2022年03月04日
【日本の活力を再生する】“働く”をつくりなおす企業4~まずは、なんでもやってみる~
前回は江戸時代の百姓と現代の副業とを比較しながら紹介しました。(前回リンク)
今回は、現代において百姓的に働くとはどういうことか?どのようなものがあるのか?を紹介します。
【共同体的精神=多様な役割を見つけ出し担い合う】
もともと百姓は、農業を仕事としながら、その地域のなかで足りないもの・役割を見つけ出し、担い合い、“兼業”していました。
地域をどうする?どう良くしていく?を持ちながら、何でもやってしまう。そんな共同体的精神があり、それが当たり前でした。
この「地域」を「企業」に置き換えてみると、現代における百姓的働き方のヒントが見えてきます。 (さらに…)
【世界の力を読み解く】コロナ騒動や中東問題と類似しているウクライナ侵攻問題
【世界の力を読み解く】ウクライナ侵攻は欧米諸国の衰退が世界中に知れ渡る結果に(リンク)
前回記事では客観的事実からウクライナ騒動を通して、欧米諸国やメディアの衰退が世界中に知れ渡ったことが見えてきました。
それを踏まえてコロナ騒動やアフガニスタンでの事象と比較をしてみました。
〇コロナ騒動と比較してみるとどう見えるか?
最近の大きな騒動と言えばコロナ騒動だと思います。まずはこの構造に当てはめて考えてみます。
コロナ騒動でははじめに中国を悪としたい勢力が武漢発でのウイルスという事を報道。中国には大きな打撃を与えるという事から始まりましたが、結果としては中国は早々に騒動から抜けて、欧米諸国が最後まで影響を引張り経済的にも大きなダメージを残した状態になっています。この時ももっとも騒ぎ立てて中国を批判していたのは米国でした。
ウクライナ騒動でも欧米諸国がウクライナの西側の勢力を煽ることから始まっています。そこからロシアを悪として、ロシアにダメージを与えることを想定していたのかもしれませんが、結果的には前回記事にも書いたように返り討ちにあって次に打つ手がなく、欧米に巻き込まれたドイツなどは寒いにも関わらずエネルギーが断たれるといった被害を受けています。
〇中央アジア統合を前進させる騒動
コロナ騒動に限らずもう一つ類似した事象がこれまでにも起こっています。例えばアフガニスタンの米軍撤退は記憶に新しいと思いますが、中東諸国においても、米国が過剰報道、過剰干渉を行った結果各国は混乱、それを鎮静化させる正義のふりをしてさらに干渉して混乱を起こしつつ支配権を取ろうとしてきたというのがこれまでのやり方でした。今回のウクライナの件についてもほぼ同様なことを行っているだけです。
イラクのフセイン討伐の時代くらいまでは、戦争をすることに米国内の世論も後押しする方向であったと思いますが、既に数年前からは自国民からさせ見放されている状況にあります。
米国とロシア(中国)との力関係に大きな変化がないのであれば、行きつく先は同じでロシアが鎮静化に入ることで騒動は収束し、ウクライナも最終的には中露が中心となって統合に入っている中央アジア諸国の一つになっていくのでしょう。(リンク)
ウクライナまで北上してきたとことはさすがに同様の手段を使って支配する国がなくなってきていることが見えます。