2010年08月21日

民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測~総集編~

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参院選で惨敗した民主党は、9月の党首選に向けた動きが慌ただしくなってきている。ここ最近は、「解散・総選挙」を争点とした駆け引きも垣間見える。
 
菅を支持するグループは、「政権交代から1年の間に「鳩山―菅―新首相」と3人の首相が登場する事態になれば、解散・総選挙で信を問わなければならなくなる」と主張し、有力な対抗馬の出馬をけん制しているようだ。 
対する小沢を支持するグループは、「首相が代われば、解散にならない。このままの菅体制でいけば解散に追い込まれる」といった論調で、参院選惨敗を根拠に首相交代を主張しているようだ。
 
しかし、このタイミングで民主党は解散・総選挙ができるのかと言えば、それはまず不可能だろう。おそらく民主党に勝ち目はなく、衆議院でも過半を割ることになるはずだ。
 
一方この喧騒をよそに、渦中の人=小沢は依然目立った言動はない。しかし、表立った情報が出てこないだけであって、今回の党首選やその後の政治戦略について、着々と準備を進めているはずだ。自ら党首として表に出てくるのかどうかは未だ憶測の域を出ないが、日本の政界に対して大きな影響力を行使してくることは間違いない。
 
 
小沢も金貸し(ロスチャイルド)と繋がっているという点では、小泉などの従米政治家と同じ穴の狢ではあるが、脱従米路線に舵を切ることができるという意味においては、日本の国益にとって可能性を秘めた政治家ではある。
 
このような状況を踏まえて、今後の小沢の動向(影響力)や政界の動向を見極めるための基礎データとして、ここまで民主党内『小沢vs反小沢』勢力図予測シリーズを7回にわたって記事にしてきました。
 
今回は、その総集編を記事にしてみたいと思います。これまで作成した勢力図予測の内容に加筆修正を加えて、完成版に仕上げましたのでぜひご覧ください
 
  
応援よろしくお願いします 😀
 

(さらに…)

  投稿者 nishi | 2010-08-21 | Posted in 04.日本の政治構造2 Comments »