2010年06月24日
自民党派閥の系譜図 ~在任期間が長い首相の共通点と民主党の背後に潜むアメリカ~
今回は、自民党の派閥の系譜をまとめてみました。
戦後、自民党は政権の大半を握ってきましたが、党内には大きく2つの派閥がありました。
旧自由党系列と旧民主党系列です。
この二つが合併して1955年に自由民主党が結成。
これより自民党と日本社会党の二大政党時代がしばらく続き、一般的には55年体制と呼ばれました。
この二つの派閥(その中にも小さな派閥がある)は、自民党総裁をめぐり熾烈な争いを繰り広げてきたわけですが、その背景には、脱米派と親米・従米派という構図を見て取ることができます。
こうした前提をもとに自民党の派閥の系譜を以下にまとめています。
1970年以降、特に在任期間が長い首相に注目してみるとある共通点があらわになっています。
また現在、自民党から民主党へ政権交代が行われていますが、その民主党の内部にはアメリカの共和党の息のかかった松下政経塾出身者がかなり多い状態にあります。今後の日本が脱米へ迎えるかどうかは、松下政経塾出身者達の動向に注目していく必要があります。
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