2011年04月30日

『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズ-1~「必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!」~

★今週からいよいよ新しいシリーズです!
今回の原発に絡む一連の事件は、図らずも近代科学(近代思想)の限界を露にしました。
普通の人ほど科学の限界と既存の思想体系への違和感を募らせているように思います。
大きなパラダイム転換の時期を迎えたといっていいでしょう。パラダイム転換に際して
どのような観念が求められるのかを明らかにしていきます!!
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そこで今回は、『今こそパラダイム転換が求められる時』シリーズと題し、るいネットの秀作投稿を計11回に亘って紹介していきます。
今回の震災、原発事故を受けて、意識潮流も加速度的に転換していっている状況です。
それらの新しい時代認識も盛り込みながら、扱っていきたいと思います!!
お楽しみに!!
初回は「必要意識⇒課題意識には、不全発と可能性発の二通りある!」
です。
その前に
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多くの人々は、今の社会が行き詰まっていると感じ、これからの社会に可能性を見出せないでいます。
それは、現実社会に対する適応不全の状態です。或いは、「こうすれば、幸せになれる!」という明確な目標:収束先を失ったという意味で、収束不全の状態ともいえます。これらをまとめて「社会不全」といいます。
1970年頃から2000年頃の30年程の間は、日々、様々な情報から「社会不全」は意識されてきましたが、それによって「社会を変えていこう!」という変革期待が、なかなか醸成されていきませんでした。

変革期待は、変革の必要を意識していなければ生じない。しかし、不全捨象・課題捨象(つまり変革の必要意識を捨象)した以上、変革期待は生じない筈である。
脳回路上の意識には、最新・現在・蓄積の時間差がある。つまり、新しい意識(情報)は次々と処理されて蓄積されてゆく。(注:この蓄積回路は、本能を含む過去からの塗り重ね回路であると同時に、現在形において作動している現在回路でもある。)
1絶えず、新たにor現在形で、社会不全(危機・閉塞)が意識される。
2しかし、「答えがない」という状況判断によって、不全は捨象され封印される。=不全が処理される。
2’と同時に、潜在思念の奥に封印された社会不全が蓄積されてゆく。
3不全・課題を捨象した事によって、全回路が充足収束して、意識(=時代)の充足基調を形成する。
1’しかし、絶えず新たな不全(危機・閉塞)現象が生起し、意識される。
この1’→2・2’→3→1’の循環においては、絶えず新しいパターンの危機・閉塞が話題になる(古いパターンは処理済みで、あまり話題にならない)。従って絶えず新たに社会不全が意識されており、その限りで変革期待は生じる。
しかし、その社会不全も、数日~数週間で「答えがない」という状況判断によって、捨象・封印されてゆく。従って、社会不全⇒変革の必要意識は流産し続ける。流産した社会不全⇒課題意識は封印されたまま潜在思念の奥に蓄積されるが、答えがないままに、やがてそれも風化してゆく。
注:ここに至れば、例え今、答えを示されても、容易には信じられず、半信半疑となり、従って行動力が出ない(行動に至らない)。

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上記のように、人々は不全・課題を捨象したことによって、「楽しければよい!」という「充足基調」を形成し、その意識潮流に乗って、レジャーランドなどの遊興施設が次々と作られ、また、女性の社会進出、それによる商品市場の多様化に伴って、社会は一気にバブルに突入していきました。
1990年バブル崩壊後、一時的に社会不安が訪れましたが、その中でも、小泉フィーバー、ワールドカップフィーバー、或いは、癒しブームなど、不全捨象の充足基調は続いて行きました。

この循環を通じて、唯一、充足基調⇒本源収束の回路だけが強化されてゆく。
ところが実現派(特に本源派の女)は、即座に不全処理をして終うので、(社会不全そのものは潜在思念に封印されて蓄積されるとしても)、変革の必要意識が一旦は生じたのか否かさえ疑問で、まして明確な課題意識などはそもそも生じていないので、潜在思念にも何も蓄積されていない。
しかし、実現派にも(本源派の女と云えども)、実現=可能性収束の必要は在る。その限りで無意識の必要意識は在る。
そして、実現=可能性収束する為には、何よりも深い=新たな状況認識が必要(かつ有効)である。
つまり、実現派には不全発の課題意識はないが、可能性発の必要意識はある。
従って、『(社会)変革の必要』から、『(構造)認識の必要』へと、目的・路線を大転換すれば良い。これが、運動論の最終解答である。

この30年程の間に、潜在思念の奥に蓄積されてきた社会不全は、人々が生活する場、つまり生存基盤が崩れていくという不全であり、潜在思念で捉える「危機感」は、人間本来の充足状態を模索するという意味で、本源収束が進んでいきます。「癒し」や「絆」ブームを始め、仲間や家族、或いは地域、国家などの拠り所を求める意識などが挙げられます。
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この充足期待が高く、日々無意識のうちに実践している人達を実現派といい、それは充足存在たる女に顕著ですが、彼女らは、日々充足している分、変革の必要意識がない(or薄い)のですが、楽しいことを実現していくためには、現実の課題を突破していくための「武器」が必要になるのです。
例えば、友達と一緒に何かを実現していこうとするとき、友達に活力を持ってやってもらう必要があります。そこに現れる壁は通常、多くの人達が抱えるという意味で、社会構造に起因する問題がほとんどで、その問題をクリアしていくためには、『(構造)認識が必要』になるのです。
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2000年から10年を過ぎ、この『(構造)認識の必要』を感じ、それを求めていこうとする若者が増えてきています。
先に挙げた、「1’→2・2’→3→1’の循環」を打ち破り、3から4の段階にステップアップしていこうとする動きが近年登場してきていることは、これからの社会の変革に向けての一つの可能性といえます。

次回はその辺りの動きを紹介して行きます。

List    投稿者 sashow | 2011-04-30 | Posted in 12.現代意識潮流No Comments » 

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