2010年03月29日

2010年代はどういう時代か?第7話~企業の体制改革の真髄~

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【前回の記事】2010年代はどういう時代か?第6話~企業が変われば、社会が変わる!~の結論部分

今後は、『「企業」をどう変えていくか?』が課題の中心となるだろう。過去に存在していた期待・応望の関係性を取り戻すために、脱私権社会における企業間の秩序を形成し、そして、企業内制度を再設計することが必須である。

第7話では、私権体制に代わる、企業の体制改革の真髄とは何か?を明らかにしていきます。
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1.何故、不正・不祥事が続出するのか?
~私権企業の隠蔽体質の原因構造 と 脱私権体制の探索~
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るいネット秀作投稿 『不正・不祥事の続出は、指揮系統の末路の姿』 の図解
2.共認原理に転換しても、トラブルが起きるのは何で?
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るいネット注目投稿 『トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ』 の図解
既に、若い社員を中心に潜在思念では共認原理へ移行している。
にもかかわらず、旧い私権体制の指揮系統はそのまま残存しているのでトラブル・クレームが絶えない。
上手く行かない(成果が上がらない)状況が続けば組織全体の活力も衰弱してしまう。
突破口は、共認原理に即した新しい仕組み=全てをネットへ委ねる、という認識転換である。

3.体制改革の真髄とは?
るいネット秀作投稿 『みんなの当事者度を上げる仕組みを作ることが体制改革の真髄』 より引用

共認空間を取り戻すためには、情報隠蔽を引き起こす指揮系統を廃止し、全てを社内ネットにゆだねていく ことになる。こうすることによって、ミスの隠蔽は出来なくなり、問題が発生するたびに、それをどうする?という課題がみんなに共認されていく。
その共認圧力の真っ只中に身を置くことによって初めて、今まで思考停止していた脳の再生の可能性が出てくる。つまり、指揮系統によって分断され傍観者となっていた個人を、共認空間の中で当事者として再生するという意味をもつのだと思う。
このような仕組み考えることで、みんなは大きな可能性を感じる。その実現までにはたくさんの課題があるが、活力をもって突き進むことが出来る。このように、みんなの当事者度を上げる仕組みを作ることが体制改革の真髄なのだと再認識した。
また、これは新しい社会統合機構の試金石になることにも気がついた。

4.企業の“体制”を変えれば、社会が変わる!
序列原理から共認原理に転換中の現在、
企業の指揮系統を撤廃し全てをネットに委ねることで、企業風土は激変する。
そこでは、仕事の私物化や独断や見て見ぬ振りなどの隠蔽行為が防止されるだけでなく、
クレームという個別課題も皆の課題として共有され、
課題解決の生々しい過程や方針が皆に共認されることで、強い組織に生まれ変わる。
そうなると、日常的に期待と応望の共認充足が得られるので組織全体の活力も上昇する。
全てをネットに委ねることで、文字通り“風通しの良い”評価共認の空間と
充足発・可能性発の共認圧力を創り出すことができる。

日常の大半の時間を費やす生産活動の場(=企業集団)こそ、変革の優先度・必要度が最も高い。
このような真っ当な評価共認の場で養われていく当事者意識が次代の社会を切り開いてゆく原動力に成る。
なぜなら、社会は人々の意識で成り立っており人々の意識が変われば社会も変わるからだ。
しかし、本当に社会を変えるには、それだけでは足らない。

現業課題で開かれた場を設ければ活力は上昇する。この活力上昇が第一段階。次の段階として、勝ってゆくために(おそらく数年後には)方針の正しさや精度が問われる時代となり、そうなってはじめて理論が必要とされるようになり、認識収束が顕在化する。  『1/31なんでや劇場レポート3』より)

企業の集団内で起こる様々な問題現象も、社会構造や意識構造を追求することで答えが出せる。
国家という集団も企業集団の組織論や体制論の延長線上にあると認識することができれば、
社会の問題も私たち自身の課題であり境目などないことに気が付く。
いきなり社会を変えるのではなく企業体制を変えていくことに可能性があるのだ。
企業体制を変えることの真髄は、「自分たちの生きる場を自分たちで築いてゆく
という当事者意識を上昇させる仕組み作りに他ならない。
そして、評価共認の場を全面的にネットに委ねた企業の統合形態が、
万人に開かれた「新しい社会統合機構による共認社会」を実現するための確かな基盤となる。
多くの企業が共認原理に即した新しい取り組みの創造競争に向う時、既に社会は根底から変わり始めているのだ。
次回(第8話)は、企業運営を共認原理に委ねた方が上手くいく
それは何故なのか? についてお話します

List    投稿者 hassy | 2010-03-29 | Posted in 11.世論形成の場、ネットの可能性, 12.現代意識潮流13 Comments » 

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コメント13件

 匿名 | 2010.11.14 23:04

ホントに米軍が近くにいたとして
中国人船長や船員がそのことを世界にバラしたらどうするのだ?

 匿名 | 2010.11.14 23:18

追記
もし仮に中国側もグルだとするなら
さらに米軍がそこにいる必要はない
海保と漁船でプロレスごっこすればいいんだから。
つまり、米軍が出張る意味なんて皆無じゃないか。
漁船がグルじゃないならバラされるリスクがつきまとうし、漁船がグルなら米軍はそもそも不要。
よく考えれば分かることだ。

 匿名 | 2010.11.14 23:41

さらに追記で申し分けないが
在日米軍海上訓練区域なんてものは秘密でもなんでもなく海保のHPで以前から公表しとる。
googleで検索すれば一発で出てくる代物だ。
新ベンチャー革命とやらは確信犯か、もしくはただのお間抜けか?のどっちかだ。

 匿名 | 2010.11.15 0:01

中国が米軍の監視区域だとしりながら、アメリカと日本の出方を伺うためにことを起こしたとすれば、米艦船のことには口をつぐんで日本に対してのみ口撃を続けることは、当然ありうる。

 匿名 | 2010.11.15 0:07

中国が米軍の監視区域だと知った上で、アメリカと日本の出方を伺うためにことを起こしたとすれば、米艦船のことには口をつぐんで日本に対してのみ口撃を仕掛けることは、十分にありうる。

 sodan | 2010.11.15 10:59

コメントありがとうございます。
コメントいただけると、抜けや矛盾が見つかったり、新たな情報の発掘に向えるので、仮説が立て易くなります。
いただいたコメントから
・中国は、米軍の監視区域だと知っている可能性が高く、知っていて浸入している。
で、(ネットやマスコミの情報から)
船長(及び船員)は、単なる漁民では無い可能性がある。船長は現在、行方が解からない状態(身を隠している)。
ビデオより
一般の漁民が2度もぶつけたりするだろうか?しかも、ぶつかる前後で船員は全く動揺を見せなかったり、ぶつかることに備えていなかったり不可解な行動をとっている。
・意図的にやったこと(米軍領域だと知って、日本の出方とアメリカの出方を伺う)と、誤算(ビデオの流出?)
など、それぞれの立場からの思惑と思惑通りいかなかったことを選別してみていく必要がある。
流出していない残りのビデオについて
・流出したビデオの内容が、あまりにも予測かつ知りたかった内容(=意図的に中国側がぶつかってきた)にピッタリ当てはまっていた為に、残りのビデオにマスコミ等々言及されていない。ここにメスを入れる必要があり、新ベンチャー革命さんの記事はそのことについて、言及され一つの仮説(事実かどうかは今後、検証していく必要があるが)を立てられている事は大いに評価すべきであると思います。

 匿名 | 2010.11.15 16:24

>流出したビデオの内容が、あまりにも予測かつ知りたかった内容(=意図的に中国側がぶつかってきた)にピッタリ当てはまっていた為
??
そんなことは秘密会で閲覧した国会議員もしゃべっていたので興味はなかったでしょう。
知りたかったのは海保職員が海に突き落とされた、とかモリで突かれたとかFUCKポーズなどであって、そこら辺は今回のビデオでは全くわかりませんでした。
今回流出したのは、海保が内部研修用に編集したものだとは言いますが、もしそうならば、逮捕時の映像もあるのではないでしょうか。
このビデオが公開されていない現時点では、まだ中国の蛮行が明らかになったとは言えません。

 匿名 | 2010.11.15 17:41

昨日、最初に3連投でコメントした者だが
在日米軍海上訓練区域がさも秘密であったかのように言ってる新ベンチャー革命とやらは中国に有利なプロパガンダを創造してるかもしれない、と疑った方が良いと思う。
「モリで突いた」場面があるから出せない、って説の方がよっぽど矛盾がない。
ベンチャー革命とやらは米軍と海保が漁船側をハメたと言ってるのでしょう?中国を庇う為に無理な仮説を持ち出している、という印象が否めない。

 匿名 | 2010.11.15 18:13

追記
あと勘違いしてほしくないんですがこの尖閣事件においてアメリカの関与が全く無かったと言ってるわけではありません。
ただ完全ビデオ公開できない理由について「①米軍が写っていて②海保と共同で漁船をハメたから」というのは目先を逸らす中国寄のプロパガンダでしょう。

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