2008年12月23日

歴史回帰が始まっている!?

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るいネットに投稿された内容を「グランドセオリー」という冊子にまとめています。そこでは、「環境・経済・食品・マスコミ・教育」などの様々な社会問題の発生構造と突破口を提示しています。詳しくはこちらを参照してください。link
この冊子の読者に感想をヒアリングした所、ある共通項を見つけたので、今日はその紹介をします。
その共通項とは、「歴史回帰し始める」意識が顕在化した点です。

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一部の感想を以下に紹介します。
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●他の教本などを読むより、より本質的な学習ができたと思います。新聞やNEWSでの表層的な情報ではなく、根本にある歴史や理由などがわかると普段ふれている情報もさらに深く洞察できるようになりました。(「経済破局は来るのか?link」読者、年齢不明♂)
●市場の成り立ちの歴史的背景~近代市場の拡大~現代市場の現状 と流れが掴めて頭の中で順番に整理が出来る構成だと思いました。また途中にキーワード的なものの説明(貸し出し膨脹の仕組みetc…)が図解入りで入っていたのが理解しやすいと思いました。歴史的背景~現代の状態と事実の流れが掴める構成が他の書籍と違ってグラセオの『売り』とも言えるのではないかと感じました。(。(「経済破局は来るのか?link」読者、30代♀)
●「経済破局は来るのか?」が面白かったです。深く知ることができるし、全体的に面白かったけれど、成り立ちが知れるのが特に面白かったし、分かりやすかった。(。(「経済破局は来るのか?link」読者、20代学生♀)
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これらの感想を見ていると、「歴史を遡ることで、今の経済不安の発生構造を明らかにし、突破口を提示している点」に賛同していることが窺えます。
また巷では、「歴史ブーム」が進行しているようです。ネットで探索すると
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・女性を中心に歴史ブームが訪れていると、テレビで流れていた。link
・最近20-30代前半の若い女性の間で歴史が見直されているらしい。link
・今更ですが、テレビ界は(出版界も)歴史ブームだよね?多分そうだよね?やたらと歴史モノの番組が目につくようになったよね?link
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他にも多数発見できました。このように、最近に入って「歴史を遡る」欠乏が、社会的に高まりを見せているのは間違いないようです。それでは、一体なぜ高まったのか?また歴史を遡って、みんなは何を知りたいのでしょうか?
そもそも歴史や背景を知ろうとする欠乏が生起するのは、現状に不全を抱いているから。そこで、うまくいっていた過去から学ぶことで、うまくいかない原因を掴んで突破口を知ろうとしていると思われます。それでは現状の不全とは何でしょうか?
今年9月の金融破綻を受け、社会不全は一層高まりを見せています。この不全を解消するため、ネットや書籍を通じて答えを探索していますが、情報が散乱しており(特に経済)、頭の中を統合できていません(統合不全)。そこで、「うまくいっていた時代の状況探索に入り、次代をどのように読めばいいのか?」を追求し始めたのだと言えます。確かに、経済をテーマに扱ったグランドセオリー読者の感想を読めば、彼らが何を欲していたのか理解できます。また世間の歴史ブームが高まりを見せていたのも、10月・11月以降です。
つまり、社会不全と統合不全に対する答えを求めて、大衆は「歴史回帰し始めている」のです。
しかし、歴史を遡り現在までの変遷を辿ることで、社会不全を引き起こした原因と答えが分かったとしても、それをみんなで共に認め合わないと社会は変わっていきません。このような共認形成の場は、政治家やマスコミなどの発信階級に独占されています。閉塞した社会に陥ったのも彼らが答えを出していないからだと言えます。また大衆も社会に対する傍観者であったため、彼らが振りまく情報に支配されていました。
本当に社会を変革するためには、原因と答えを追求し、その内容を共に認めあう場を構築することが必要不可欠なのです。この場を構築できて、初めて社会の制度や仕組を変えることができます。ですから、「日本を守るのに右も左もない」では、様々な政治に関する問題構造と突破口を提示し、その内容をみんなで共認形成していきたいと思っています。これからも応援宜しくお願いします。

List    投稿者 tastist | 2008-12-23 | Posted in 12.現代意識潮流12 Comments » 

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コメント12件

 太陽の黙示録 | 2009.04.13 10:31

「タイ首都圏に非常事態宣言、サミット流産、緊張が激化」
大事な時に内輪もめしてる場合じゃない! 政治が安定しなければ何も始まらない。東南アジア諸国共通のアキレス腱だ。
>タイのアピシット首相は12日午後、バンコク都と周辺の5県に非常事態宣言を発令したと発表した。
>タクシン元首相支持グループのデモ隊が11日、東部チョンブリ県のパタヤ特別市で東アジア首脳会議(サミット)会場に乱入し、同会議を中止に追い込んだことを受け、タクシン派に強硬姿勢で臨む方針を明確にした形となる。
>タイ政府は10~12日にパタヤで東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国、日中韓の3カ国に加え、オーストラリア、ニュージーランド、インドの計16カ国による東アジア首脳会議(サミット)を予定し、麻生太郎首相や中国の温家宝首相を含む参加国の首脳らは、11日までにいったん現地に入っていた。
 

 たに | 2009.04.14 1:46

東南アジアに限らず、どこの国も、日本と組めば成功することは、国民レベルではわかってるんですよね。だから、弊社でもそんな日本のソフトの輸出ができてます。
でも、現地では、日本人を設置しないと、なかなか商売になりません。
どういう訳か、そんな交流を阻害するのは、大企業とか経団●とか、売国政治家です。

 たに | 2009.04.14 1:46

東南アジアに限らず、どこの国も、日本と組めば成功することは、国民レベルではわかってるんですよね。だから、弊社でもそんな日本のソフトの輸出ができてます。
でも、現地では、日本人を設置しないと、なかなか商売になりません。
どういう訳か、そんな交流を阻害するのは、大企業とか経団●とか、売国政治家です。

 たに | 2009.04.14 1:47

東南アジアに限らず、どこの国も、日本と組めば成功することは、国民レベルではわかってるんですよね。だから、弊社でもそんな日本のソフトの輸出ができてます。
でも、現地では、日本人を設置しないと、なかなか商売になりません。
どういう訳か、そんな交流を阻害するのは、大企業とか経団●とか、売国政治家です。

 hassy | 2009.04.14 15:53

「たに」さん、コメントありがとうございます。
マインズ『たに』のブログにもコメントさせて頂きました。
これからもよろしくお願いします。
ブログに、
『日本のハードとソフトをセットにしたパッケージングの輸出が、これから暫くの日本の中小企業の稼ぎどころだと思います。』
とありました。
きめ細かな提案で相手の期待に応えることができるのは、中小企業の強みだと私も思います。
期待しています。がんばってください。

 atoms | 2009.04.14 20:00

基軸通貨たるドルが機能しなくなれば、地域経済圏に分立していき、地域の中核国の通貨が基軸となっていく流れは必然と思われます。
東南アジア経済圏では、ドルにかわり中国元が基軸となりつつありますが、日本円とならないのは何故か?
hassyさんが仰るように、地域経済を見据えて、日本がやるべきことは、たくさんあると思います。
かつての“大東亜共栄圏”がトラウマとなり、バラマキ外交に終始している国の施策の限界が見えています。

 Hiroshi | 2009.04.16 20:45

中国はイマイチなに考えてるか分からないところがあるけど、この記事みたいに整理してもらうと、戦略的・多面的にドル離れ政策を進めていることが良く分かりますね。
参考になりました。

 匿名 | 2009.04.16 20:58

現在、タイでは非常事態宣言が発令され国が混乱していますが、これもタイに持ち込まれた華僑の権力争いが発端となっているようです。
どっちが華僑で反シナか親シナか良く分かりませんが・・・

 yooten | 2009.04.16 21:06

中国の人民元を中心とした経済圏の構築やドル離れへの動きは、中国だけでなく、華僑や金貸しが背後で動いているのでは?
また中国は、アジア圏を中心とした経済圏を構築しないと、内需だけではやっていけない?とも見えます。
更に追求を期待してます。

 ゆっきー | 2009.04.17 22:10

もともと興味があり、最近から世界経済等勉強し始めているところです。
その中でやはり中国は、人口が多く大きな国土を持った国なのでその現状が気になるところです。
このブログでは昨今の近況状況が分かり、凄く参考になりますね!
これからも見に来て参加させて頂こうと思います。

 hiromi | 2009.04.18 1:13

すごく勉強になりました!
中国リスクについてのリンクを見ると、中国の経済が輸出部門に過度に依存しているのが気になります(GDPの43%)。
アメリカ経済の没落でこれから外需が期待できない中で、頼りの内需も、
>②絶対多数の消費者が消費する力を欠いている
中国経済の実態が透けて見えますね。

 czech hermes bags | 2014.02.01 22:56

hermes west-hub 日本を守るのに右も左もない | 東南アジアと中国(その1)

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