2021年09月10日

この社会はどのように成立し、統合されるのか。

当ブログ「日本を守るのに右も左もない」は、有志メンバーで執筆運営されています。

共通するテーマは、

publicdomainq-0015021jej

「この社会はどのように成立し、統合されるのか」

といったあたりです。 この時代を生きる当事者として、思考停止することなく追求し発信していこうと思いますので、 あらためてよろしくお願いします。

 

世間的には、、、 コロナ禍はどうなる?、自民党総裁選は?、経済は?、脱炭素政策は? あるいは、アフガンは?、中国は?といった方面に関心が集まっていることと思います。 しかし、マスメディアの分断・統制された情報では「事実の構造」は全く見えてきません。 表層の情報に振り回され、やがて忘れ去られ、結局、何も考えていないのと同じ。

 

本当のところ、いったい何が起こっているのか?

にほんブログ村 政治ブログへ

当ブログでは、そうした 様々な事象の背後にある「現実世界を動かしている力の構造」の解明がひとつのテーマです。 具体的には、 民族自決派の政治勢力(プーチンのロシア、習近平の中国、トランプ+米軍)、 金融勢力(ロスチャイルド、米英と欧州勢、マスメディア)、 さらに奥にある勢力(奥の院)の戦略。 これらの諸関係がどうなっているのか、 また各々の勢力の力の基盤はどのように形成されてきたのか、 仮説を重ねながら読み解いていきます。

 

もうひとつ、本丸のテーマ。

文明史をたどると、これまでの社会は、武力、もしくは資力による「支配」、 つまり「力によって支配される社会」であったことは疑いようがありません。 近代民主主義なるものも同じで、見えづらくなっているけれども支配されていることに変わりがない。 民に主権があるように思わされているだけで、実際はバラバラの個人主義に分断され思考停止、 むしろ支配勢力の思うがまま、、、これを大きく転換させることは可能なのか?

 

力の原理による支配ではなく、成員の合意、 つまり「共認原理」(共に認め合うこと)によって統合される集団と社会のありようです。 かつて文明以前の人類の原始共同体、あるいは日本では縄文時代から戦前まで残っていた村落共同体は 皆の共認で統合されていた集団ですが、 この共認原理で社会を統合することは可能なのか、その実現基盤の追求です。

※そもそも「社会の統合」とは何か、という原理的な問題も含まれます。 生命原理(生物進化史)から言えば、外圧適応と秩序化、闘争適応と共生適応の論理です。

 

おそらく、新しい社会の中核となるのは、個人、家庭ではなく、政党、官僚でもなく、 「生産体」(生産課題を紐帯とする集団、企業、農林水産業を含む)のネットワークであろう と思われます。

もちろん現在の生産体、企業集団にも様々な壁があり、決して容易ではないのですが、 どこまで時代の可能性を拡げ、射程を伸ばせるか、あくなき探求に挑戦していきたいと思います。

List    投稿者 fuji-m | 2021-09-10 | Posted in 14.その他No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2021/09/12779.html/trackback


Comment



Comment