,市民の為の』は,極めて怪しいという事を再認識すべきである。
次回は,この辺りの統合階級の詭弁について扱います。

List    投稿者 kyupibekamu | 2010-05-16 | Posted in 10.日本の時事問題1 Comment » 

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コメント1件

 czech hermes bags | 2014.02.02 0:01

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