2011年04月26日
4/17なんでや劇場(8)を踏まえた福島原発の状況⇒内部被曝をどうする?
画像は「地元紙で識るオキナワ」からお借りしました。
「4/17なんでや劇場(8) 福島原発がどうなるか?」では、「安全」を強調する政府・東電の発表とは裏腹に、福島原発が非常に危険な状況にあることが提起されました。
この間の福島原発の問題で、政府・東電がウソをついてきたことや、2週間前から原発報道が止まったことから考えても、福島原発は危険な状況にあると考えて間違いない。
放射性物質は原発の底に山盛りに溜まっている。
それには2段階あって、格納容器に溜まっているかorそれを突き抜けてコンクリートの床に溜まっているか。
そして、放射性物質は自然分裂を超えて連続分裂の段階に入っていると考えられる。超高濃度の汚染水が検出されたことをはじめとして、その証拠はいくつもある。
福島原発は一体、どうなるのか?
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4/17なんでや劇場(7)東北沖地震の特異性と今後の地震予測
●今回の東北沖地震の特異性
(画像はコチラからお借りしました)
M8クラスの地震が3連発で起きた理由は、マグマ化した熱量が非常に大きかったためである。今回壊れた3点は北~南へと直線上に並んでおり、1番目北→2番目南→3番目南へと連続して壊れている。それだけの巨大な熱量が働いていた結果である。
しかも、今回の地震では300kmに亙って地盤が沈んでおり、平安時代の東北沖地震でも関東大震災でも例がない。それだけ強力な地震であったということである。それだけの長さの地盤が沈んだということは、新しいプレートができる始まりなのかも知れない。
さらに、最も特異な(説明が困難な)ポイントは、
・太平洋側にある震源地の地盤が東に24m動き、しかも3m隆起した。
・海岸線の地盤が東に5.3m動き、1m以上沈下した。しかも300kmに亙って沈んでいる。
という点である。
○資料:「本震に伴う地殻変動(水平・上下)」
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4/17なんでや劇場(6)熱膨張によって地殻に働く力→破断と岩盤の最溶接
●厚さ100kmの地殻はどういう状態なのか?
○資料:「角田史雄『地震の癖』要点」リンク
繰り返された地震によって、ほとんどの地殻には無数の破断線(断層)が入っている。その下は電磁波が往復する電子レンジ状態である。それによって地殻の岩盤もその下の層も熱くなって柔らかくなり、膨張している。
地殻の岩盤にはどういう力が加わるか?
①各分子は熱膨張によって押し合いへし合いし、上下・左右に圧縮力が生じる。
②同時に下部の柔らかい岩盤の熱膨張によって下から上へと押し上げられ、曲げ圧力が加わる。
画像はこちらから
こうして岩盤に圧縮力と曲げ圧力が加わり、イメージとしてはガラスが割れるように表面にヒビ(破断線)が入る。
しかし、岩盤の剛性が高ければ(硬ければ)、一瞬にして破断するはずであるが、実際には1日~1週間~1ヶ月とタイムラグを以って余震が続く。つまり、力が別の場所に伝わるのに時間がかかるということだが、これは何故なのか?
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