2020年12月29日

相手と融合する母音言語(日本語)と、境界線を作る子音言語(印欧語等)

日本人の歴史を考えるとき、歴史時代やさらに縄文時代に遡って論じられますが、さらに遡るため、日本語の起源と構造(特徴)から日本人の民族性を考えた論考を紹介します。

ことばは、民族の価値観、世界観をよく写していると思われますが、日本語はその音韻構造からして、自然や人と一体化・融和するのにふさわしい言語だというのです。

「縄文と古代文明を探求しよう!」さんから引用です。

 

●母音言語と子言語

この世のことばの音を、母音と子音に分けたとき、忘れてはならないことがある。何度も述べるが、それは日本語が、母音を主体に音声認識をする言語である、ということだ。

日本語では、ことばの音の最小単位は、カナ一文字にあたる。カキクケコKaKiKuKeKoのように子音一音+母音一音、あるいは単母音で構成されている。これら一音一音を成り立たせているのは、母音の存在感である。

(中略)

(さらに…)

  投稿者 nihon | 2020-12-29 | Posted in 14.その他No Comments »