2023年04月18日

大AI時代に備える~AI時代の大転換「〇〇側が激増する」

少し前、web3についての記事を書きましたが、たった数ヶ月で時代の動きが大きく変わっています。

chatGPTの登場を皮切りに、AI技術が物凄いスピードで進化している。このことから、web3=AI進化であり、ブロックチェーン技術がweb4という定義し直した方がいいという声も上がっているようです。

世間一般にもAI技術が広く認知されるようになり、様々な意見が飛び交っています。

そんな中、よく聞くフレーズとして、「AIに人間の仕事が奪われる」というものがあります。

これは本当なのでしょうか??

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確かにそういう仕事も出てくるでしょう。でも、それってAIが出てきたからだけではありませんよね。いつの時代だって、消える仕事もあれば、新しく生まれる仕事もある。ただそれだけのことです。

それよりも注目すべき、あるいはアンテナを張っておくべきことは、AIによって生まれる新しい仕事やビジネスモデルの方でしょう。

この点についても、現在様々な見解が世の中には溢れています。
(参考事例:https://gentosha-go.com/articles/-/50073)

AIによる自動化により、様々な新しい仕事が生まれることは確実ですが、もう少し本質的にどのような転換が起こるかというところに注目してみます。

注目ポイントの1つとして、【作り手側・提供する側が激増する】という大転換が起こると考えられます。

2022年にAIで描いた絵が、絵画コンクールで優勝するという出来事が起こりましたが(https://www.cnn.co.jp/tech/35192929.html)、これが象徴です。

絵画だけでなく、文章作成、楽曲作成、ホームページ、動画作成など、「クリエイト」分野において、あらゆるものを誰でも高品質に作れる時代が確実に近づいています。

「クリエイト」分野だけでなく、「先生」と呼ばれる職業(教師・弁護士・医師etc…)においても、AIがあれば誰でも知識なら提供できるようになるでしょう。

極端に言えば、国民全員がクリエイターであり、知識人という状態です。

「私は上手な絵が描けるよ!仕事を任せて!」とか「僕は豊富な知識を持っているよ!ぜひ仕事を任せて!」なんて、言えない時代が来るわけです。

この、「作り手側・提供する側の増加」いう流れは、近年の意識潮流からも加速するに違いありません。

キャンプの流行、DIYの流行、ワークショップ形式のイベントの流行など、顧客を作り手側に配置するサービスはどんどん増えています。

この潮流をよくよく理解していると、次のような差になります。

A社
「次の新商品のPRをするための広告を作りたいな。よし、AIを活用して省力化して広告を作ろう!」
B社
「次の新商品のPRをするための広告を作りたいな。よし、お客様からアイデアを募集して広告を作ろう!AIを使ってポスターや動画を作ってもらい、優秀なものには新商品を無料で提供することにしよう!」

A社もB社も省力化には成功していますが、B社の方が早期に(制作段階から)ファンを巻き込むことにつながる点で有利だと言えます。

AI時代には、上記の例のように「受け手側を作り手側に巻き込む」ことが1つの勝ち筋になるかもしれませんね。

いずれにしても、まずはAI時代に乗り遅れないこと。その特性や使い方、使いどころを知るところから。私も乗り遅れないように勉強していきます!

List    投稿者 hiramatu | 2023-04-18 | Posted in 11.世論形成の場、ネットの可能性, 12.現代意識潮流No Comments » 

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