2012年01月10日

カタカムナに学ぶ~食や性の本来性は宇宙の輻射エネルギーとのバランス

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画像はこちらからお借りしました。
「カタカムナに学ぶ ~節約から本能の抑制(食抑)へ~」では、次のことを提起しました。
【1】近代社会では、食欲や性欲が生物の根源的な本能であると思い込み、その本能に従うことが生物の自然さであるかのように、人間に都合のよい解釈がまかり通っている。それが近代市場社会を拡大させてきた原動力ですが、現代文明が崩壊の危機にしていることから考えて、それは間違っていたと考えざるを得ない。
【2】現在、大衆の意識が「もったいない」という節約意識を超えて、食欲をはじめとする本能の抑制に向かい始めている。そして、崩壊の危機に貧する近代社会がルネサンスの本能の開放から始まって欲望の刺激によって拡大してきたことと考え合わせると、それは正しい方向だと考えられる。
 
では、カタカムナ人が観た本能の背後にある本来のナリ(本性)とは一体何なのか?
それに迫ってゆきます。
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●第二十七句
カムナガラ アサヒツキシロ
ヨリツモリ イブキチクヌネ
チグリクミ アマナカネミチ
ヲスヒナリ 
この句の概要の意味は、『カムナガラ、「食」と「性」の機能には、太陽や月の放出する幅射勢力(アナヒ ツキ シロ)が、凝集され(コリツモリ)、イブキ(生気)のチクヌネ(蓄積された、目に見えぬ根元)として、長く潜在する(チグリ)ように、しくまれて(クミ)居る。それは、アマナによる、潜象と現象の兼ね合はされたオコナヒ(ミチ)であり、「食」と「性」の本来のナリである。』
この示しは、アサヒ(太陽等の諸恒星をさす)や月の放出する輻射勢力(モロカゲ)が、蓄積され(コリツモリ)、宇宙の生気が持続的に組合されて(チグリクミ)、地球の輻射勢力となり、その大地や大気のエネルギーが、生物の生気(食と性)の根元となって居る、といふ直観が基になって居る。
カタカムナ人は、「輻射」といふ現象の本質をサトリ、太陽エネルギーのみでなく、諸天体の放出するモロカゲ(主として輻射勢力)を吸収した地球や月は、又、そのエネルギーを放出し、地球上の生物は、それらの、強弱さまぎまの輻射エネルギーをうけて、生育して居ることを直観したのである。
月の放出する電磁波は、強いものが濾過されてエネルギー密度が低く、生物の中には、そのような弱い月の光でなければダメなものがある。月の役割を、潮の干満ばかりでなく、「モロカゲ」のうちに観して居たのである。
 
<チクヌネ>とは、「男女の性器」をさす古語でもある。要するに、輻射現象の本質的役割は、サヌキ アワの電気粒子によって演じられるものである事をサトリ、それが、「食」と「性」の現象としてあらわれる、生気の根元である、といふ直観を示す言葉である。

●第二十八句
 
カムナガラ イブキウブスナ
サヌキアワ トコチオホヌチ
ハタツタネ アマナカネミチ
ヲスヒナリ
この句の概要の意味は、『カムナガラ、生気(イブキ)を、生み出すもの(ウブス ナ)は、サヌキとアワ(陰陽電気粒子)であり、それは、大地(トヨチ)の、強大な大地電気(オホヌチ)の放出する生気の種(ハクツタネ)である。その事は、アマチの、港象と現象を兼ね食はせたオヨナヒによる≠「食」と「性」の本来のナリ(本来性)である。』
 
この示しは、「生気」とか「元気」と謂はれるものの本質が、サヌキ アワの電気粒子であり、太陽等の諸天体からの輻射の他に、大地電気も放出されて居る、といふサトリが基になって居る。
 
<ハタツタネ>
とは、「大地電気(オホヌチ)が、個々の物質(ツ)の、独立の根元(タネ)になって居る」といふ意味で、大地電気のサヌキ アワの、正反の放出(ハタ)が、人間をはじめ、生物全般の、生気の根元となることを直観したのである。(「タ」には分離独立の思念があり、タネ(種子)タツ(立つ、経つ、断つ)タマ(球)とか、又、大地一般から分離独立した、タ(田)やハタ(畑)の意も、二次的に出て来たのであらう。)言ひ換へれば、「食」と「性」の栄養は、アナヒ ツキシロ、則ち、諸天体からの輻射エネルギーと共に、「大地電気(トコチ オホヌチ)の関連が深い、といふ事も示す歌詞である。
 
カタカムナの直観物理によれば、地球も一個の生命体であり、宇宙空間を、自転公転の運動をしつつ、諸天体からの輻射エネルギーを吸収し、蓄積し、放出して、息づいて居る。現代人は、この、「大地電気」に対する体覚が甚しく劣化し、その重要性を殆んど認識して居ないが、それがいかに地球上の生物に、大きな影響をもつものであるか?を、カタカムナ人は直観によってサトリ、人体の健康や、農作物の生育等について、さまざまの、経験的な工夫(アラカミチ)をきりひらいて居た。

●第二十九句
 
カムナガラ ハタツツツタネ
ナラシウケ チグリイワヤト
サネタチネ アマナカネミチ
ヲスヒナリ
 
この句の概要の意味は、『カムナガラ、大地から放出される(ハタ)、個々の生気の種(ツツタネ)が、食物と性機構に、ナラシ(生成され)、享けつがれ(ウケ)、持続的に蓄積されて(チグリ)、潜在して居る(イワヤト)。そのことは、アマナによる、潜象と現象の合はされたミチであり、食と性の本来のナリである。』
<イワヤト>
とは岩屋戸、則ち、かくれ場所の意で、生気の蓄積される場所は、生物の雌雄性器(サネタチネ)の内奥である、といふ考へである。ただし、性器や内臓器官そのものを直接さすのではなく、<アマナ>による<カム>のチカラの代行、則ち、具体的には、サヌキ アワの電気粒子が、生物の生気を産み出す基であり、サネ タチネ(雌雄性器)はそのイワヤトであるといふサトリである。

●第三十句
 
カムナガラ チグリアマタリ
アカマハエ モトツカシコネ
ムツミサチ アマナカネミチ
ヲスヒナリ
 
この句の概要の意味は、『カムナガラ、食物と性の機構に潜在する生気の種(ハタツタネ)は、アマ始元量の遷移蓄積(チグリ)が、充分に果されたとき(アマタリ)、若芽(アカマ則ち、アマからカタチをアラハス意)を発生する(ハエ)に至る。それは、生物一般の雌雄性器(カシコネ)の交はりに基く(モトツ)、ムツミのサチ(睦の幸)である。このことは、アマナの、潜象と現象を兼ね合はせた行動(オコナヒ)によるものであり、それが、食と性の本来のナリ(本性)と成るのである。』
 
<ムツミ>
とは個々(ツ)の無い(フ)「ミ」、則ちオノレをムなしくして一体となる意である。めいめいがオノレを強く主張して居ては和楽(ムツミ)は無い。
この示しにより、動植物一般に通じる「受胎、胎児発育、乳児出産」の相似象の、生気の実態が、雌雄性器の親交(則ちサヌキ アワの電気粒子の、異種親和の本来性)に統一される、天然の行為(ナリ)の所産である事を洞察し、性器を、互ひに尊敬し合ふ感得が、上古代人にあった事が推察されるのである。
則ち、食や性の行為も、天然のナリ(本性)として賦与された、生物の本来性であり、人間の側の意欲に基くものでは無い、といふサトリが基になって居る。
 
自然の生物が、会く無駄と思はれる程の多くの種子や卵を産出し、やっと孵化した幼虫は、どんどん食べられるのを、人間のアタマは、可愛そうにとか、バカバカしいとかと思ふが、それはすべて、他のヲスヒのミシロとなる存在価値があるので、むしろ全部育つ事の方が不自然であり、もしこのような一見無駄と思へるイトナミがなければ、他のミシロがなくなる。
「食」といふ問題を、単に食欲や食べ物といふような、人間的なアタマで見るのではなく、「食」といふ事の本性を知り、それぞれの個々の生態(ナリ)をよく考へ、その生存を充分に果させることで、人間もまた、みづからのミシロ(栄養)を得るといふことでなければ、マトモなミチ(オコナヒ)ではないという上古代人の教へを、後代人は実験的に実証したことになる。則ち、天然自然の大きな循環系を無視した、現代の人間中心の小ざかしい思考が、結局、各種の公害を起し、人間自身の存在を危ふくして居る。
性行為も、人間のアタマで意味づければ、子孫を残すためとか、性欲本能の満足、快楽の追究、愛の示し、等といふ事になるが、それは一面的な把へ方である。又、男女の人間が高度の結合を求める結晶作用から「子供」を目的としない性のプラスエントロピーの満足に向ふ事があっても不自然ではないであらう。しかしそれも、性の本性をサトった上での事でありたい。とにかく、性(セックス)の本性は、「異種親和による生気の増幅」といふ、天然のナリのあらはれであると直観した、カタカムナの上古代人のサトリを、現代の我々は、本気でとりあげる必要がある。

●第三十一句
 
カムナガラ サナミモミタチ
タキカワケ タキカイヨフヨ
イカツヒメ アマナカネミチ
ヲスヒナリ 

 
<サナミ>とは分裂発生(サ)の、くりかへされる(ナ)「ミ」、則ち、苗の成育のスガタである。
従ってこの句の概要の意味は、『カムナガラ、苗が生長して実を結び(モミタチ)、独立したカタチが分離する(タキカ ワケ)。そのスガタは、あらゆる生物にみられる、受胎、胎児発生、発育、出産といふ、相似の現象であり、その分離した実(タキカ)には、サヌキ アワの電気粒子(イカツ)が潜在し(ヒメ)、そのヒメられたイカツによって、その実一代の生命(イヨ、則ちイの世)と、子々孫々に享けつがれる交番生命(フヨ、則ち二つの世代)とが宿り伝はる事になる。この事は、アマナによる潜象と現象の兼ね合はされた行動(オコナヒ)であり、「食」と「性」の本来性(ナリ)である。』
この示しは、生命の世代交番は、食物と性機構に内在する電気粒子(イカツ)の統計的存在性(イマタチ)の、交番生滅の現象に因由するものである事を直観したサトリが基になって居る。
則ち、電磁波の周波数なるものは、電気粒子の生滅、則ち世代交番を示すものであり、粒子に着眼すれば生滅であるが、エネルギーとしては持続的に伝はるから、カタチは、粒子とエネルギー(波動)の二相としてあらはれる、といふ直観である。このサトリが、電気現象のみならず、すべての生命観象の本質を、一貫して把握する基礎となって居る。
 
現代人は、生命質と物質、あるひは電気と磁気、力、光等を、区分して居るが、カタカムナ人は、すべてを、サヌキ アワの世代交番現象の相似象として、統括的に把握したのである。それ故、粒子性と波動性の重畳状態やさまざまの電気現象をはじめ、現代科学の未知の領域の問題も、極めて自然に、さりげなく、その本質を見抜くことになったのであらう。

 

●第三十二句
 
カムナガラ イブキヨヨツグ
フタハシラ モトツアマカム
サヌキアワ アマナカネミチ
ヲスヒナリ

  
この句の概要の意味は、『カムナガラ、「食」と「性」のフタハシラの電気粒子(サヌキ アワ)によって、生命の(イブキ)、交番(ヨヨツグ)が行はれるが、その二柱のサヌキ アワは、本来(モトツ)、カムとアマ(無限界と始元界)の二つの世界の交番といふ、天然自然のスガタの相似象なのである。このことは、アマナによる、潜象と現象を兼ね合せたオコナヒ(ミチ)であり、「食」と「性」の本来のナリ(本性)である。』
 
この示しは、前句にのペた生命の交番は、電気粒子の統計的存在性(イマタチ)に因由するものであり、その生命の交番は、アマとカムの交番性といふ、天然のスガタに相似するものである。それは、則ち、潜象(カムのチカラ)と、現象(アマ始元量の変遷した電気粒子)のナリ(本性)を兼ね合せたアマナのオコナヒによって、波動的なエネルギーと、粒子のスガタとが、<イマ><イマ>に、発生、消滅を交番にくりかへして互換される現象である、といふサトリが基になって居る。
言ひ換へれば、サヌキ アワは、アマ始元量から発生し、アマの本来性をうけついで居る故に、イマタチに、イブキ(生気)が交番される(ヨヨツグ)といふ事である。
要するに、「食」と「性」の本性は、宇宙の生気(イブキ)につながり、食本能、性本能の現象も、宇宙的広域からの作動によるものである、といふ直観の示しである。

また、輻射とは、粒子線(α線、β線など)や電磁波(光や熱なども含む)、重力波などが放出されること、または放出されたそのものを云う。
ここで、カタカムナ人、あるいは楢崎皐月氏が伝えようとしたことは、次のようなことらしい。
【1】宇宙空間や諸天体からは、太陽エネルギーや電磁波や重力波をはじめとする様々な輻射エネルギーが放出されており、地球はその外圧の中でバランスを保っている。同時に、地球そのものも大地電気を放出している。
その輻射現象の本質的役割を担うのは、サヌキ(陽電子)アワ(陰電子)という電気粒子である(それは瞬時に生成消滅を繰り返しており、波動に転換する)。

【2】地球上に生存している生物は、それら様々な輻射エネルギーを受けて生育している。その外圧の中で適応、つまりバランスをとるための機構が、食や性という機能である。
生物における「生気」や「元気」と云われるものの根源も、宇宙や地球の放射エネルギーであり、それを担うのがサヌキ(陽電子)アワ(陰電子)である。

【3】宇宙の諸天体や地球が放出する輻射エネルギー(陽電子と陰電子)に適応するように(バランスするように)生物や人間はサヌキ(陽電子)アワ(陰電子)を摂取・排出しなければならない。それが食や性という機構の本質的役割(本来性)である。
そのことを指しているのが「食と性の本性は、宇宙の生気(イブキ)につながり、食本能、性本能の現象も、宇宙的広域からの作動によるものである」という一文であろう。

この点で、カタカムナの宇宙認識と似ているものとして陰陽説がある。おそらくは、中国江南地方の採集部族もカタカムナと同じような認識を持っており、陰陽説はその末裔ではないだろうか。
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『体温を上げる料理教室』(到知出版社)の著者若杉友子氏は、宇宙は陰陽から成り立っており、人間の体も食物も陰陽の組合せであること、そして、陰陽の法則に基づいてそのバランスをとるような食生活が必要であることを提起している。

「この宇宙の万物は陰と陽からできている」
東洋には数千年も前から「万物は陰陽より成る」という哲学があり、そこでは陰陽は宇宙に存在して、万物を常に新しく創造して、動かして、破壊して、再び造り上げる根本的で相対的なエネルギーだと考えている。
「陽性は右回転のエネルギー、陰性は左回転のエネルギー」
宇宙は回転エネルギー、渦巻きによってできている。大きなものでは星雲や太陽、小さなものでは元素とか素粒子も回転している。人間の頭のつむじも指紋も渦巻きになっている。
この渦巻きには二つある。
一つは中心に集まってゆく働き。これは下降性・求心性の力で右回転のエネルギーになる。もう一つは外に拡がってゆく働き。これは上昇性・遠心性の力で左回転のエネルギーになる。
右回転の求心力が働くと、物は縮こまって、小さく、硬く、重くなって下降してゆく。そして、熱を持って動き出す。つまり、陽性になる。
反対に、左回転の遠心力が働くと、物は拡がって、大きく、柔らかく、軽くなって上昇し、冷たくなって静かになる。つまり、陰性になる。

人間も素粒子の集まりだから、回転エネルギーでできている。だから、陰性のものを食べると左回転のエネルギーが働いて、体が緩んで、内側から陽が外で出てゆき、それで陰性体質に変わる。逆に、陽性のものが体の中に入ると、右回転のエネルギーが働いて、体が陽性に縮まってゆく。それで陽性体質になる。
この陰と陽の法則と性質をしっかり理解すれば、そうすると、自分の今の体質を知ることができるし、それがわかれば何を食べればいいのか、何を食べてはいけないかがわかる。陰陽の仕組みを知らないから、病気になる。病気は、宇宙の法則に反した生活をしている証である。
「安藤昌益の説く食養の原理」
江戸時代中期のお医者さんで思想家の安藤昌益は、次のように言っている。「一本の草木の中にも陰と陽が完璧にあるように、人間の体の中にも陰陽は完全にある。この秩序法則を尊敬してこそ幸福がある」これは、陰陽に基づいて生活すると幸せをもたらすと教えである。
「病気の状態から陰陽の関係を考える」
人間の体は小宇宙というが、人体は天体と結ばれている。リウマチは陰性の病気だから、天気が悪くて雨が降ると痛みが出てくる。自然環境が陰性になると、それに反応するわけだ。天気と人体は全部つながっている。

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カタカムナ「ヒフミヨイのウタヒ48図象」(銀河系の図と比較して下さい)  
画像はこちらこちらからお借りしました。
『るいネット』「食の陰陽学 3 ひとは何を食べるべきなのか?」でも、若杉氏の説が紹介されている。

陰陽の観点から、人は何を食べるべきかをみてみる。
人は動物だから、生物の中では陽性に属す。陽は陰を引きつけるという陰陽の法則で考えると、人に合った食べものは、同じ陽性の肉魚ではなく、陰性の植物、ということになる。そして、陰にも陽にもかたよらない中庸を保つのが健康のカギだから、植物の中では中庸のものをメインにとることが大切になってくる。
陰陽というシーソーのつじつま合わせで、たとえばあるひとが極陽の肉を食べ、極陰のアイスクリームや熱帯の果物を食べても、シーソーの真ん中で静止するかもしれない。でも、ひとたび何かあると大きく揺れて、反動でポンと落とされてしまうだろう。極陰・極陽でとるバランスは非常にあやうい。
その点、シーソーのまんなか近くにある中庸のものをたくさんとっていれば、たとえほかの要素でシーソーが傾いても、もとに戻すのはそう難しくない。植物の中で中庸のものは、穀物だ。穀物は細胞をゆるめすぎず、締めつけすぎず。ほどよいバランスで活力を与えてつけてくれるので、どんな体質のひとにも合う。
穀物には人間が必要とする栄養素、糖質や脂質や必須アミノ酸などが理想的な割合で含まれているし、ミネラルバランスも体細胞のそれとほぼ同じ。穀物は人間の体内で血となり、細胞をつくる食べものなのだ。
歯の構造、陰陽の観点、そして栄養バランス。すべてのことがらが、人は穀物食動物だということを示している。

カタカムナ宇宙認識「食と性の本性は、宇宙的広域からの作動によるもの」と若杉氏の陰陽論を重ね合わせると、次のようになる。
宇宙は陰(電子)と陽(電子)から成っている。人間の体も食物も同様である。
陰電子(あるいは陽電子)が不足している場合は陰電子(あるいは陽電子)を含む食物を摂取し、陰陽のバランスを取ることが、食物を摂ることの目的である。
ところが、それは人間の体と食物だけでは決まらない。
宇宙も陰陽から成り立っているということは、外界にも陰陽の電子分布がある。
それと調和するように陰電子と陽電子を含む食物を摂ることによって、外界の陰陽電子分布と適応できるということだ。

日本には「身土不二」という言葉があって、これは「身(からだ)と土(土地)は二つならず」という意味、すなわち、生まれ育った風土で育った食物は身体に適応する、地元で採れた食物を食べるのが身体に良いという意味である。
これも、人間の身体が外界と繋がっており、外界の陰陽電子の分布状況とバランスするように陰陽電子を摂取することが、食物を摂ることの目的であることを示唆しているのではないだろうか。
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List    投稿者 staff | 2012-01-10 | Posted in 13.認識論・科学論14 Comments » 

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コメント14件

 通りがけ | 2013.01.01 11:38

皆様あけましておめでとうございます
野田氏がシリアの自衛隊の皆さんを順次帰国してもらって我が家でお正月を迎えることができるようにしてくれたそうです。心から明けましておめでとうございます。無上の聖賢仁徳を御顕しになる畏れ多くもいとかしこき今上陛下の御心が野田氏をご薫陶たもうて君子豹変なされたのでしょうか、いずれにしても日本に新たなる平和憲法を守る君子政治家が生まれたこととあわせて今上陛下のおん御代に新たな御栄光が初日の出と共に地球に訪れたことをわが大君の辺にこそ死なむ一寸の通りがけ五分の大和魂のあらん限りを捧げまして心よりお慶び申し上げます。

 Truth Tony | 2013.01.03 4:15

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君子政治家とは、面白い。
「おん御代の新たな御栄光」とここまでいうと、
大いなる皮肉也哉。

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