2022年03月23日

【日本の活力を再生する】“就活”をつくりなおす企業1~人間関係に固執するZ世代たち~

こんにちは!
以前紹介した面白法人カヤックさんの全員人事部の記事を覚えていますでしょうか?
【日本の活力を再生する】“働く”をつくりなおす企業4~まずは、なんでもやってみる~ – 日本を守るのに右も左もない (nihon-syakai.net)

この記事をきっかけに、“就活”について改めて考える機会があったので、今回ブログ記事として書いていきます。

【Z世代を取り巻く企業選びの傾向~多様性を許容してくれる企業選び~】
就職活動をする学生の意識について、まず就活における傾向から押さえていきます。

≪ビジョンやパーパスを意識し、一緒に働く社員との相性や社風やカルチャーを重視した企業選びをするなど、就職活動でも他者との良好な関係を重視する、Z世代の特徴的な価値観が表れた。≫(企業選びで学生が重視することhttps://www.itmedia.co.jp/business/articles/2112/24/news091.html

わたし自身、新卒採用の課題を担うこともあり、いわゆるZ世代の学生さんと接する機会も多いですが、彼ら彼女らの価値感というものは以前の就活学生たちのそれとは変化しつつあると感じます。
・大企業ブランドへは惹かれない→バリバリ働く、稼いでやる意識ではない。(セールス/売り付けのような買う買わせる→ノルマといった仕事もしたくはない)
・一方、公務員≒安定思考というわけでもなくベンチャー企業/スタートアップへ新卒時から就職する学生も多い。

上記した就活傾向から見えるのは「生活感覚と仕事感覚が混ざり合い始めている」ことかと思います。公私をパッキリと区別するのではなく、生活(や遊び)の延長に仕事があり、仕事の先に生活がある。公私が相互に作用しあう“多様性”を受け入れるし、逆にそれを受け入れなさそうな企業へは惹かれにくい(大企業のように規則/ルールが多い企業)。

多様性を許容してくれる企業選び。
こういった傾向に至る背景には、どのような価値観/意識が眠っているのでしょうか。
(さらに…)

  投稿者 fuji-m | 2022-03-23 | Posted in 12.現代意識潮流No Comments »