2019年06月12日
中国が「世界最強のIT国家」になる歴史的必然性
以下は、講談社現代ビジネスに掲載された野口悠紀雄氏の記事より、要約です
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グーグルは、以前から検索やメールの情報を集めそれを広告に用いて巨額の利益を得ていた。フェイスブックも同様である。さらに、個人の情報を集めることで巨額の利益を得る仕組みをなお、開発中である。ただ、アメリカにおいては個人主義、民主主義の前提から必然的に大きな壁にぶつかる。
しかし、中国ではそのような規制が弱く、ビッグデータを簡単に集められる。そして、ビッグデータの収集は、AI(人工知能)の技術開発の発展にとって極めて重要な条件であるから、中国が圧倒的に有利に立つ。人工知能のディープラーニングにおいて圧倒的に有利に立つのだ。
潤沢な資金や優秀な人材もあるが、それ以上に、中国の社会構造、国家構造がIT産業に対して有利に働く。
