2011年04月29日
原発を巡るみんなの意識は、どうなっているのか?
東北震災→福島原発事故から早1ヵ月半になろうとしています。私自身は、原発が危険で、無くした方が良いことは知ってはいましたが、不勉強でした。今回の事故を契機に、みんなでいろいろ調べていった結果、
・長期に亙る放射性物質の危険性
・人類は原子力をとてもコントロールできている状態ではないこと
・原発が無くても、電力を賄うことは可能なこと
・原発に替わる新しいエネルギーに大きな可能性があること
などを知るに付け、「原発を無くさないとマズい」しかも「(時間は掛っても)無くすことは可能だ」と強く思うようになりました。連日連夜の原発報道、またネット界における原発問題の追求を見るにつけ、これは私だけではなく、日本人のほぼ全員が「原発無くすべし!」と思っているはずだ、と考えていました。
ところが、2011年4月中旬に行われた「統一地方選挙」の結果は、予想を大きく裏切るものでした。今回の統一地方選で当選した知事のほとんどが原発推進派の現職、東京都知事の石原慎太郎氏も原発推進派であったにも関わらず当選しました。先日の東京都区長選でも、反原発派と言えるのは、世田谷区の元社民党国会議員の保坂展人くらい・・・。
一体、原発に対するみんなの意識はどうなっているのでしょうか?