皆が当事者になれるチームをつくるには?
何か物事を進める際に、多様な意見をまとめる場面はたくさんあると思います。
その際、どのようにしてチームをまとめていますか?
多数決で決めますか?
はたまた、最大公約数をとり、周りの要求を全部叶えようとしますか?
そうすると、さらなる要望が出てきて、まとまることはありません。
そんなこんなで、「リーダーしんどい。リーダーにはなりたくない」という風潮さえみえます。
では、リーダーの役割とは何でしょうか?
一言で言えば、リーダーはみんなを当事者にするのが役割です。
メンバー全員が主体的に取り組んで、自らが決断して、自走できるチーム、作りたいですよね。
そういうチームを作るには、リーダーの問いかけが必要なのです。
◆次元を上げる問いかけ
プロジェクトをすすめるときに、すぐに具体的な方法論・実践論を決めていくのではなく、とことん本質を問うていくのです。
・そもそも、このプロジェクトは何のためにやるの?誰のためにやるの?
・このプロジェクトで目指すべき実現したいことは?etc…
「なぜ、これをするのか?」「そもそも、なにを実現したいか?」
リーダーは、とことん【次元を上げる問いかけ】をしていくことです。
そうやって、本質を問うて次元を上げていけば、【ありたい姿】が明確になり、その実現のためにチームの当事者度も格段に上がります。
そこまでいけば、それを実現する手段はチームメンバー自らで決めてもらうことです。
(ここをリーダーが決めてしまうと、メンバーは単なるぶらさがりになってしまいます。)
実現したい像が描けたら、その実現したい目標に照らし合わせ、決断もメンバーで自身行っていけます。
リーダーは、その軸がぶれていないか、そもそもに立ち返る問いを投げかけていくことです
いかがでしょうか?
チームで前進していくには、強いリーダーシップも、カリスマ性もいらないのです。
そうであれば、あなたもチームをまとめられそうな気持ちになってきたのではないでしょうか?
本質を問う、次元を上げる問いに立ち戻り、
メンバー全員が主体的に取り組んで、自らが決断して、自走できるチーム作っていきましょう!
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