立て直せ!!狂った医と食 6.『高体温de 抗体ON!』
本シリーズも中盤にさしかかりました。これまで下記の内容を扱ってきましたがいかがでしたか?
1.供給され続ける「クレイジーフード」の謎(リンク)←クリックしてみて下さい。
2.あなたの人生を破滅へといざなう食品添加物(リンク)
3.増殖する医薬マフィア(リンク)
4.救世主 ガン(リンク)
5.ノーモアくすり・ラブ免疫☆(リンク)
今日は、先回の続編とも云える内容で、免疫力を大きく左右すると云われている「体温」についてお伝えしましょう。
タイトルで暗示したように『高体温』が免疫活性化の鍵を握るようです!!
前回記事では、薬の服用は弊害が大きく、自然治癒の主役である免疫低下を招くリスクをお伝えしましたね。
本日はまず、免疫機能のポイントをあらためて押さえておきましょう。免疫は、大きく3段階に分かれています。
1.皮膚や粘膜でまず異物の侵入を防ぐ『上皮障壁』
2.防ぎきれなかった異物を捕まえては死滅させたり食べたりして排出する『自然免疫』
3.この2段階をすり抜けた病原体に対して抗体を作り出して攻撃する『獲得免疫』
現代人の体には、この様に有害物に対して、段階的に、そして組織的に連動して防御する適応機能が備わっています。そして、適応機能=免疫をより活性化する有効な手段のひとつが、本日取り上げる『体温上昇』なのです。
(食抑、空腹なども免疫賦活効果がありますが、今回は『体温』に焦点をあてます。)
※逆に、ガンやアレルギー、膠原病など、免疫システムの狂いによって生じる病気が増えている一番の原因は、低体温化にあるようです。
これからお伝えする内容は全て、現代の常識や価値観を超える「知る人ぞ知る」内容だと思います。 どうぞ、固定観念の呪縛から離れて、脳を開放して読み進めてみて下さいね。きっと気づきが得られると想います。
★では、本記事のタイトル『高体温de抗体ON』の中身である『体温の上昇が、様々な病気を治す自然治癒反応(免疫、抗体など)を活性化させる』事例をいくつか紹介します。
風邪をひくと、ほとんどの人は市販の風邪薬を買うか病院に行って薬をもらって風邪の症状を抑えていると思います。しかし、その症状が病気、特にガンや脳溢血を予防したり治してくれたりする症状なのだとしたら、皆さんはどう思われますか?
・・・風邪の下痢や咳、食欲不振、熱などの症状、特に発熱が様々な病気を治してくれるのです。風邪の症状は必要があって出るのですから、その症状を薬などで抑えない方がいいようです。
『風邪は万病の素を取り除く』より
ドイツの医科大学でガンの自然療法を行なっていたイセルス教授の言葉に、「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」というものがある。食欲不振も発熱も、「体が自らを治そうとして起きた反応」と捉える考え方だ。
風邪や肺炎をはじめ、胆嚢炎、膀胱炎、髄膜炎などの炎症疾患には、すべて発熱と食欲不振を伴う。これらは、我々の体が体内の老廃物・有毒物を燃やしているサインであるぱかりか、通常は消化活動に便われるエネルギーを病気治癒に費やそうとする反応である。
・・・食欲不振も発熱も体の防御システムが起こした治癒反応で、とくに発熱が病気の治癒にとって非常に大切な現象であることを認識すれば自然と対策も変わってくるはずである。いいかえれば「病気を治すために発熱する」といってもよいからだ。
『発熱しても薬は飲むな「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ①』より
発熱すると免疫系の働きが活発化し、病気を治す力がよりいっそう強まる。その上、ウィルスは高温を苦手としている。したがって、いたずらに解熱剤を投与することはこの大切な働きを邪魔することになり、結果的にウィルス側に味方することになる。
こどもがかわいいのか、ウィルスが大事なのか。最近の研究でも解熱剤を飲むと体内からのウイルスの消失が遅れることがわかってきた。
『体温上昇(発熱)を自然の摂理から考える ~解熱剤は危ない!?①』より
実は、ガン細胞は35度で一番増殖し、39.3度で死滅する。したがって、体温の低い人はガンの格好の餌食となってしまうのだ。
体温が一度下がると、37%も免疫力が下がるという説もある。体温が上がれば白血球もよく動き、免疫力も上がるのだ。
『体温低下が、免疫力低下を招いている「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ②』より
★病気になった時に、体温が上がることで改善される例もあげておきます。
古代ギリシャの医師・ヒポクラテスは、「患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすれば、ワシはどんな病気でも治してみせるぞ」と言っている。当時からガンをはじめ種々の難病を、患者をわざとマラリァなどの感染症に罹患させて治す「発熱療法」があったという。
・・・現代医学でも、1866年にドイツのブッシュ博士が「丹毒やその他の高熱を伴う病気にかかると、ガンが治ってしまう患者がいる」ことを論文で発表している。
また、1890年代以降、ニューヨーク記念病院の外科医・コーリー博士は、それまでの「発熱とガンの治癒」に関する文献を幅広く集めた結果、「手術不能の悪性腫瘍の患者で、丹毒に感染した38人中20人が完全治癒した事実」を発見し、意図的に病原菌を投与して治療をめざしている。
また、体温の高いバセドウ病(甲状腺機能亢進症)患者にガンの発生が極めて少ない(一般人の1000分の1以下)ことも認められている。
その一方で、高齢者によくみられる「無熱性肺炎」は重篤になることが多い。病気を治すのに必要な「熱を出す」体力がないからである。
『発熱しても薬は飲むな「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ①』より
どうですか?『高体温』は効果が高そうですよね。
★では、発熱のメカニズムは、どのようなものなのでしょうか?
ウィルスなどが体内に侵入すると、視床下部にある体温調節中枢では、敵の力がこの程度なら、ここまで体温を上昇させようと判断して、異常体温レベルを設定してセットポイントを移動させます。例えば「ウィルスの力が弱いので38℃まで上げればいいだろう」や「ウィルスの力が強いので40℃まで上げないとやっつけられない」等です。
こうして異常体温が設定されると、体は体温を上昇させることに全力を注ぎます。まず体から熱が逃げないように、体表面の血管を収縮させて放熱を防ぎます。
これにより体表面の温度は下がります。これが「悪寒」です。またぶるぶる体を震わすことは、骨格筋を収縮させて熱の発生を助けるためのものです。
これが発熱前の「首・肩凝り」の原因。体の熱産生の70%は骨格筋の収縮によると言われています。
このようにして異常体温レベルまで体温を上昇させて目的を達すると、今度はセットポイントを平熱に戻して熱を放出する段階に進みます。
体表面の血管を拡張させて熱を放出し、汗腺を開いて汗を出し、気化熱により体温を下げます。これが発汗により熱の下がる理由です。
医薬分業のすすめ「解熱剤考」より
※注意:体温上昇の効用を書いていますが、実際に発熱した時は慎重に対応される様お願いします。体に熱を与えすぎると「熱中症」や、インフルエンザ脳症と似た症状となり、けいれん・意識障害で死亡することさえあるようです。具体的な対処方法については、引用させていただいた以下のサイトが参考になると思います。
→『発熱しても薬は飲むな「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ①』
→医薬分業のすすめ「解熱剤考」
人の体には、こんなにも優れた仕組みが備わっているとは!・・・驚きですよね!!
このような内容を知れば、現代医療の悪しき(旧い)慣習からも脱することが出来そうですよね。
病気になるのを極度に恐れた予防、短絡的に薬を飲みまくる、ウイルスや細菌を犯人にして、病気の根本原因を追及もせずにガンが出来たら切除、湿疹が出来たら薬で抑える、などの対症療法に終始する現代医療の悪習も、見直しが迫られるハズです。
★本日のポイントを、簡単な図解にまとめましたので、確認してみて下さい。
★いかがでしたか?本記事『高体温de抗体ON!』は、お役に立てましたか?
・・・現代の『医』がかかえる歪み、そして同時に、人の本能機能に備わっている、生命の摂理の尊さを認識し、自分の体に対して感謝の念さえ沸いてきませんか?
現代の市場社会では、人の生命に関わる『食や医』でさえ利権にまみれ、誤った旧い認識にまみれ常識となり、生命の摂理に反した処方が平然と、当たり前のように行われています。
そして病人は増え続け、医療関連の市場が膨らむばかりなのです。
次回は『立て直せ!!狂った医と食』シリーズの7回目。
引き続いて自然治癒関連のテーマで『あなたに巣くう細菌が、あなたを救う』をお贈りします。
・・・お楽しみに
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