自給期待と日本の近未来1 ~プロローグ~
日本を襲う危機・暴走する統合階級
3.11の大震災と原発事故以来、日本は未曾有の危機に襲われています。事故から2年以上経っても、全く収束しないフクイチ。日本からの農作物を輸出禁止にする各国リンク、それを食べざるをえない日本人、徹底的に隠蔽する政府・マスコミ。汚染水etc東電の無責任体制。これだけの事故に法的責任を問わない検察・・・。
さらに、TPPや消費税にみられるように、金融資本や大企業に有利な仕組みばかりがつくられていきます。
しかし、日本を差配する統合階級(官僚・マスコミ・政治家・財界)は、抜本的な解決策を提示するどころか、マスコミを通じた隠蔽・ごまかし・先送りに終始、逆に自らの身分と支配体制を固めるための秘密保全法etc情報管理体制を構築しようとしており、庶民にとっては年々閉塞感と危機感が高まっています。
・・・・この、統合階級が何もできない状態、次いで暴走し始めた状態は、1990年代のバブル崩壊以降続いている危機の延長上とも言える状況です。
この間、人々の意識は、どのように変化していったのでしょうか?暴走する統合階級はどう見られているか?そして日本の近未来は?
人々の意識の変化 ~共認収束と自給期待の萌芽~
3.11以前までであれば、人々は、マスコミに付和雷同(ex小泉選挙)していたし、現体制に、せいぜい反対を叫ぶ、文句を言うぐらいしなかった。それはあくまで、体制依存を前提とした上で、批判している訳で、実は体制へのぶら下がり意識が根底にあったと言えます。
ところが、3.11と不正選挙以降、そのお上がいよいよ依存できないものだと悟り、自分たちで何とかしなければならないと思い始めたのです。これが自給期待の萌芽というべき全く新しい動きです。
暴走する特権階級・統合階級の一方で、庶民、特に若者は、新たな可能性を感じ始めています。
高校生の意識調査から
「将来の社会には明るいとは思わないが、自分の未来はやや明るい。」
リンク より
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3・11をはじめとする後戻りできない危機的状況が多数存在するので、たしかに「社会は明るくない」。
しかし、私権時代から共認時代に転換した現代は、共認充足を生み出せた者が勝つ時代。
だから私たちは、おしゃべりするだけでも充足できるし、共認圧力に、応えた分だけさらに充足できる。 リンクより
毎日が楽しい、会社が楽しい
このように自らの身分と私権維持に一辺倒で暴走する統合階級と、廻りのみんなとの充足可能性・共認充足を求め始めた庶民の意識・・・という非常に対照的な意識状況をもたらしています。庶民は、廻りの人々との協働・充足をベースに新たな基盤を築きつつあるようです。
このシリーズでは、この人々の意識の動きと、統合階級や金貸しの動きを追いながら、「自給期待」というキーワードで日本の近未来への動きを見ていきます。
★大きな流れ、以下の内容を10回程度で扱って行く予定です!
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・プロローグ
【人々の意識と自給期待】
・不正選挙で、大衆はお上を見限った。
・自給期待とは、お上依存前提の否定意識から、実現へのパラダイム転換。
~農、健康、節約・・・どこで切ってもどう実現するかが問われる時代へ~
・2002年、市場の先導役であった若者期待が消滅、親の期待発で課題収束
・自給期待はこれからどんな変化を生み出していくのか? ~経済大破局を前に、どう変わっていくのか~
【世界と日本の支配層の動き】
・世界・日本を動かしている勢力構造(金貸し、官僚、マスコミ)
・現在の動き①原発、TPP、消費税は?
・現在の動き②アベノミクス、オリンピックは?
・現在の動き③特定秘密保護法案、共謀罪・・・
・国際情勢(新興国崩壊、中東の民主化と戦争、世界中で増設される原発・・・)
支配層の動きは結局なにを狙っているのか?経済破局は回避できるのか?
(支配勢力の覇権闘争の動きと日本)
【新しい可能性、人々の動き】
・なぜ、支配層は情報を操作しなければ、生きていけないのか?
~私権原理から共認原理への大転換~
脱市場・自給期待の新たな動き
・自給期待からどんな変化が生まれているか?自分の生活は自分で守る?
~自給期待への動き・事例。企業の動き~
・自給期待が近代観念を解体→サボり、ぶら下がりを駆逐していく。
・みんな収束と自給期待。収束先は共同体建設?
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追求しながら、内容は組み替える可能性があります。お楽しみに~!!
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