2006年10月11日

ブログ炎上はネット世界をさらに失望へと導く現象!

ネット世界の情報伝達について『2ちゃんねる』『ブログ』について議論されている記事を見つけたので紹介します。
倫理研第4回: 共同討議 第1部(1)はじめに――「2ちゃんねるの時代」を問う
倫理研第4回: 共同討議 第1部(2)道徳的全体主義――北田暁大からの応答
からの引用です。


あるサイトを見たユーザーが、それでとどまることなく、掲示板やブログでそのネタを紹介し、情報を拡散させていく、その過程です。つまり、情報の受け手が即座に情報の発信者にもなり、情報が次々と連鎖していく。その過程を「情報流通」と呼んでいるわけです。

以上引用終わり。
インターネットの世界では、これまで2ちゃんねるに代表される『掲示板』が発信場所として主流でしたが、ブログが出来たことにより気軽に発信できる場が得られるようになりました。これらを【情報流通】という視点で見たネット社会に大きな変化が見受けられるようです。

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巷でよく耳にするブログ炎上については以下の通り、議論されています。
倫理研第4回: 共同討議 第1部(4)
「炎上からコメントスクラムへ――公園(2ちゃんねる)/自宅(ブログ)のメタファーを手がかりに」からの引用です。

まず、私は基本的に炎上という言葉は使わないんです。というのも、2ちゃんねるに代表されるような掲示板で行われるものと、ブログで行われているものとは、性質的に異なると考えています。私の理解では、「フレーミングflaming=炎上」とは掲示板で起こる現象を示す言葉であって、ブログのコメント欄に対して起きるものは別の表現を与えるべきです。そこで私は「コメントスクラム」という言葉を使っています*1。「コメントラッシュ」のほうがいいと提唱されている方もいますが。
 フレーミング(掲示板)とコメントスクラム(ブログ)のもっとも大きな違いは、掲示板では悪口や荒らしを言われていてもスルーしやすいという点なんですね。つまり、しょせん2ちゃんねるなど見ている人はそんなに多くはないかもしれないし、とくにその問題のスレッドを見ている人は非常に少ないわけですよね。仮にそのスレッドを見ていたとしても、「あなた、この間2ちゃんねるでこんなこと書かれていたけど、本当ですか?」だなんて、恥ずかしくて聞けません。2ちゃんねるの書き込みを信頼しているというのは、まともな世の中では恥ずかしい行為ですから(笑)。
 ところが、その本人のブログのコメント欄でわけのわからない悪口が書いてあるとなると、自分のことを知っている人が見ている可能性が高いし、なかなかスルーしにくいわけですね。コメントスクラムをやっている人々からも、どうも「このブログ主を潰してやれ!」という印象も強く受ける。僕のところにも「早く閉鎖しろ」あるいは「コメント欄を閉じろ」といったことがよく書き込まれているんですが、これまでの炎上と異なるのは、この直接相手に対して明言する度合いがかなり激しい点だと思います。
~中略~
リアル空間に例えると、別に公園で悪口を言われていても気にならないけれども、自分の店に入って悪口言われるとやはり気になる、といった感じですね。公園では話を聞いている人もいるし、噂話している人もいるかもしれないけど、知らなきゃ知らないでいい。たまたま通りかかって噂話を聞いても、立ち止まらずにどっか行っちゃえばいいだけの話なんです。しかし、自分の店で自分の悪口をえんえんと毎日言い続けている人が来ると、これは放置しにくいわけです。しかも悪口を言いに来る人は覆面をかぶっていて、自分が誰だか分からないようにしている。これはやはり対策をとる必要があるでしょう、と。

以上引用終わり。
2ちゃんねるのような【 掲示板を『公園』 】【 ブログを『自宅』 】という捉え方が面白い。まさに、インターネットの世界は手軽に個人が発信できるブログというものを手にしたが、今それが、攻撃の対象となっています。かなり多くの有名人のブログもこの攻撃対象となっているようです。 👿
2ちゃんねるのような誹謗中傷の場へ発信までするまでの人は少ないように思いますが、そのような場でないブログに発信されることで、今まで2ちゃんねるに参加していない普通の人々がその場に晒されることになります。これはインターネットの可能性を見えなくする『 癌 』以外の何物でもありません。この世界で発信することに対して少なくとも警戒心を植えつけていくことになります。 😈
これらの状態を浄化するためのヒントがるいネットにありました。
るいネット「最先端機能であるネット世界の浄化から共認闘争が始まる?」から引用です。
以下引用です。

そこには、やはり、社会的な問題を多発している場となっている“2チャンネル”の存在が、ネット世界そのものの評価を失墜させ最先端機能への期待をも失わせている可能性が高い。

以上引用終わり
今や2ちゃんねるだけでなく、それに代わる場が発生し、拡散しつつあります。さらなるネット世界そのものの評価を失墜させないためにも、彼らと闘う協働者を集め、ネット内の闘争に勝たなければなりません。今こそ、これまで個々で闘っていた状態から脱皮し、より大きな闘争集団として闘う時代が来たと思います。
R.H.T.
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List    投稿者 postgre | 2006-10-11 | Posted in 14.その他2 Comments » 

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コメント2件

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