2009年01月15日

派閥政治って何?

戦後の政治を見ていく上で、『派閥』について整理しておく必要があります。
最近でもたま~にニュースなどで、旧橋本派の○○とか、津島派の○○とか、経世会とか耳目にされたことがあるかと思います。
これらは昭和30年に自由党と民主党が統合し、自由民主党となった以降、連綿と続く自民党の派閥名称なのです。
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さて、自民党派閥の系譜ですが、こちらのサイトが分かりやすいと思います。 😉
一目でわかる自民党派閥系譜
昭和31年8派閥が立上り、分裂、統合、発足、消滅を経て平成20年8つの派閥が存在していますが、自民党内で大きな影響を持った派閥は5つだったといわれています。
池田→前尾→大平→鈴木→宮沢→加藤派 (宏池会)
佐藤→田中→竹下→小渕→橋本派 (経世会)
岸→福田→安倍→三塚→森派 (清和会)
三木・松村→三木→河本派
河野→中曽根→渡辺→江藤・亀井派
なぜ派閥があるのか?派閥の役割とは?
派閥政治は、権力闘争(総理・総裁になる)の必然のため生まれています。
日本国憲法下において、内閣総理大臣になるには文民であり、国会議員であること。実際には衆議院の最大勢力を占める政党の党首、又は連立を組む複数の党のいずれかの党首である必要があります。
自民党の結党も当時勢力を拡大してきた社会党に対抗すべく統合されたのです。
さらには政党の党首となるためには党内での権力闘争が必然となり、有力政治家は党員に忠誠を誓わせる代わりに資金やポストを与えることで派閥(勢力)拡大していったのです。
自民党の結党についてはこちらをご覧ください。
自民党の歴史(1)吉田・鳩山5年戦争
以降の小泉政権までの自民党の歴史インデックスはこちら
よくわかる政治 自民党の歴史
自民党の派閥についてはこちら
自民党派閥の基礎知識2008
注)上記サイトの文章は、かなり小泉翼賛傾向で書かれていると感じられますので、その分は割り引いてお読みください。

List    投稿者 mtup | 2009-01-15 | Posted in 14.その他9 Comments » 

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コメント9件

 Orwell | 2009.05.09 9:14

農林関係者の内部にいる破壊勢力への協力者を捜すことも大事ではないでしょうか。郵政民営化とも連動しているようにも見えますがいかがでしょうか。農林中金は、数千億をすっているようですね。日本の農業を破壊する意図も透けて見えますが。

 『たに』 | 2009.05.10 0:22

農林中金もそうですし、前の郵政民営化もそうですし、でも一番の親玉は、98年切り離された、日銀でしょ。

 Orwell | 2009.05.10 11:15

農業関係の金融機関は、今、巨額の損失を出していますから、郵政の次ではなくて、前だったのではないでしょうか。国際金融資本の手二落ちて、巨額の穴をあけて、また、税金で穴埋めする謀略でしょう。天佑ですが、郵政の鐘は全部はまだ持ち出されてはいません。郵政民営化準備出長をした農林関係者の当時の動きを再検証することが必要です。

 ななし | 2009.05.10 13:03

間違い無いと思いますね。
農林中金の損失は明らかに確信犯的なものを感じさせます。
本当なら経営者は更迭でしょう。
サブプラ崩壊が明らかになった昨年の秋にまだ米国への投資を増やすと明言しておりましたしね。
経団連の農産物市場解放発言や企業参入の動きを観ていますと次ぎは農業が危ないです。
マスゴミもそれに向けての世論誘導に余念がありません。
米国どうこう言うより国内の協力者=売国奴が問題ですね。
農地の次ぎはライフラインが危ないと思います。
水道、電気、ガスと言った生活に欠かせない分野を狙ってると思います。
天災が多いわが国では採算が取れるとは思いませんが、おそらく復旧は自治体(税金)がやって利益だけを持って行くつもりでしょう。
港湾や空港と言った公共インフラもやばいです。
放って置けば根こそぎにされるでしょうね。
今回の危機でくたばったと思われた米英金融資本が時価会計の緩和やインチキ気味の決算で息を吹き返しましたからね。
一方の日本は時価会計停止も見送りましたから。
奴らの餌食になりそうです。

 本郷猛 | 2009.05.16 19:54

Orwell様、コメントありがとうございます。
>農林関係者の内部にいる破壊勢力への協力者を捜すことも大事ではないでしょうか。
おそらくは金貸し支配は農水省官僚にも及んでいるのではないでしょうか。

 本郷猛 | 2009.05.16 20:01

『たに』様、コメントありがとうございます。
>一番の親玉は、98年切り離された、日銀でしょ。
日銀も親玉ですが、それ以上に大きいのは旧大蔵省から切り離された金融庁ではないかと考えています。

 本郷猛 | 2009.05.16 20:04

ななし様、ありがとうございます。
>農林中金の損失は明らかに確信犯的なものを感じさせます。本当なら経営者は更迭でしょう。
確かに、昨年発表された損失は、農林中金を通じてアメリカに貢いだ、その一部である可能性が高いですね。実際にはもっと大きな損失が隠されているのではないでしょうか。

 nisimu | 2009.05.16 21:31

実家は、お金を預けるとすれば、郵便局か農協です。
農業をするには、お金がかかります。機械を買ったり、肥料を買ったり、そこでお金を貸してくれるのが、農協で、借りたお金を返す為にせっせとお米を作っていました。
収支は、トントンか赤字。赤字の穴埋めは(兼業農家だったので)本業で行なうという状況でした。
そんな農協の(農家への)金貸しが、農林中金だったのですね。
農林中央金庫のHPを覗くと、
“協同組織の全国金融機関であると同時に、国内外で巨額の資金を運用する機関投資家でもあり、多彩な機能を発揮しています。”
とあります。
実態も
貸出しは9兆円。に対して
有価証券への投資が36兆円
しかも、証券で穴をあけている。
参照:http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/2ae68489f8ba15493e09d96ff7e69a17/
農林業を営んでいる人から“融資という名で”搾取し、“運用と言う名で本家の金貸したちに”寄付している。
と言った感じでしょうか?
金貸し⇒GHQ(アメリカ)農地解放⇒農協(農林中金)
という図式で、戦後の農地解放から一貫として金貸しの支配下にあったのかもしれません。

 エクソダス2005《脱米救国》国民運動 | 2009.05.29 9:29

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