2010年03月20日

『どうする 日本の社会』~現実の圧力を受けた場から社会収束は始まる~

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共同体類グループの全社会議の様子
前回の『どうする 日本の社会』 ~活力ある企業が増えている理由~
では、結びに、

可能性は、既に開かれた。まずは生産体(企業)を、『自分たちで動かすことのできる共同体』に変えればいい。企業を権力体から共同体に変えるのは簡単で、企業を全員参加の合議制で運営すれば良いだけである。

とありましたが、今回はその続きです。

「実現論」より
だが、それだけでは不充分である。なぜなら、人類が今ぶつかっているのは、集団を超えた地平にある社会を、どう統合し直すのかという課題だからである。しかし、本源集団の再生と同様に、その実現基盤=私権統合に代わって本源共認によって社会を統合する為の基盤も、既に整っている。

では、その基盤とは一体何なのでしょうか?
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「実現論」より
私権の強制圧力の衰弱は、何よりもまず、私権圧力から抜け出た有閑層を激増させた。今や、子供、学生、主婦、老人など有閑層は優に人口の6割を超えている(注:貧困の時代は子供も主婦も老人も、決して有閑層ではなかった)。かれら有閑層こそ、本源共認によって社会を統合し直してゆく(=社会統合という仕事を担ってゆく)中心勢力なのである。彼ら有閑層は、私権の強制圧力から遠い位置にいる分だけ、本源収束が強くなる。例えば本源集団では、皆=仲間の共認圧力が絶対化され、又それが最大の活力源にもなっているが、現在、子供の世界では、既に仲間圧力が絶対化しており、自我は封印されてゆきつつある(この仲間圧力の絶対化こそ、旧世代が問題視するところの「いじめ」が、深刻化してきた直接原因である)。しかも、今や20代の若者の大半が、その様な空間の中で育ってきている。だから、彼らは「皆、仲良し」であろうと努める。
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確かに、有閑層が増えたことにより、本源収束の基盤が既に出来上がっていることを感じる事例はいくつか出てきています。例えば・・・地域の活動としてのゴミ広い運動やNGO・NPOなど、「社会の役に立ちたい」という人々は増えたようです。
しかし、現在はそれらの運動は下火となっています。
それは、何故でしょうか?

「実現論」より
ただそれは、一見、本源的で良いことの様に見えるが、大きな問題が残っている。彼らは、何よりも仲間外れにされることを怖れ、相手の心に踏み込んで相手を傷つけることを怖れて、表層だけの「仲良し」を演じ続けている。それは、私権の強制圧力が衰弱しても、夫々に別の家庭で生まれ育ち、受験や恋愛に駆り立てられるという現実が残存しているからである。つまり、既に私権収束は生命力を失ったにもかかわらず、私婚や私権の制度はそのまま残存しており、そうである限り、警戒心を解くことが出来ず、本当に心を開くことが出来ないのである。既に生命力を失って形骸化した私婚・私権制度によって、無理矢理、受験や就職や結婚に向き合わされるこの状態は、彼らに深刻な精神疲労と肉体疲労を負荷させているが、その得体の知れない負荷は若者だけではなく、むしろ全ての中・高年により重くのしかかっている。

離婚の年次推移より
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を見る限り、私婚制度は既に生命力を失って形骸化したといっても良いでしょう。しかし、制度として残っているため、足枷となってしまっています。

「実現論」より
’70年以降ここまでの、私権圧力の衰弱⇒本源収束の潮流を堰き止めているものの正体は明らかだろう。既に生命力を失った私婚制度・私権制度という、制度の堰である。もっとも、未だに誰も、それを私婚・私権の行き詰まりという形で、明確には意識していない。しかし、人々は直観的に、常識や制度の行き詰まりを感じ取っている。そして、社会が行き詰まるにつれて人々は閉塞感を強め、今や大半の人が「この社会を変える必要」を認めるに至った。こうして本源収束の潮流は遂に、社会統合へと収束し始めた。

なんでや露店で聞かれるお題の推移を見てみても、確かに社会収束し始めている。
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「GRAND THEORY vol.8」より
社会的なお題(⇒社会収束)を聞いてくる人の多くは、現実の圧力を受けながら働いている社会人がほとんどとなっている。ならば、社会収束を加速させていくためには、有閑層(現実の圧力から遠い位置)にいても駄目なのだろう。
つまり「現実の圧力を受けた場から社会収束は始まる」のであり、仕事の場が変わっていくことこそ必要なのだと感じる。

List    投稿者 kura | 2010-03-20 | Posted in 11.世論形成の場、ネットの可能性3 Comments » 

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コメント3件

 蟻力神 | 2010.11.16 17:47

日本は私権の国家ですか?私権は確かに存在していますね。

 早漏防止コンドーム | 2011.03.31 18:21

早漏は精神的な面、身体的な面が影響し起こるモノで全てが貴方の責任ではありませんので深刻に悩む必要はありません

 spain hermes | 2014.02.02 23:02

carre hermes ebay.fr 日本を守るのに右も左もない | 人々の意識⇔国家(制度)⑩~私権社会の本質に迫る~

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