2019年06月04日

正当化観念の出自~旧約聖書 創世記とは~

近代思想(自由・平等・博愛等の観念)は、キリスト教を下敷きにした価値観念だが、近代以降急速に発達した西欧科学もまたキリスト教を源流にしている。

キリスト教は一神教であり「創造主(神)」によって「人」は創られたとされる。さらに「自然」とは神が人に与えたもので如何様に征服してもよいとされている。これは旧約聖書の創世記に記されているが、この価値観はユダヤ教の段階ですでに出来上がってたことが分かる。

「神との契約」という特殊な観念がユダヤ教にもキリスト教にもあるが、このような観念がなぜ生まれたのか。

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