2014年02月13日

自給期待と日本の近未来12 ~私権時代の闘争目標(追求対象)と本源時代の闘争目標(追求対象)の違い~

自給期待と日本の近未来11~本源社会前夜の時代に突入、『追求力』が制覇力となった~ の続きです。
前回、時代が本源社会(共同体社会)に向かっていること、そして本源社会の実現に先立って追求力が制覇力となる時代が始まったことを示しました。
追求力の時代に入ったということは、本源社会(共同体社会)が実現の段階に入ったことと同義ですが、ここで一つの問題意識が浮上します。
●急速な意識転換の時代、しかし実現の異常な遅さ
いままでの記事で見てきたように、不正選挙以降、自給期待が異常なスピードで顕現しているのに対して、その実現態である理論や事業体はなかなか顕現していません。
例えば、節約志向(もったいない)、健康・食・医に対する意識の変化(自然食、少食、医者・薬に頼らず病気を治すetc)・・・は異常なスピードで表れてきています。
一方で実現態は、・・・農業・地域ネットワークづくり、共同体化(社員の活力アップetc)など、・・・が顕現していますが、しかし、まだ小規模・散発的です。
☆この意識転換の異常な早さと(理論や事業体としての)実現の異常な遅さ。このスピードの違いはどこから生まれるのでしょうか?

にほんブログ村 政治ブログへ


●私権時代の闘争目標
ここで旧来の私権時代の価値意識との違いに焦点をあててみたいと思います。
私権社会(貧困故に誰もが私権(身分やお金)を求めることによって統合された社会)の実現態と共同体社会の実現態では、その引力の構造が全く違います。私権期待には、地位・財産という具体的な闘争目標(実現態)があり、豊かさ期待には恋愛・物的充足という具体的な自我の闘争目標(実現態)がある。つまり、私権時代は、常に(地位・財産/恋愛・物充⇒お金という)自我・私権の闘争目標が明確に在りました。
imagesCAHI1CE2.jpg   imagesCAXBT9R4.jpg
ロミオとジュリエット、島耕作・・・
地位やお金という闘争目標が明確で、強力な引力として感じ取れるが故に、その実現態も急速かつ明確に顕在化します。
実際、古代から武力支配に転換する前夜、武力が制覇力となり遊牧武装集団が実現態として登場した。市場時代に転換する前夜も、資力が制覇力となり金融勢力は既に実現態として存在していました。
(前回記事参照 リンク
●本源時代の追求目標
対して、脱私権の時代は、共認充足・追求充足という大きな方向があるだけで、明確な闘争目標=実現態が存在しないかに見えます。
しかし、実は日常の至る所に充足の実現態は存在しています!
よく考えてみると、実は追求充足における追求対象=闘争対象は、健・食・住or自然・社会etc無限に存在しています。つまり、共認社会とは、共認充足を第一義として、その為の追求対象(闘争目標)が無限に広がる社会なのです。(闘争目標が消えて充足が第一になったからこそ女主導の時代に変わった。)
%E5%B1%B1%E6%A0%B9%E3%81%95~1.JPG%E5%90%89%E7%94%B0%E5%B1%8B~1.JPG
週4日、社会事業に取り組む旅館吉田屋  写真はリンクよりお借りしました。
現在でも程度の差はあれ、どの企業にも追求力は必要とされており、追求力が制覇力=統合力となる時代は始まっています。ところが、追求力の時代では追求対象が無限に広がるが故に、明確な闘争目標=実現態が存在しないかに見えるのです。
これが追求力の時代の、実現態のスピードが遅い理由です。また、闘争目標=実現態が見え難いが故に、どこからが実現態と言えるのか、その線引きが難しいのです。例えば企業の共同体化という課題には終りがなく、どこからが実現態(共同体)と言えるのか線引きし難いように。
●危機発の追求
こうした本源回帰の潮流に乗った充足追求をベースに、さらにお上の暴走(2011年原発の騙し・隠蔽、2012年不正選挙)が加わることによって、秩序崩壊の危機から自給期待と追求に向かうベクトルが存在しています。
(参考 自給期待と日本の近未来10 秩序崩壊の危機感⇒追求力の時代へ
この秩序崩壊の危機→適応本能⇒追求力の時代という意識は、万人が例外なく意識の最も奥深に孕んでいる意識です。
現状、適応本能発の危機意識が、急激に意識変化を促し、答え追求を促している段階です。私権時代の自我・私権の追求目標から、共認充足そして危機発の答え欠乏という、周囲や広く人々の期待を深く探りながらながら、応えていく追求に変わってきているのです。・・・・これらの新しい現実=人々の期待に深く応えられるかが問われています。
●本源時代の指標(評価軸)
このように、本源時代の追求目標は、身近な追求対象が多岐に渡り、的が絞りにくいかも知れません。
しかし、本源社会の実現態である共同体がどこまで実現できたか?・・・その中心的な指標(評価軸)は明確です。
本源社会の制覇力=統合力は追求力である。ということは、『追求力の育成』がどこまでできたかが共同体としての完成度を計る中心的な評価軸となるからです。
当然、今後の企業間闘争の勝敗もここにかかっています。
・・・・現代は急激な意識転換の時代であり、実現に向けての準備の時代であるようです。従って、それが新しい認識や事業体として顕現するのは10年程度先になると思われます。
両者を繋ぐ追求力・認識力期待は、既に顕在化し始めており、3年後には明白に顕現すると思われます。
では、追求力を上昇させるにはどのようにしたらよいか?・・・次回見ていきたいと思います。

List    投稿者 ihiro | 2014-02-13 | Posted in 12.現代意識潮流No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/02/2702.html/trackback


Comment



Comment


*