2014年02月11日

【情報戦】7.~なぜ中国は、自集団内の規範を説く「論語」や諜報の重要性を説いた「「兵法」を生み出せたのか?


前回の記事では、古代ヨーロッパ社会の統合においてキリスト教が果たした役割について扱いました。(リンク
古代のヨーロッパ国家は、集団を喪失した海賊・山賊の寄せ集めだったため裏切りに次ぐ裏切りが日常化しており、国家のみならず個人の内面すら統合不全に陥いっていました。
そこで登場したのが宗教であり、司祭の前で罪を告白し、定められた改悛の業を行えば、罪の意識から開放されるという告解(懺悔)のシステムを生み出しました。この告解(懺悔)のシステムにより、個人の内面を統合し、裏切りに次ぐ裏切り裏切りにも一定の抑止力を働かせてました。そして告解を教会の収入源に転用していく「免罪符制度」、さらに「告解」を使った「諜報」活動へと展開されていくのでした。
今回お送りするのは、宗教という架空観念に収束していったヨーロッパとは対照的に現実的な側面から本源的な関係規範を説く「論語」や「孫子の兵法」を生み出した中国について注目してみたいと思います。
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以下、るいネットの記事(リンク)からの引用です。
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西洋で「キリスト教」「告解(懺悔)」が確立されていく一方、東洋では自集団内の規範を説く「論語」 諜報の重要性を説く「孫子の兵法」が生み出された。この違いは何によるのだろうか?

(さらに…)

  投稿者 d0020627 | 2014-02-11 | Posted in 未分類 | No Comments »