2007年11月22日
通貨発行権の旨味
それを侵せば、米国大統領といえど安泰ではない。それが「通貨発行権」です。
「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド
「ドル一本槍の支配戦略が転換した?」(http://blog.trend-review.net/blog/2007/11/000529.html)という記事がアップされたばかりですが、一旦基本に立ち返り、政治家や国王としての権力や法律をも超越する「通貨発行権」の旨味について確認しておきたいと思います。
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ドル一本槍の支配戦略が転換した?
田中宇の国際ニュース解説に、注目すべき記事があった。11月20日付けの記事「原油ドル建て表示の時代は終わる?」
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アメリカの通貨発行権を巡る血みどろの戦い
>通貨発行権の問題はアメリカの歴史と切り離せない重大なテーマですね(sawarabi24さん 2007年11月11日 )
sawarabi24さんのコメントが気になったので、アメリカの通貨発行権の歴史について、調べてみました。
アメリカの通貨発行権を巡る歴史は、まさにアメリカの繁栄を恐れた金融家とアメリカの独立を賭けた血みどろの戦いで有ったことが判りました。
歴代のアメリカの大統領で在職中に命を落とした人は病気、暗殺を含めて6人います。 1945年の脳卒中によるフランクリン・ルーズベルトの死を除く5人の死の原因は暗殺が4人と旅行中に食べた食事が原因で重い食中毒になりそれが原因で死亡したのが1名ですが、そのうち4名までが中央銀行に反対しています。
ちなみにその4人とは1865年のリンカーン、1881年のガーフィールド、1923年のハーディング、1963年のケネディーの4人です。金融界の実情より
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