『金貸しによるメディア支配』6~各国民放TV局に影響を与えているのは?その2~
みなさん、こんばんは
(画像は、こちらからお借りしました )
各国の民放TV局と政治家の関係は、昨日の記事の通りです
今日は、そのまとめとして、 TV局の政治的支配構造 を探ってみました
続きを読む前に…
(ありがとうございます )
各国の状況を踏まえて考えてみると、大きくは以下のパターンに分けられます。
まず、第一段階として、【政治的影響力があるか、ないか?】。
実は、民放TVでは、報道番組やニュースをほとんど流さない娯楽チャンネルも多いのです。
こういった場合、政治的影響は弱いと考えられます。
一方で、影響を受けている民放もあります。
この場合、【「政治家」と「企業」の力関係 】 によって、更に2パターンにわかれます。
フランスは、サルコジがTVに限らず、ほぼ一極集中的にメディアを支配しています。(リンク)
これは、フランスにもともとそういった体質があったわけではなく、
サルコジがメディアを利用してのし上がるという戦略をとったため、癒着が生じたようです。
(国末憲人 「サルコジ マーケティングで政治を変えた大統領」より)
アメリカでは、各TV局が1つの政党と強固に結びつきその恩恵を受けているわけではなく、その時々によって旨みの有る政党についているようです。(サムナー・レッドストーンの例、翻訳ページ)
最後は、特殊な例で、これは日本のみですが・・ 、
なぜ、日本のTV局は、企業が株を持っていないか?というと・・、
田中角栄による「系列化」
>キレイに5つに系列化されている日本のテレビ局と新聞社は、世界を見ても日本だけがとっている特殊な構造をしている。
>この系列化を実行した田中角栄は、テレビ局・新聞社への免許交付を引替えに、自民党によるマスコミ支配を飲ませることで実現させることができた。
そして、なぜ巨大広告代理店が支配しているか?というと・・・、
GHQによる「電通→マスコミ支配」
>日本の広告業界は、事実上、丸ごと、アメリカに買収された。日本の広告業界は巨大独占体のもとに一元化されている。この巨大独占体がアメリカ巨大資本に事実上買収され、アメリカのコントロール下に置かれれば、日本のマスコミを自由に操ることができる。
詳しくは 日本における金貸しによる支配構造~電通支配→マスコミ支配~
各国のTV局の政治的影響力、その構造は、上記の通りです
しかしながら、パターン1のように、TVでは影響力の低い国もあります。
ということで、次回は、各国の新聞の政治的影響力を調査していきます!
『金貸しによるメディア支配』シリーズ
~序章~
~各国テレビ局の状況~
~ヨーロッパのメディアの現状~
~アメリカ・オーストラリア・日本のメディアの現状~
~各国民放TV局に影響を与えているのは?その1~
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コメント2件
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