3/28なんでや劇場レポート(4) 課題を突破する力の源泉は可能性収束力
3回目のレポートでは今後10年間は活力がとても重要な要素になる事が明らかになりました。活力が湧けば充足できる。その為に、自分からみんなへの転換、否定から肯定への転換が必要になります。
今回のレポートでは今回の劇場の各論である、今日の本題「闘争過程で求められる能力は、どのように形成されてゆくのか」に入る。
闘争過程で求められる能力も抽象的には共認統合力となるが、どういう能力が必要なのか?
みんな発、充足性・肯定性は前提条件。その先に必要な能力は?
いつもありがとうございます。応援よろしくお願いします。
みんなの期待をキャッチするアンテナ能力。これがなければ話にならない。
それを土台に、問題の本質を掴む能力、焦点を絞り込む能力(これを照準力と呼ぶ)が生まれる。次には、実現経路を見つける力(構想力)となるが、実は照準力も構想力も、根幹にあるのは実現イメージを生み出す力=可能性収束力である。(可能性があるからこそ、そこに照準を合わせるのである)
ところが、社会過程では、最初の実現イメージ通りにならない壁が必ず登場する。そこで壁にぶち当たっても、実現に向けて前進するエネルギー源も可能性収束力である。動物では可能性収束する対象は明確だが、人間の場合、最初に直観した可能性は明確なものではない。不鮮明な直観を実現するために、何度もフィードバックを繰り返してはじめて課題を突破できる。そのエネルギーも可能性収束力がどれだけ豊かにあるかによって基底される。加えて、危機察知能力も、直観した可能性を実現する過程で登場する壁をキャッチするということだから、これも、可能性収束力の裏返しである。
●可能性収束力⇒課題突破力はどのように形成されるのか?
人間の成長過程に即して、乳幼児期・学童期・思春期・青年期・中年期に分けて追求する。
【乳幼児期】
スキンシップに代表される親和充足体験。これが豊かかどうかが人格(共認回路)形成に決定的に重要。ex.アンテナ能力の貧困の多くはこの段階で発生する。
【学童期】
遊び体験、その中でもとりわけ集団指導体験によって、創造力をはじめとする基本能力が形成される。ところが、この時期は試験勉強に大半の時間とエネルギーを費やすことを強制される。
ところが、試験勉強は社会的に必要な闘争能力には全く繋がっていない。
試験勉強で求められる能力は、答えが予め定まっている問題を早く正確に解く能力であり、必要なのはパターン化能力、突き詰めれば暗記力でしかない。ところが、現実の仕事場面で暗記力がモノを言う場面はほとんどゼロに近い。仕事の場面で過去問が出てくることはなく、必ず条件が変わっており、常に新しい課題で一杯である。とりわけ現代は、私権原理から共認原理への大転換期であり、過去問は全く役に立たない。逆に過去問で頭が一杯であればあるほど、白紙から考えることができなくなる(無能化する)
レポート(5)へ続きます☆
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