2010年06月18日

庶民による社会統合気運の高まり その最先端の潮流を探る1 ~プロローグ~

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画像はこちらからお借りしました。
 
通常国会が閉会し、参院選に向けて本格始動の段階に入ったと言われている。
今度の参院選は、与党交代後初の国政選挙となる。
2009年8月の衆議院選挙では、旧自民党政権下での特権階級の暴走に、庶民がNoをつきつけ、戦後日本の政治における歴史的な転換が起きた。
 
その後、事業仕分け、郵政民営化の見直し、日米関係(基地問題)の改善など、「旧来の自民党政権とは違うのでは」という期待を抱かせたが、結果を見ていくと、「結局、何も変わっていかないのでは」という思いが生じてくる。
 
首相が替わっても何も変わらないのは戦後政治の常であったが、与党が替わってもやっぱり何も変わらないという現実が見えてきた以上、庶民の間に「自分たちで社会統合を担っていこう」という当事者意識が顕在化してくるのは、時間の問題ではないだろうか。

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すでに地方自治においては、特権階級による社会統合の独占にNoを突きつける動きが出てきている。
 
福島県矢祭町の議員報酬日当制
 ●議員報酬を日当制にした福島県矢祭町「決意宣言」“町民とともに立たん”
 ●矢祭町議会決意宣言「町民とともに立たん」
 
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長の取組
 ●一人ひとりが「社会を丸ごと引き受ける」と言う自覚~阿久根‘ブログ’市長、竹原信一氏のメッセージ
 ●鶴翔高校 卒業式 祝辞
 
愛知県名古屋市の河村たかし市長の取組
 ●住民自治の新たな動き~予算執行権を持つ名古屋市の「地域委員会」1
 ●住民自治の新たな動き~予算執行権を持つ名古屋市の「地域委員会」2
 ●楽しみにしてちょうよ! 河村“どえりゃー”庶民革命の申し子 無報酬議員が職業議員の特権を奪う日
 
いずれの事例も、
 
「庶民からかけ離れた特権をもつ専門家(プロ)が、社会統合を担う必要はあるのか?」
「特権を持ち、それで飯を食う専門家であるが故に、みんなのことを考えた社会統合よりも自己保身が第一になっているのではないか?」
 
という至極まっとうな疑問から、改善案を提示している。
 
 
また、ネット上を中心に、官僚制度・公務員制度の改革が提起され始めている。
 
公務員の半専任化の提案
 ●徴兵制ならぬ徴員制の提案(「日本国の刷新・再生」―21世紀研究会より)
 ●「良い国日本の再興」 日本戦略の研究会(日戦略研)
 
官僚制度の民主化(≒国民からの期待・評価圧力を受けての選任)の提案
 ●【統合気運】理論物理学者の官僚制度改革への提言
 ●宮島名誉会長 第79回提言エッセイ 「官僚制度はあべこべ」
 
官僚の半専任化の提案
 ●【統合気運】元官僚の官僚制度改革への提言
 ●「政治家には、役人のバイアスを見破る眼力が求められている」
 
これらは、集団を超えた次元にある社会の統合を担う組織が、単一の集団で構成されることの問題、さらに官僚においてはその集団が試験エリートで構成されることの問題に対する改善を提起している。
 
 
このような動きは、今後、特権階級の暴走・迷走がエスカレートするにつれてますます加速していくだろう。
 
そこで、今シリーズでは、庶民による社会統合の先駆となる事例の紹介、その背後にある意識潮流の分析を行い、それらを参考にしながら、新しい社会統合システムについての提案を試みていく。
 
 
最後まで読んでくれてありがとうございます。
応援よろしくお願いします。
 
また、庶民が当事者として自治に取り組んでいる事例をご存じでしたらぜひご教示願います。
 

List    投稿者 lived104 | 2010-06-18 | Posted in 12.現代意識潮流12 Comments » 

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コメント12件

 しのぶ | 2011.02.08 22:51

コーカソイドと言っても、みんながみんな白い肌で金髪とかじゃないんですね。。。
民族性の違いは、混乱期になればなるほど重要になりそうで、とっても楽しみです♪
同じ遊牧民でも、白人と中国人の違いとかも、興味深いなぁ。。

 kirin | 2011.02.09 14:25

しのぶさん、コメントありがとうございます。
私もこの写真を見て、コーカソイドにも色々な人がいるというのを知りました。
そういえば、古代ギリシアについて、マーティン・バナールの“黒いアテナ”という言葉もあります。
白人・金髪という色の概念が先行しすぎると、ヨーロッパの起源が見えなくなりそうですね。
それよりも、“遊牧”という生産様式と集団形態は、キーワードです。
シリーズ記事、頑張りますので、応援よろしくお願いします。

 コーカ コーラ | 2011.02.11 2:08

この記事の次回アップはいつですか?

 kirin | 2011.02.12 19:49

コーカ コーラ さん、コメントありがとうございます。
>この記事の次回アップはいつですか?>
次回記事は、バレンタインデーの2/14(月)を予定にしています。
それから、一週間ごとに記事をあげていきますので、応援お願いします。

 のりか | 2011.02.12 20:01

>私権性の薄さ、共同体性の濃さの歴史的蓄積を考えれば、日本がリードすることが不可欠になる
大転換期を向かえた時、日本人の資質に可能性があるんですね!
世界をリードしていく為にも、まずは敵を知るですね。
シリーズ楽しみにしています♪

 匿名 | 2011.02.15 13:30

のりか さん、コメントありがとうございます。
本当に日本人の資質に可能性があるのか?、を明確にするうえでも、文明といわれる私権時代の一翼を担い、近代以降は先導してきた白人の資質をハッキリさせていきます。
応援よろしくお願いします。

 やまと | 2011.02.17 13:29

ギリシャがヨーロッパの源流であるということ自体に欧米人の捏造があるように思えます。
「近代に繋がる文明はギリシャから興った、そしてそれは欧米文明の源流である」というのは欧米中心史観にすぎず欧米の中華思想による歴史の捏造がかなりあると思います。
明治以来、日本人は欧米人の捏造した歴史観を鵜呑みにしてきました。寺の列柱にもギリシャの建築の影響がみられるなどと言い、それが誇らしいことであるかのようなことを言っているテレビ番組を見たことがありますが、「そんな馬鹿な」と考えるのが当たり前だと思います。(むしろギリシャの丸い柱はヨルダン辺りの木造建築の影響ではないのか)
また、何かと言うとギリシャに民主主義の源流が見られ、それを直系である欧米が踏襲しているという言われ方もされますが、欧州中世の姿(今の北朝鮮(共産国)の姿の源流。領主、教会の両方から抑圧され、教会に従わないもの、疑いをかけられたものは残虐な方法で殺されてしまう)こそ欧米の本質だと考えるのが妥当です。
ギリシャの民主主義といわれるものも、どこにでも存在した寄り合い、合議制とそれほど違う特別なものなのでしょうか。
ギリシャは極めて単純に言えば欧米の源流ではなく、エジプトやアラビアの文明の一部だと思います。
欧米とギリシャは、日本とインドくらい離れた文明ですね。影響を受けたけれども直系の本家とはいえません。
また、現在ヨーロッパと言われている地域は本当のヨーロッパ(エジプト、アラビア文明の一地域であるギリシャ)ではないにもかかわらず、本来はギリシャの地域を意味するヨーロッパという地域名称を現在でいうヨーロッパの地域全体に使っていること自体が、古代ギリシャと現在のヨーロッパを一体化する捏造だと思います。
インド、中国、日本がアジアでない(アジアとは本来は今のトルコの地域を指す)のと同様、フランスやドイツなどはヨーロッパではありません。

 kirin | 2011.03.19 22:52

やまと さんコメントありがとうございます。
ヨーロッパの「中世」と呼ばれる時期は、一般的には4世紀末、ローマ帝国崩壊によるゲルマンの部族国家の成立(あるいは、800年のシャルルマーニュの戴冠)から、15世紀の半ば、百年戦争終結までを指します。
これは、16世紀のルネッサンス以降になって文明的にようやく台頭してきたヨーロッパ人たちが、自分たちの時代を「近代」として、ヨーロッパの起源だとするギリシア・ローマ時代を「古代」とし、その中間の時代という意味で「中世」と命名したものです。
つまりこのことが典型的に示しているように、ヨーロッパの4世紀(あるいは9世紀)から15世紀までを指して「中世」と呼ぶという行為には、自分達たちヨーロッパ人は「古代」のギリシア・ローマ人と歴史的に連続し、その文明を継承しているのだという認識が強く主張されています。
このギリシア・ローマ以来、文明は連続して発展しており、現代ヨーロッパはギリシア・ローマ文明の正当な嫡子だという主張こそ、ヨーロッパ至上主義の典型的な表現です。
しかしながら、やまとさんが仰るように、古代ギリシア・ローマ人と現代のヨーロッパ人とは、人種的には直接のつながりはないでしょう。
後に、ギリシア・ローマ文明を、教会・文献やアラブ人・ユダヤ人などを媒介にして学んだにすぎません。
逆にその意味では、観念的にはギリシア・ローマ文明を継承している面はあります。
問題は、なぜ、近代・現代ヨーロッパ人は、出自のことなるギリシア・ローマ文明を正当化観念として模倣したがるのだろう?と言うところでしょうか。
そのあたりが、ヨーロッパ人(白人)を考えるうえでも重要になり、そのためにも彼らが収束したがる古代ギリシア・ローマの解明が必要だと考えます。

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