2009年11月27日

潜在意識の奥底では新理論体系が希求されている

予知ブログ『ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ』11月20日の記事に興味深い記述があったので、引用する。
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●チェゼフスキー博士の太陽黒点説
過去の記事で何度か取り上げた理論に、旧ソビエトのチェゼフスキー博士が提起した太陽黒点説がある。これは、太陽活動の11年周期と、暴動や革命などの社会的な動乱が密接な相関関係にあることを証明した理論である。黒点最多期には動乱の発生件数が増大し、逆に最少期には減少するという事実を発見した。最近ではドイツ、ゲッチンゲン大学のスートベル・エルテル教授のチームによって改めてこれは事実であることが確認された。
2010年から太陽は次第にサイクル24の活動期に入ることが予想される。ということは、社会的な状況に質的な変化がなくても、民衆の行動がはるかに活動的になり、抗議運動も活発化する可能性があるということを示している。チェゼフスキー博士は黒点増大期を第2期と呼び、この期間には以下のような特徴が現れるとしている。以前の記事から引用する。
第2期(黒点増加期)の特徴
この期間は複雑な特徴を示す。
この時期の主な特徴:
・新しい指導者などが出現して大衆は次第に団結する
・政治的、軍事的な扇動が行われる
・新しい方針や計画が試される
・報道機関の影響力の拡大
・政治的、軍事的な問題が持ち上がり、大衆はそれに強い関心をもつようになる
・大衆は神経質でいらいらしているため、この時期の後期になると社会は次第に荒れて来る

この期間がどのくらい長くなるかは、黒点の活動やさまざまな社会的な要因に依存して変動する。また、この時期には多く見られる政治的、軍事的な現象は、共通の敵に対処するためにいくつかの国々が新しい安全保障条約を締結したり、また、異なった政治団体が共通の敵に対処するために団結して一つになるような現象である。
この時期には以下の三つの特徴が顕著になる。
1)大衆を引き付ける新しい思想や考え方の出現
2)このような思想の新たなグループ分け
3)思想的な傾向の異なるさまざまな集団が結集することができる統一した思想の出現

しかし、この時期の大衆運動は特定の指導者が出現することなく自然と盛り上がることがある。これは第三期に大衆運動がどのように発展するのか左右する重要なポイントになる。

●シカゴ対決のその後
ところで、すでに以前に紹介したが、10月25日には「シカゴ対決」と呼ばれる抗議行動が行われた。これは、シカゴで開催が予定されていた全米銀行協会の年次総会で、金融危機を引き起こしたにもかかわらず、その責任を一切とることなく、依然として巨額なボーナスを支給している金融機関に対する大規模な抗議行動の計画であった。ゴールドマンサックス本社への抗議も予定されており運動が拡大する可能性もあったが、実際は1000人に満たない市民が集合しただけの小規模な抗議運動に終わった。
しかし、11月16日、「シカゴ対決」を計画した同じグループが今度は「ワシントンDC対決」と称する抗議行動を企画し実施した。今度もリーマンブラザース本社などへの抗議行動が予定されていたが、参加人数はやはり数百名に止まり、地元のメディアがローカルニュースで伝えただけの小規模な運動に止まった。
しかし、このグループは今後も全米各地で抗議集会を予定しており、時間をかけながら運動を拡大する方向である。今後、抗議集会は以下の諸都市で実施される予定だ。
ニューヨーク州、バッファロー
ニューヨーク州、シラキューズ
オハイオ州、シンシナティ
イリノイ州、デカター
イリノイ州、ピュオリア
アイオワ州、デモイン
モンタナ州、ジェファーソンシティー
カリフォルニア州、オークランド
カンザス州、ウィチタ
黒点は来年からチェゼフスキー博士が第2期と呼ぶ黒点増大期に入る可能性が強い。これに呼応し、これまで比較的に静かだったアメリカ国民が、より活動的になり活発な抗議運動を展開する可能性も出て来たように思う。いまは比較的に規模の小さな運動であっても、今後上のような抗議行動が「思想的な傾向の異なるさまざまな集団が結集することができる統一した思想の出現」へといたり、それに基づくはるかに大規模な運動へと発展する可能性も否定できない。注視してゆく必要があるだろう。

『ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ』が依拠するのは今回の太陽黒点説以外に、「Web Bot」というシステムがある。インターネット上で交わされた会話の単語を収集し、それをコンピュータ上で統計化する。そこから人々の潜在意識(共通意識)を読み取り、人々の潜在意識がどこに向かっているのかを読み取ることで未来を予知しようするもの。「Web Bot Project って? コンピューターが予言する未来???」
時代の大転換期には様々な可能性が予感されるものであり、その可能性の直観こそ創造の源である。加えて『ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ』の予知は人々の潜在意識に着目した予知であるという点で注目に値する。時代の潮流の捉え方としても大きくは間違っていないと思う。
そこで「思想的な傾向の異なるさまざまな集団が結集することができる統一した思想」という方向が予知されている。この視点は非常に重要である。
『実現論』「序文 ト.万人が半専任(副業)として参画する」に、より突っ込んで追求した記載がある。

宗教集団や政治集団はもちろん、マスコミも学会も国家(行政組織)も、夫々は単一の集団でしかない。ところが、集団というものは自己収束(もっと言えば自己閉鎖)性が強い。従って当然、彼ら官僚や学者やマスコミや政治家たちの、自集団の利益が第一になってしまう。そもそも、各集団を超えた次元にある社会を統合する組織が、実は単一の集団でしかないというのでは、社会を統合する資格などない。
集団を超えた次元に存在する社会を統合(もちろん変革も)する為には、単独の集団原理とは全く異なる原理の統合組織が必要なんだという事に、未だ誰も気付いていない。しかし、万人が参画できる、社会統合組織の条件は簡単で、二つだけである。社会統合は、全員が担うべき当然の役割=仕事だとすれば、その仕事に対してそれなりの収入が保障されなければならない。しかも誰もが何らかの専業に就いているとしたら、この組織は誰もが副業として担うことができる半事業組織でなければならない。
それに、全員の社会を、特定の思想に固まった集団が動かすというのは、大きな間違いである。万人の属する社会を導くことができるのは、万人が認める事のできる事実に基づく理論体系(=科学)だけであって、特定の思想などに社会を統合する資格はない。これが社会統合組織の、もう一つの条件である。即ち、金儲け主義者であれ、共産主義者であれ、あるいは全くのミーハーであれ、いかなる思想の持主であっても、そんな事は全く自由であること。また、企業であれ、市民集団であれ、宗教集団であれ、他のいかなる集団に属していようが全く自由であること。これらの条件を充たす、集団原理を超えた社会統合システムの原型となるのが、半専任(副業)の人々で組織されたネットワーク集合である。

この全く新しい万人参加の社会統合組織を導き、新時代を拓くみんなの統合理論は、それ自体が(これまでの様に一人の天才によってではなく)大衆の叡智を結集して構築される必要がある。それを可能にしたのがインターネットである。
万人を導く統合理論も、志ある人々の協働によって、進化しつづけてゆくべきものであり、その為にはこの統合理論はあらゆるイデオロギーから脱却し、確かな事実だけに立脚した科学的な理論体系でなければならない。
個々の即自的な価値観念(頭の中に内在する本源価値を言葉化しただけの、古代宗教や近代思想)では、相互対立を孕んで統合できないことは明らかであり、諸々の思想=即自観念を超えた事実の体系こそが、万象を照らす鑑となり、社会統合の要ともなる。

つまり、社会を統合することができるのは「思想」ではない。万人が認める事実に基づく理論体系である。同時にそれは、現在の危機を導き出した近代市場と近代思想を根底から突き抜け、乗り越えてゆく新理論に他ならないだろう。上記『ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ』11月20日の記事の記述は、人々がその潜在意識の奥底で新理論の体系を希求し始めたことを示唆しているのではないか。
但し、それは『ヤスの備忘録』で予知されているように、小さな規模の抗議行動の積み重ねから自然発生的に登場するものではない。確かに経済危機が深刻化する過程では、否定発の抗議行動や要求運動が強まるかもしれないが、否定発である以上、そこから新しい理論構築が実現するはずがない。また、それぞれの運動が特定の思想に固執する以上、諸集団や運動を統合できるはずがないことは『実現論』の記述からも明らかであろう。
意識潮流問題で今重要なのは、「事実に基づく新理論の実現期待が、潜在意識の段階からいつどのようにして顕在化してくるのか?」だろう。それを考えることで『ヤスの備忘録』の提起「思想的な傾向の異なるさまざまな集団が結集することができる統一した思想」も、より実現性を帯びてくると思う。
(本郷猛)
るいネット
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List    投稿者 hongou | 2009-11-27 | Posted in 12.現代意識潮流10 Comments » 

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コメント10件

 考え中 | 2010.06.16 0:37

コメントを入力してください
>クーデターの指令本部は、電通(でんつう)と共同新聞の建物の中にある。
↑戦争屋=D.ロックフェラー陣営は具体的みたいだけど、
では銀行屋=欧州勢力(欧州貴族+ロスチャイルド連合)の日本での本拠地は具体的にどこにあるの?
そんな勢力(ロス茶)本当に日本に存在するの?

 静かなる革命2009 | 2010.06.16 22:19

みかみかりんご♪さんから頂いた難問―金融取引への課税について

みかみかりんごさんから頂いたコメントにレスを付けていたが,長くなったので1本エントリを立てることにした.
前半部を書いているときにはまだ質問の趣旨を…

 ふしぶじゑ日記 | 2010.06.16 23:11

郵政民営化見直し法案が廃案になる危険性。菅内閣に小泉内閣との類似性を強く感じます。

 皆さんご存知のことで今更ではありますが、ここ1週間~10日あまりで大きな動きが政府与党内でありました。
 辺野古基地移転の問題は、日米の官僚主導で…

 喜八ログ | 2010.06.17 15:21

「竹中平蔵氏の国会証人喚問に賛成・反対」アンケート

竹中平蔵氏(参院議員中途放棄者・元大臣)国会証人喚問アンケートへのご協力をお願いします。

 静かなる革命2009 | 2010.07.03 22:23

2010年参院選とミセス・ロビンソンの関係

「ミセス・ロビンソン」はサイモンとガーファンクルがコンサートのオープニングで必ず歌う,言ってみれば彼らの「テーマソング」である.アメリカ映画「卒業」(19…

   | 2010.10.09 7:27

どうなんだろうね? でもこっちのほうがしっくりくるわ・・・。ユダヤを一切考えずして政治を考えるのが如何に無駄でーとか思うんだなー。

 hongou | 2010.10.09 23:28

ありがとうございます。
私も、近代社会は金貸しに都合よく支配されてきたということを知ってはじめて、いろんな事象が繋がるようになりました。
その支配構造抜きに政治や経済のことを考えても、真相は掴めないと思うようになりました。

 伝助 | 2010.10.15 17:59

教えてください
”欧州の経済危機で受けた打撃もあって、欧州勢力は鳩山-小沢に過大な要求を突きつけ、それを鳩山-小沢がその要求を呑まなかった可能性もある。だからこそ、欧州勢力に疑われ、あるいは見限られ、戦争屋勢力のクーデターに遭ったのではないだろうか。” 突きつけられた過大な要求とは、具体的に何なんでしょうか?

 hongou | 2010.10.19 23:39

伝助さま、コメントありがとうございます。
お返事が遅れて、申し訳ありません。
欧州勢力のアジア戦略として可能性が高いのは、中国の『アジア覇権国』化、つまり、中国を多極の一つにした上で欧州勢力が思い通りに支配するということです。その布石が、先の中国の反政府活動家に対するノーベル平和賞授与です。http://blog.trend-review.net/blog/2010/10/001770.html
さらに、欧州勢力が中国のバブル崩壊を仕掛ける?という予測もあります。http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=239567
つまり、欧州勢力にとってはアジアの中心は日本ではなく、中国になっているようです。「突きつけられた過大な要求」の中身の一つはは、「中華経済圏に協力せよ」といった内容がまず考えられます。
あるいは、こういう可能性もあります。
>原田武夫氏の言う「日華の金塊」が事実であれば、欧州勢力はそれを放出するようにアジアの王侯貴族に迫り、それを合わせて新通貨制度の担保とするというのが、欧州勢力の目論見なのだろう。
「欧州勢力の目論みは?(2)~大量の隠し金(ゴールド)を担保にした新通貨制度?」http://blog.trend-review.net/blog/2010/08/001738.html
「日華の金塊」が事実であれば、その放出を小沢・鳩山に迫ったということも十分考えられるますね。

 fake hermes | 2014.02.03 7:07

hermes usa linkedin 日本を守るのに右も左もない | 民主党政変劇(クーデター)の背後にある、米政権内の権力闘争

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