2010年03月27日
潮流1~共認原理と私権原理~
当ブログの目的は、次代の新たな可能性を探り、今何をなすべきかを見定めることにある。今、社会は全面閉塞に陥り、誰もが「出口が見えない」「答えが欲しい」と必死に突破口を探している。つまり、誰もが目標を見失って、答えを探しており、それは、もはや自分だけの課題ではなく、みんなに共通の普遍的な課題になってきている。実際、家庭も、学校も、企業も、国家も、それぞれに深刻な問題を抱えて行き詰まり、今や目標を失ってフラフラと迷走しているだけである。混迷する社会はどこに向かおうとしているのか?
このシリーズでは、るいネットの投稿である「潮流」シリーズを題材にしてそれを探っていきたい。
集団や社会にはその固有の成立構造がある。今、社会はどのように変わろうとしているのか、それを探るためには、集団や社会がそもそもいかなる構造において成立(統合)しているのかを、まず知らねばならない。
その観点から、シリーズ第1回目の今回は、人類社会の統合原理である共認原理と序列原理について、まずは明らかにしてゆきたい。
(写真はfrickrさんからお借りしました。)
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