2019年04月16日

支配階級のウソ・ごまかしを暴く勇気と事実の追求が求められている

「私は社会は良い方向に進んでいくものだと思っていました。

まさか、日本と言う国が駄目になっていくのを自分の目で見ることになるとは思いませんでした。

一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。」

この言葉は漫画「美味しんぼ」の原作者である雁屋哲氏の言葉だ。福島原発事故の後、主人公が福島を訪れた後で鼻血を出した描写(これは雁屋氏が現地を取材した際に本人が体験した事実)を通じて、政府やマスコミがこぞってこれを糾弾した。この出来事を通じて彼が抱いたのは、腐敗した支配階級にみる日本という国家の末期症状だ。

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